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『図書館戦争』だけじゃない!ハマったら抜け出せない有川浩作品の魅力とは?

2015年10月8日(木) 18:04配信

10月10日に映画『図書館戦争 THE LAST MISSION』が公開される。
この作品の魅力のひとつ、激しい戦闘シーンのなかに織り込まれるベタ甘なラブストーリーに心を奪われた人も多いのではないのだろうか。そんな人たちに是非お勧めしたいのが、原作者である有川浩氏の初期代表作となる、『塩の街』『海の底』『空の中』という、いわゆる自衛隊3部作と呼ばれている作品だ。

『図書館戦争』の原点ともいうべき、この作品たちは、綿密な自衛隊の取材を基に描かれたリアルな描写と、突飛もない設定が入り組み、見事なSF小説となっている。
さらに忘れてはいけないのが、『図書館戦争』の堂上や小牧、手塚などのポジションとなる最高に素敵な男性の登場人物たち。
有川氏が描くそれぞれの男性像に、女性は無条件に憧れずにはいられないはずだ。そんな3部作を、それぞれ紹介していこう。

はがゆい距離感が胸を締め付ける!デビュー作『塩の街』

デビュー作『塩の街』

デビュー作『塩の街』

まずは、有川氏のデビュー作となった『塩の街』。舞台は塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。人間さえも塩化され、社会は滅びようとしていた。そこに生き残った秋庭と真奈のもとには、塩害に翻弄される人々が次々と現れ、消えていくのだ。

この作品で活躍するのは陸上自衛隊。必死に人々を救いたいと願う一心で、本当に守るべきものとは何かを教えてくれる。なによりも、真っ直ぐに秋庭を想い、絶望の中でも一途に生きる道を選ぼうとする真奈と、どこか世界を捨てたように見えて、真奈を必死に守り抜こうとする秋庭のはがゆい距離感が胸を締め付けるのだ。
この2人の前に現れては消えていく人々のエピソードも、涙腺を激しく刺激する。なかでも、軽犯罪で捕まった後、人体実験で塩害にされ、死を恐れ脱獄する男の子のエピソードは涙なしで読むことができない。

冷静な冬原、不器用な夏木。2人の自衛官に胸アツ!『海の底』

海上自衛隊が登場する『海の底』

海上自衛隊が登場する『海の底』

続いて紹介するのは、海上自衛隊が未曾有の事件に巻き込まれる姿を描いた『海の底』
ある日、横須賀の海から出現したのは、巨大な赤い甲殻類の大群。容赦なく人を食べていく惨事を目の当たりにし、救出した子供達を停泊中の海上自衛隊潜水艦に避難させる。しかし、その子たちは様々な家庭事情を抱え、ゆがんでいたのだ。外では警察と自衛隊、米軍の駆け引きが生々しく行われるなか、次々と死傷者が増えていく――。

横須賀の街中のパニックとともに、潜水艦に立てこもった自衛官と子供達、そしてその親を含む心理戦に目が離せない。なによりも、冷静な冬原、不器用だが真っ直ぐな夏木という2人の自衛官、そしてそんな夏木に憧れの目線を持つ、17歳の望とのやり取りは胸を熱くさせる。
この夏木と望の5年後の話が『クジラの彼』のなかの『有能な彼女』で描かれ、その表題作に冬原と、彼女である聡子との出会いについて描かれる。
これをセットで読めば、さらに深く楽しめるはずだ。なによりも、冬原が海上自衛隊の潜水艦に抱く想いを綴る、「潜水艦は潜るもの。沈むものではない」という文章は一度触れてもらいたい。前後のストーリーとともに、必ず海自についての見方が変わるはずだ。

ツンデレの空自パイロット・光稀の行動にドキドキ!?『空の中』

航空自衛隊が活躍する『空の中』

航空自衛隊が活躍する『空の中』

そして、航空自衛隊の活躍を描いたのが『空の中』
謎の航空機事故が相次ぎ、メーカーの担当者、高巳と生き残った自衛隊パイロット、光稀は調査のために空に飛ぶ。高度2万メートル、事故に共通するその空域で彼らが見つけた秘密とは…。
それと同じタイミングで子供たちが海辺で見つけた不思議な生物とともに、秘密が解き明かされていく。

UMAがキーとなる小説はたくさんあれど、ここまで人間的で、心に満ちたUMAはなかなかない。かなりトンデモな設定だが、そこは有川作品。しっかりと琴線に触れる作品になっているのだ。もちろん、ここにもほのかなラブストーリーが展開される。男勝りで口が悪く、行動も女性らしさとは程遠い空自のパイロット、光稀は、好きと意識した途端、驚くほどの言葉をポロリとこぼしてしまったりもする超が付くほどのツンデレ。そんな光稀と、高巳の後日談を描いた『ファイターパイロットの君』も、一緒に楽しんでもらいたい。

この3作に共通するのが、自衛隊を舞台に、一途に愛する人を守る人たちを描いているということ。それは、今の時代だからこそ、よりリアルに、色濃く私たちに響いてくるのかもしれない。思い切り楽しみ、涙を流しながら、本当に大切なものはしっかりと自分の手で守らなければならないと思わせてくれるこの作品たちは、明日が今日のように過ごせるとは限らないことをしっかりと教えてくれる。だからこそ、今思う相手への気持ちは口にしなくてはいけない。そんなことを実感させてくれる。

だから、有川作品はハマると抜け出せないのだ。(文:吉田可奈)


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図書館戦争 図書館戦争シリーズ1

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著者 有川浩 
概要 2019年。公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる『メディア良化法』の成立から30年が経ち、日本はメディア良化委員会と図書隊が抗争を繰り広げていた。笠原郁は、図書特殊部隊に配属されるのだが……。

※内容は2011年3月時点のものです

 作品詳細・レビューを見る 

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アーティスト情報

有川浩

生年月日 1972年6月9日(45歳)
星座 ふたご座
出生地 高知県

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