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シンディ・ローパー、20年ぶりの仙台公演。そしていよいよ1月20日最終公演・日本武道館

2015年1月20日(火) 00:10配信


  • photo by 田浦ボン

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  • 仙台サンプラザ公演前会場内写真

シンディ・ローパーのデビュー30周年を祝うスペシャル・コンサート「シンディ・ローパー30周年アニヴァーサリー・セレブレーション・ジャパン・ツアー」の仙台公演が、1月18日(日)仙台サンプラザにて行われた。シンディ・ローパーの仙台公演は1995年同会場で行なわれた公演以来20年ぶり。そして、東日本大震災から約1年後、ツアーの合間を縫って2012年3月5日に石巻の小学校などを訪問して以来の宮城県訪問となった。

シンディ御一行が仙台に到着したのは1月17日、この日は阪神淡路大震災からちょうど20年目となる日だった。その時もいち早く自ら「チャリティダイヤル」を設置し募金活動を実施、1996年の節分には、阪神淡路大震災の復興を願って、神戸の生田神社で行われる節分祭に参加するために来日。2011年3月11日の東日本大震災当日シンディは日本に降り立ち、その後ツアーを敢行し、会場では募金活動も行なった。なぜそこまで日本のためにしてくれるのか?後のインタビューでこう語っていた。

「私は音楽には癒しの力があると思っています。もしかしたら、その(震災の)ことを少し忘れられるかも知れない。ほんの少しの時間だけれど。そして気分が少し晴れるかも知れない。そしてまた現実に戻るわけですが、以前ほど辛くないかもしれない。私はいつも音楽に助けられてきました。なので単に私はそれを他の人にも伝えていきたいだけなのです」

1月17日、先の公演地福岡から仙台の空港に到着すると、震災のその後の事、仮設住宅や現状の住宅事情他、震災後の皆さんの心境を心配していた。ホテルに到着後、雪の中を歩きまわる。某有名店では牛タン、牛タン・シュウマイ、牛タン・ギョウザなどを美味しそうに食べていた。バンドメンバーにも食べてもらおうと「ずんだ餅」も購入。仙台の街を歩いたシンディは“Sendai is still a beautiful town…”と呟いていた。

ライヴ当日の仙台は、前日の雪模様から一転、強い風が吹きつけるものの、空は突き抜ける様な青さ。完全ソールド・アウト超満員の仙台サンプラザの場内では、シンディの登場を今か今かと待つ皆さん、緊張感すら漂う静けさ。しかし、シンディがあっと驚く形で登場すると、総立ち、そしていきなり最高潮に。シンディのライヴ第一声は「コンバンハ、ゲンキー? センダーイ!」。シンディ自身の“ようやく仙台公演が実現したわよ!”という想いと、“遂にシンディが仙台公演を実現してくれた”という観客の皆さんの想いがひとつになった、究極の一体感が感じられるライヴへとなっていった。

デビュー・アルバム『シーズ・ソー・アンユージュアル』からアルバム曲順通りではないものの、「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」「タイム・アフター・タイム」「シー・バップ」「オール・スルー・ザ・ナイト」といった大ヒット曲を含む全10曲中9曲を披露、「トゥルー・カラーズ」などの名曲とともに全15曲を歌い上げた。

この日最も象徴的だったのが、シンディが日本語で歌う「忘れないわ」。2012年のツアーでも歌われていたこの歌は、シンディが最も仙台で歌いたかった曲だった。元々はデビュー前NYのピアノバー「MIHO」で働いていたときに歌っていた曲でオリジナルはペギー・マーチという、史上最年少全米No.1記録を持つ女性歌手の大ヒット曲(1968年に来日した時にレコーディングし1969年1月にリリース。作詞山上路夫、作曲三木たかし)。

2012年に行なわれた日本外国特派員協会の記者会見でも、シンディは世界へ向けてこう語っていた。
「大震災は大変悲しい出来事でした。でもみんな前へ進もうとしています。「日本のことを忘れないで」と皆にいいたいのです。忘れて欲しくないのです。愛を送ることを忘れて欲しくないのです。被災地に友だちがいたら連絡してあげてください。そうすると“忘れていないよ”ということが伝わるのです。支えてくれているという気持ちが伝わるのです」

「みなさんのことをいつも思っているわ」という彼女が歌に込めたメッセージ。“ワスレナイワ、アナタヲ。アイスルヒトヨ、ワスレナイワ…。” と日本語で一生懸命歌うシンディの姿に、客席では多くの方々が涙していた。そして、「忘れないわ」に続けて歌ったのが名曲「タイム・アフター・タイム」。この曲に託したメッセージも、言葉にする以上に会場中のみんなの心に伝わったようである。

「センダーイ、ゲンキー!?」と言ってアンコールで登場すると、「上を向いて歩こう」を少し披露。自分のスマートフォンに入れた歌詞を見ながら日本語で頑張って歌うシンディ。その姿に観客の皆さんも協力して、みんなで一緒に歌いあげる。

最後の曲は「トゥルー・カラーズ」。この日はバックのキーボードもいつもは彼女自身が弾くダルシマーもなく、たった一人、完全なるアカペラで歌いあげる。すべての装飾を一切省いた「トゥルー・カラーズ」はまさに美しく感動的。最後のフレーズ“like a rainbow…” を会場中で歌いあげ、ショーは静かに終了した。20年振りの仙台公演は、今回のツアーの中で最も一体感を感じるものだった。そして、言葉で語るよりも、想いを「歌」に託したかのようなシンディの姿がとても印象的なライヴだった。

シンディ・ローパーのデビュー30周年を祝うスペシャル・コンサート「シンディ・ローパー30周年アニヴァーサリー・セレブレーション・ジャパン・ツアー」はいよいよファイナル東京公演を残すのみ。1月20日(火)7年振りの日本武道館公演が19時より。

◆ライブ情報

シンディ・ローパー30周年アニヴァーサリー・セレブレーション・ジャパン・ツアー
東京公演:2015年1月20日(火) 日本武道館
開場 18:00 / 開演 19:00
問)キョードー東京 0570-550-799 http://kyodotokyo.com
ツアー情報:http://cyndi-japantour.com

◆シンディ・ローパー 海外公式サイト

◆シンディ・ローパー 日本公式サイト


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演奏者 シンディ・ローパー 

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シンディ・ローパー

生年月日 1953年6月20日(64歳)
星座 ふたご座
出生地 米ニューヨーク・クィーンズ

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