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<インタビュー>ノエル・ギャラガー、初のセルフプロデュースでソロ再始動

2015年2月20日(金) 10:00配信

ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ

ノエル・ギャラガーが2ndアルバムにつけたタイトルは『チェイシング・イエスタデイ』。
ゆめゆめ、過去を回顧するモードのタイトルだと誤解することなかれ。なにしろアニキ、本作では初めて自分でアルバム全てをプロデュースしたり、サックスソロを初導入したり、スペースジャズ風のアンビエント感満載の曲を作ってみたりと、次々と新しいことに挑戦している。
つまり、その瞳がまっすぐ前を向いていることに、疑いの余地はない。

「今回、自分のことで驚いたことというのは…何もないな。俺は、そんなに驚くほど素晴らしいことをやってるわけじゃないから。自分の直感に任せてるんだ。これまでずっとそうだった。だから、特にないな」

本作で初めて発見した「自分の横顔」はあるかと聞くと、あっさりそう答えたアニキ。肩の力を抜いたこの感じこそ、ノエル・ギャラガーだ。同時にこれはつまり、自分がこれまでやってきたことに揺るがぬ誇りを持ちつつ、新しく書いた曲そのものが求めるものに直感的に応じて変化することで、彼の音楽の“新しさ”が生まれているということにもなる。

思えば、2011年のソロデビュー作『ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ』と同時期に、アモルファス・アンドロジナスとノエルは別のアルバムをほぼ完成させていたが、お蔵入りさせている。この『チェイシング・イエスタデイ』には、そのお蔵入りプロジェクトの際に作りかけていた曲もいくつか、完成して収録された。

「あのアルバムのリリースはないね。なぜって、良くないからさ。あのプロジェクトから救われた3曲は、『ドリーム・オン』のB面の『シュート・ア・ホール・イントゥ・ザ・サン』と、本作の『ザ・メキシカン』と『ザ・ライト・スタッフ』だ。他の曲は気に入らなかった。
でもなあ、アルバムを作るのに凄く金がかかったんだよな。だから信じてくれ、俺がお蔵入りさせたってことは、あれは、本当に悪い出来だったってこと(笑)」

その一方で、“良いもの”に対してノエルはきちんと固執する。例えば本作収録の「ロック・オール・ザ・ドアーズ』は、オアシスがデビューするよりも前、つまり20年以上前に書き始めていた曲。サビがすごく良いから、捨てられなかった…とノエル。

他にも、ノエルが友人としても先輩としても慕う元ザ・スミスのジョニー・マーが、本作の「バラード・オブ・ザ・マイティ・アイ」には参加。どうやらノエルは前作にも参加してほしかったが実現せず、念願かなって、今回のコラボとなった。

「彼はジョニー・マー・ショウを披露するようなタイプのギタリストじゃないんだよな。ジョニーは俺にまず『どうして欲しいんだ?』と聞いてきた。それで俺は『分からないよ、ただ弾いて欲しいんだ』と答えた。

その時の彼の演奏は控えめで、見せびらかすようなものではなかった。ただ、ギターを弾いてくれた。で、ジョニーの演奏が終わってみると、俺の求めていたものがちゃんとそこにあった。事前に何の話もしてなかったのに、だぜ?彼が熱心に集中して演奏するのを観ているのは、最高だったな。俺はまだまだだと思ったよ」

自分にはまだ成長の余地がある――そう考えることのできる謙虚さは、普段のビッグマウスからは想像しにくいかも。しかし、これもノエル・ギャラガー。こと音楽に関しては、謙虚で、だからこそ貪欲に、成長を志している。

「例えば俺がアルバムを作っていて、(新作収録の)『ザ・ガール・ウィズ・エックスレイ・アイズ』のような曲を書いて、自分で“デヴィッド・ボウイみたいな曲だな”と思ったり、誰かがそう思ったりしたとする。そうすると、俺はボウイの作品を何枚も聴いて、そこに俺のためになるものがあるか探ってみるんだ」

そう話すノエルの表情は、音楽好きの少年のよう。永遠の音楽オタクの現在地点、必聴だ。

VA3月号は、2月20日より全国のTSUTAYA RECORDSで無料配布される。また、本インタビューは2月20日よりVA netでも公開。 (文:妹沢奈美)(TSUTAYA「VA」2月20日号掲載)

◆リリース情報

チェイシング・イエスタデイ

チェイシング・イエスタデイ

2015年2月25日発売

初回限定盤(2CD):SICP-4395〜6 2,900円(税抜)
※ボーナスCDには、「ドゥ・ザ・ダメージ」「レヴォリューション・ソング」「フリーキー・ティース」「イン・ザ・ヒート・オブ・ザ・モーメント(リミックス)」「リーヴ・マイ・ギター・アローン」を収録
通常盤(CD):SICP-4397 2,400円(税抜)

TSUTAYA 予約/購入特典
オリジナル缶バッジ TSUTAYA ver.

ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ オフィシャルサイト

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