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強みも弱みも全部聞いた! 生まれ変わった「TSUTAYA TV」の可能性とは

2015年10月9日(金) 10:00配信

新生「TSUTAYA TV」の実力とは…?

新生「TSUTAYA TV」の実力とは…?

この8月末に「觀られない映画がない」と銘打ってリニューアルを遂げた「TSUTAYA TV」。まだIPTV(=Internet Protocol TV。従来の放送に加え、インターネットを利用した映像配信が可能になったテレビ)黎明期だった頃の08年からスタートしたこのサービス、一体どのように変化したのか。サービス担当者に突撃取材してみた。

「TSUTAYA TV」という名の複合サービス=独自の強みに

編集部:いきなりですが…リニューアルのキッカケは、Netflix(9月2日よりサービス開始中)の上陸と関係ありますか?

担当K:実は違います。今回のリニューアルでは視聴環境の改善のための対応があったので、例えば、もともとPCからの視聴には専用アプリが必要でしたが、それが不要になりました。

編集部:なるほど、そういう細かい手間が省かれるとユーザーとしてはありがたいですね。さらに、配信だけではカバーできない部分を宅配レンタルサービスの「TSUTAYA DISCAS」と組み合わせることで、まさに“死角がない”ということですが…?

担当K:我々がベストだと思っている補完関係は、「TSUTAYA DISCAS」で借りにくい作品があった時に「TSUTAYA TV」を使って配信で見てもらいたい、ということです。先にも言ったとおり、PCからの「TSUTAYA TV」は今まではアプリ経由でしたが、リニューアル後は「TSUTAYA DISCAS」の画面から直接再生できるようになりました。これが今までできていなかったので、一番大きいところかなと思います。

編集部:確かに。配信であれば、タイトルさえ対応していれば在庫という概念はないですからね。引き篭もり生活が捗るとしか思えません…。

TSUTAYA TV

右タブの「動画配信」から…

Netflix

直接再生。アプリがないだけで敷居もグッと下がるというもの

担当K:さらに、今まで以上に「TSUTAYA DISCAS」と連携を強めたことで、テレビからも作品レビューが見られるようになりました。これはおそらくウチだけじゃないかと思いますし、他のサービスよりはこの辺の情報の強みはあると思っています。他にも、ログインしたユーザー属性に準じておすすめされるリコメンド機能なんかももちろんあります。

リニューアル時の取捨選択は…

編集部:テレビのカバー範囲はどの程度なんですか?

担当K:2008年以降に出荷されたインターネットに接続できるTVの大半をカバーしています。Netflixとかだと昨年出たような端末(専用のアプリが用意されている端末)しか対応していませんから、対応TVが多いのは強みですね。ただ、広範囲をカバーする分UI(ユーザーインターフェース)が古いのが弱点ですが。広範囲をカバーできているものの、NetflixやHuluと比べられるとチープなUIだなと思われるかもしれないですね。ただ、多くの視聴環境を取り込むためにはそうするしかないというのもあります。

UIで言えば、デザイン上意識したのは、十字キーを押した時に次どっちにいくか分かりやすいようにしたんです。前はもっと細々していましたから。引っかかる要素を極力減らしました。慣れると一発でメニューを出せるようになりますね。左右はメニュー要素で、上下はページ切り替え要素で固定にしています。NetflixはスマートTV仕様なので、グリッドが固定されているので目線がブレずに使いやすい。それは優れた設計だと思いますが、そもそもの作りが違いますからね。

TVではリモコンがあるので視覚的・感覚的にわかりやすく

TVではリモコンがあるので視覚的・感覚的にわかりやすく

さらに、画面に出る情報が過多だったのを、コンテンツの没入感をより高めるために、なるべくジャケ写を大きく見せようとしています。作品タイトルも敢えて書かずに、ジャケ写だけ振り切って、結果、画面がごちゃごちゃしないような配慮はしています。僕らはアダルトもやっているので、文字よりは絵で見せたほうがコンバージョンが良い(より作品詳細が見られる)んです。

絵力はやはり強し

絵力はやはり強し

編集部:なるほど。アダルトもあるとなると、何か工夫はあるんでしょうか?

担当K:ペアレンタルロック(視聴年齢制限)の設定があるので、パスワードで表示非表示の切り替えができます。アダルトのメニューすら出ない状態にすることも可能ですよ。

編集部:ナイスです。

担当K:ポイントは、アダルトと一般を混在させていないところです。完全に表と裏で分けていますので、視聴履歴が混ざることもありません。

編集部:ありがとうございます。この細かな気の配り方、色んな意味で助かりますね(笑)。

サービスに加入して、結果ガッカリ感をなくす

担当K:入会していない状態でも、新着作品などのラインナップが分かるようにしています。単純に「今すぐ無料お試し」という言葉だけでは説得力がないので、リアリティを持たせようとしていますね。結果、「入ってみたら意外としょぼかった」というのはないと自負しています。他サービスはコンバージョン重視なので、入会導線以外は見せていないんです。それはそれで狙いでしょうけど。

このリニューアルの目玉でもある、月額933円(税別)で新作が毎月2本まで視聴できる定額の配信見放題プランは「TSUTAYA TV」の強みですね。また、見放題プランの他に都度課金もできるので、新作が潤沢にあるんですよ。新作の配信はNetflixやHuluにはないので大きな差別化ですし、「TSUTAYA TV」を選んで頂ける十分な理由になるのかなとも思っていますね。

TSUTAYA TV

「TSUTAYA TV」では具体的な作品を提示

Netflix

見放題の配信サービスだとこんな感じ。

編集部:動画配信数の“5万”という数字はどのくらいの規模感なんでしょう?

担当K:多いほうだと思います。見放題だけでなく、都度課金の商品提供していない限りそんな数にはなりませんから。タイトル数で言えば多い方かと。見放題の対象は旧作ですが、アダルトも一部見放題です。ちなみに新作でも一部見放題にしているんです。

編集部:

マルチデバイスは今や当たり前。ダウンロード再生は使ってほしい

担当K:今やどこでもネットが手軽に繋がる時代ですから、もちろんマルチデバイス対応なんで、視聴途中のものの続き再生などは他サービスと同様です。あとスマートフォンに関して言うと、ダウンロード再生に対応しているので、Wi-Fiであらかじめ端末にデータを落としてしておいて、移動中に観るということも可能ですよ。

編集部:ダウンロードと視聴は同時にできるんですか?

担当K:出来ます。利用シーンの例としては、例えば複数話ある海外TVドラマとかで、テレビで視聴している間に、先の話をスマホにDLしておき、外出先で続きを見る、とか。これは使っていただきたい特徴でもありますね。

なんとなく本当に死角が無いように思えるが、今後の課題や可能性は?

担当K:まずはUIですね。見放題だけのサービスなら作品のラインナップがさほどではなくても、見放題以外の要素がないので、UIが洗練できる。リアルのレンタル+配信という複合サービスの中にある「TSUTAYA TV」はまずそれが難しいですし、サービス内容をちゃんと理解した上で使えるまでのハードルが高いんですよね。

ただ、見放題コンテンツは正直そんなに差はないと思っています。勝負はやはりオリジナルコンテンツですかね。Huluなら日テレ、NetflixならUSのドラマとフジテレビとか。

編集部:なんだかんだ商品ですよね。最低限の使いやすさは必要ですが。作品に魅力があって安くないと。

担当K:他には例えば、もうちょっとちゃんとやりたいところで言うと、ドラマのような連続巻モノの作品を最後まで観ていると「次のエピソードを再生しますか?」という選択肢が出るようにしました。そうでないといちいち流れが切れてしまいますから。

編集部:ユーザーを廃人にする準備はあるぞ、ということですね(笑)

担当K:ただ、そのお伺いを立てるタイミングがNetflixなんかは本当にジャストタイミングで出てくるので。そこはすごくて手強いですね。こういうことだけでなく細かいところではまだまだ改善できるところは多々あります。また、今後はこのリニューアルをベースにスマートTV仕様も考えています。

編集部:そちらも期待したいですね。今日はありがとうございました。

(取材・文:T-SITEニュース編集部)


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