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今さら人に聞けない! プロが教える、聴いておくべきUKロックの名盤7選

2015年4月18日(土) 22:55配信

ウィリアム王子の来日で、改めて注目を集めた国・イギリス。ファッション、舞台、映画、文学、音楽などさまざまなカルチャーを生み出してきた国であることはよく知られているが、特に根強いファンがいるのが、数多くのロックレジェンドを生み出してきたUKロック。代官山 蔦屋書店のロックコンシェルジュ平井一史氏もUKロック派だという。

「アメリカとイギリスのロックの違いを端的に言うと、アメリカは明るくて、イギリスは暗いですよね。まずは音が違うんです。イギリスは湿気もあるし、アメリカと比べると音の抜けが違う。あとは、イギリスの音楽は内省的で、あまり脳天気じゃない。そこがいいんですよね」

平井氏は「時代に則した音楽」と続ける。

「アメリカはどちらかというとフォーク、カントリーがどうしても国の命題となっている。一方UKロックは、チャック・ベリー(Chuck Berry)などアメリカのロックンロールへの憧れを吸収して、ちょうどアメリカの音楽シーンが低迷していた時期にビートルズがアメリカに上陸してアメリカを制覇する。そして、時代が流れていく中で次第に体制批判をはじめたりと、いろいろな局面で時代に則した音楽をやっている気がします。そして、どちらかというと大人というよりは若者寄りの音楽ですよね。UKロックのルーツはやはりビートルズ(The Beatles)とローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)でしょう。UKロックを語る上では外せないですよね」

「私はどちらかというとThe Rolling Stones派。ただ、なんだかんだでずっとUKロックを聴いている」という平井氏に、聴いておくべきUKロックの名盤を教えてもらった。

聴いておくべきUKロックの名盤

The Beatles『Rubber Soul』(1965年)

「やはりビートルズは外せないですよね。本作はちょっとサイケな香りが漂うのがいい。それまではアイドル的な感じがあるのですが、だんだんアーティスティックになっていく。ビートルズは『Rubber Soul』『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』『White Album』のあたりが好きですね」

The Rolling Stones『Let It Breed』(1969年)

「ローリング・ストーンズ全盛期の作品。一曲目“Gimme Shelter”でヤラれるんですよね。中盤で盛り上がりつつ、ちょっと泣ける感じも入ってくる。完璧なアルバムだと思います」

Led Zeppelin『LED ZEPPELIN II』(1969年)

「レッド・ツェッペリンのベストアルバムについては意見が分かれると思うのですが、本作が特にハードロックなんですよね。ロバート・プラントがシャウトしている。聴いていて気持ちいいんですよ。ジミー・ペイジはスーパーギタリストで技巧派なんですが、全体としてはルーズな感じが漂う。ハードロックの雄ですよね」

King Crimson『In The Court Of The Crimson King』(1969年)

「諸説ありますが、プログレッシブ・ロックのはじまりとも言うべきアルバム。キング・クリムゾンのいいところはマッド・サイエンティストなところ。頭のいい人が変なことをしちゃっている感じがいいですよね」

Sex Pistols『Never Mind the Bollocks』(1977年)

「セックス・ピストルズ唯一のスタジオ・アルバムは抑えておくべき一枚。1980年代が青春時代だった僕は、完全に後追いですけどね」

The Smith『Hatful Of Hollow』(1984年)

「1980年代に第二次ブリティッシュ・インヴェイジョンと呼ばれるイギリスのアーティストが世界を席巻するムーヴメントがあって、Duran DuranやCulture Clubなどのバンドが登場します。もうひとつの流れとしてニュー・ウェーブがあって、外せないのがザ・スミス。まずタイトルがザ・スミスにあるまじきさわやかさ(笑)。ネオアコと言ってもいいくらいの内容なんですよ。1stアルバムが一番だという人が多いと思うんですけど、僕としてはこれをおすすめしたいですね」

Oasis『(What's the Story)Morning Glory?』(1995年)

「オアシスの初期は外せないですよね。1stアルバムとちょっと悩みますが、個人的にはこの2ndアルバムを。同時期の他に比べると、オアシスはロック色が強いんですよね。やはりギターが効いているのがいい。エッジがきいているほうが好きなんです」


今回、平井氏が紹介してくれた7枚は、UKロックの流れを知るという点に焦点を当てたもの。UKロックの名盤と呼ばれるものは、今回紹介した以外にも数多くある。時代、作品、アーティストをフックに、気になったものをどんどん掘り下げていくと、まだ聴いたことのない作品にたくさん出会えるはず。

(文:岡崎咲子)

【代官山 蔦屋書店】
ロックコンシェルジュ 平井一史 氏

CD・楽器販売に携わった後、2011年12月から代官山 蔦屋書店のコンシェルジュに。音楽の中でも特にロックに精通し、オススメの一枚からロックの聴き方までを提案している。一番好きなアーティストはローリング・ストーンズ。

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