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映画公開直前!ディープすぎる『さよなら歌舞伎町』トークイベント潜入レポート

2015年1月22日(木) 22:19配信

(左から)川瀬陽太、村上淳、廣木隆一監督、樋井明日香、我妻三輪子、リカヤ、飛び入りゲスト?のかぶきちくん

(左から)川瀬陽太、村上淳、廣木隆一監督、樋井明日香、我妻三輪子、リカヤ、飛び入りゲスト?のかぶきちくん

新宿歌舞伎町にほど近いトークライブハウス「ネイキッドロフト」。金曜の夕方、決して広いとはいえない店内には多くのファンがぎっしり詰めかけ、今か今かとイベントの開始を待ちわびる…。この日、豪華ゲスト陣も登場する廣木隆一監督最新作『さよなら歌舞伎町』の公開記念トークイベントが開催されるとあって、店内は開始前から静かに熱を帯びていた。

当日のトークショーに登場したのは、監督の廣木、劇中で染谷将太の妹役を演じた樋井明日香、家出女子高生を演じた我妻三輪子、ホテルの従業員役でリカヤ、訳あり男性を演じた川瀬陽太。そして直前にこのイベントへの出演が決まった村上淳だ。イベント開始直後には、気がつけばふと店のカウンター側に立ち「川瀬君何飲む?」と、ひとりMCをする川瀬に呼びかける村上。こんなスターがいても、いい意味で歓声の一つもない空気感。ミーハーでない、本物の映画談義を聞きたいと集まっている客ばかりだ。

駄話バンザイ!?

まず登場したのはMC・進行担当の川瀬と廣木、リカヤ、村上。予告編の上映後、「予告編見てもらえると全てですけど(笑)、すごく面白い映画になったと思う」と挨拶する廣木に続いて、村上は「みなさん明けましておめでとうございます。カンパーイ!」と早速居酒屋ノリでこれから2時間に及ぶイベントが幕を開ける。

気を遣いながら進行しようとする川瀬に村上は「ネタバレしてもハードル上げても大丈夫」と絡んでいく。廣木はまず、脚本担当の荒井と組むことになった経緯を「荒井さんと中野が書いた本があって(監督を)やらないかという話が来た。原作はルポの本で、それを脚本にした。原作本はヒントになったくらい」と語る。舞台がラブホテルということで「ラブホのピークはどこか?」などという駄話で盛り上がる中「撮影中に来ていた客が(染谷を見て)二度見してて。そりゃそうだよね」(川瀬)などのエピソードトークも。

ピクニックに行く感じで(廣木)

本作の劇中歌を担当するつじあやのの曲について「性にまつわることなのに結構ほんわかした感じというか…」(川瀬)と感想を口にすると、「ジブリの音楽をやっているつじさんがやるっていうギャップはいいかなという気がしていて。“ラブホテルにピクニックに行く感じで作ってください”って言って作ってもらった」と監督ならではのこだわりが。さらに主題歌「Believe in love」(meg with SWEEP)のPVも初公開。曲を聴いたリカヤは「さっきまでの(下世話な会話をしていた)自分をぶん殴りたくなる…」とこぼし会場を笑わせた。

「ちょっとこのまま男子のみで進めるってのは…」と川瀬のフリで我妻三輪子と、樋井明日香も登場しようやくフルメンバーに。廣木の印象を聞かれ「監督っぽい怖さが…(笑)」と答える我妻に「サングラスしてるしね」とそそのかす村上。つられて廣木がサングラスを外し我妻を困らせたかと思えば「ワンカットでやってたから芝居しやすかったんじゃない? なるべくワンカットでやろうと思っていた」と急に真面目なコメントを差し込む。まさに“無礼講状態”となってくると川瀬が「廣木さんが怪獣映画撮ったら面白いな。…どう? 揺れ動く怪獣の気持ち的な…」と言えば「ワンカットでしょ?」と即応じる村上。これには廣木も「(スーツアクター)絶対辛いよ!」と笑わせる。

サングラスを外す廣木

サングラスを外す廣木

水色か、白か、ピンクか…(リカヤ)

ベッドシーンだけなのに衣装合わせがあったという村上は「事務所の人間と、今日何合わせるんだろうね?って話をして…」と困惑エピソードを披露。「それはスターに対しての配慮だよ!」と川瀬のフォローもむなしく、写真を見ながらリカヤが「タオルだ!タオル合わせ!水色か、白か、ピンクか…」とすぐに脱線。さらには「(村上淳がかぶっている)このパンティですよ!」ともう止まらない。また、撮影では「10時間待ちでした」と話す村上だが、待つのは全然平気だったという。その理由を「廣木組で待つのは、徹底して芝居を撮るから。だからまったくストレスじゃないし、やっぱ廣木さん凄いなと思っていたら10時間経ってました」と明かす。

村上「これ、ホテルのですから」川瀬「アトラスって書いてあるよね」

村上「これ、ホテルのですから」 川瀬「アトラスって書いてあるよね」

キャスティングの話になると我妻が「オーディションの時に、廣木監督に『大好きです』って言っちゃった」という話を。すると、村上が「監督そういうの真に受けちゃうから」と続き、極めつけは「すごくいい手だよね、それね(笑)。『大好きです』って言われたらね、絶対キャスティングだよね(笑)」と廣木のまさかの回答に村上も大爆笑。しかし、樋井と我妻に対しては「(樋井は)染谷と関係がある役だったり、(我妻は)リアルに新宿にいそうな家出娘だったり…。大人たちに混じってね、爽やかな風を吹かせてくれた」とねぎらいの言葉を贈った。

そして、主演の染谷将太をブッキング出来たのには、彼と仲が良かった川瀬の力が大きかったよう。『寄生獣』などが決まっていたりと多忙を極める中でも「廣木と組みたい」という染谷の思いを実現させた川瀬に、現場で廣木が真っ先に伝えた言葉は「川瀬君、ホントありがとね」だと明かした川瀬。真っ先に自分のことでなく染谷の件に触れられたことに「あー、もう俺には期待していないんだなと、そうかそうか…(続く)」と当時の思いをぶちまけ始めると会場は大爆笑。しかし、結果廣木組での仕事には「楽しい現場になって良かった」と振り返った。

本当に甘い匂いがして…(我妻)

我妻とのシーンを演じた忍成修吾について「柔軟剤と香水と…体臭が混じったようなのが素晴らしくいい香りで」と匂いの印象を話す我妻に「それ最高だね!」と絡む村上。後ろに場面写真が映し出されると「これ洗剤のCMみたいだよね(笑)。やわらかい…(笑)」と川瀬。すると「(この時は)私もいい匂いです」(我妻)と謎の便乗アピール。また、染谷と共演した感想を聞かれた樋井は「(対面してみたら)まつげ長いと思った」と役ではなく本人の印象を話し、川瀬が「あいつ、バンビみたいだもんね。バッサバサだもんね…」と悪乗り。さらには廣木まで「お父さんに会ったけど、お父さんもバッサバサだもんね」とさらに便乗。「そこなんだ…」とつぶやく廣木に「女子はね、男子のまつげの長さを結構見ますよ」と川瀬がまじめに返すと「タバコ何本乗るかとかそういうやつ?」と村上が茶々を入れる。終いには「むちゃくちゃ言ってるぞー、染谷っ」(川瀬)。

途中、登場したホン・テシはリカヤと同じくホテルの従業員役。

途中、登場したホン・テシはリカヤと同じくホテルの従業員役。

二部ではさらにディープに…

休憩を挟んでの第二部。「(この辺で)ちょっぴり真面目な話を」と村上が切り出すと群像劇を「(今まで)撮っていない」という廣木は「一本の映画としてまとめられるかは大きなチャレンジだった。いろんなカップルが居て、その底辺に流れているものがある程度見えれば面白い」と語る。そのカップルの描写を村上は「すれ違い方がオシャレ」と表現。そしてリカヤの「歌舞伎町って、世界一平和なところだと思う。そういった大きな街を(舞台の)アトラスに集約したというか、そこがひとつの歌舞伎町でもあるというか…」との発言をきっかけに、新宿で移りゆく街の様相など“真面目な歌舞伎町談義”に突入していくのだった…。

新宿談義の中、再度映画の話に戻ると「一番淳さんの部屋がノーマル。はっちゃけてるけど、ラブホテル的にはノーマル」と語るリカヤの言葉を受け「なんで僕ボカシ入ってるんですか!」と廣木に訴える村上。すると廣木が「『ラストタンゴ・イン・パリ』っていう僕の好きな映画があるんだけど」…と切り出し、後に観た無修正版での落胆が大きかったとコメント。すると「(ボカシは)本当は入れたくない?」と続ける村上に「要らないけどね。規制っていう意味ではSEXに関して隠すもんかなっていう気がする。お金払って見たい人が見に行くから、それだったら(なくても)いいんじゃないかなと」と持論を展開。その後映倫の話、さらにはVシネマとどんどん話は広がっていった。

男だけの真面目な話

男だけの真面目な話

観客から見所を聞かれて

村上:「廣木さんのファンなので、呼ばれるたびにOKラインが上がるようで緊張して。真面目な話、若い子たちに印象を聞いていたのは、たぶん今、世の中で廣木隆一って怖がられていると思う。芝居に関して粘るから。今回の作品を観て思ったのは、演者が全員素晴らしい。誰かが光っている映画はあるけど、さすがは廣木さんだなと思わされた作品」
川瀬:「(オレオレでしょ?と村上に突っ込まれて)大きな泥船に乗ったつもりで、ビシッとやってるので。」
樋井:「みんな良かった。後は我妻を見てください」
我妻:「染谷君がずっとてんやわんやしているのが…(今までは)クールな役が多かった気がするので。てんやわんやしてるし、いろんな人と関わるので、珍しいなと思います。あと樋井さんがいいです」
リカヤ:「新宿テアトルに貼ってある僕の写真を見てください」
廣木:「僕が初めてやった群像劇。役者さんが楽しんでやってくれたのが嬉しい。パート2をやりたいなと」

廣木のコメントを受け「僕死んでないです。死んでない…」とすぐさま出演をアピールする村上に、「死ぬような映画じゃないって!」と突っ込む川瀬。廣木からは「その後が見たいと思わない?」と期待させるコメントも飛び出した。

最後の最後にサプライズ

いい感じでイベントも終了…と思いきや、ある異変に気づいたリカヤが「どちら様ですか?」と声をかけるその方角に、新宿区非公認キャラクター「かぶきちくん」が登場。狭い会場の中で「(大きくて)超邪魔くさいな~(笑)。動くのやっと的な」と川瀬が即イジると、廣木も「かぶきちくん、こっち!」とご指名し、さらには「一言しゃべる?」と無茶ぶりも。

「かぶきち、こっち!」

「かぶきち、こっち!」

「舞台挨拶にも呼ぼうよ!」とお気に入りの廣木。最後はかぶきちくんを含めた写真撮影イベントを締めくくり、マスコミのフォトセッションの後にはお客さんにもフォトタイムが設けられ、最後まで和やかな雰囲気の中イベントは終了した。


映画『さよなら歌舞伎町』
2015年1月24日(土)より、テアトル新宿ほか全国順次公開

新宿・歌舞伎町のラブホテル。愛が見つからない大人たち、男と女が交錯する、かけがえのない1日
一流ホテルマンと周囲に偽るラブホテルの店長・徹。彼は有名ミュージシャンを目指す沙耶と同棲しているがちょっぴり倦怠期。ある日、徹は、勤め先の歌舞伎町のラブホテルでいつもの苛立つ1日を過ごすはずだった。そこに集まる年齢も職業も違う訳アリな男と女たち。彼らの人生が鮮やかに激しく交錯した時にあらわれる欲望や寂しさ、そして秘密とは―。

出演:染谷将太、前田敦子、イ・ウンウ、ロイ(5tion)、桶井明日香、我妻三輪子、忍成修吾/大森南朋、田口トモロヲ、村上淳、河井青葉、宮崎吐夢、松重豊、南果歩
監督:廣木隆一 脚本:荒井晴彦、中野太
(C)2014『さよなら歌舞伎町』製作委員会 R15+


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