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「レペゼン地球のゴリラッパ-」あっこゴリラインタビュー

2016年6月24日(金) 16:18配信

ガールズバンド「ハッピーバースデー」のドラマーを経て15年より本格的にラッパーとして活動。16年1月にファーストアルバム「TOKYO BANANA」をドロップ。ラップバトルではハードなリリックをぶち込む、いま注目の「レペゼン地球のゴリラッパ-」あっこゴリラにインタビューした。

あっこゴリラ

あっこゴリラ

─まず名前の由来からお聞きしたいのですが。

あっこゴリラっていう名前は、バンドでドラムをやってた時「この曲はゴリラが叩いているかのような音を奏でたい」というイメージから。ライブのアンコールでラップをやったりしててその時のMCネームも「あっこゴリラ」で。ただ当時の事務所からはNGが出てて「ゴリラ」は抹消されてたんだけど。

─初期は紙芝居をしながらラップされてましたが、きっかけ的なものはありましたか?

バンドのボーカリストが喉を壊してバンドの活動を休止してた時に事務所主催のイベントがあって「時間があるからソロでやってみれば?」と言われてやったのが紙芝居ラップ。その少し前からストレス発散のために趣味でトラック作ってたりしてたんだけど、ちょっとエンタメに昇華したようなものにしようと思ってそんな感じで4~5本やったのかな。紙芝居は初っ端からかなり手ごたえあったね「うわー」みたいな。笑

─その後2015年の4月にバンド解散したんですね。

そう。その少し前からライブが増えだして、本腰入れて「あっこゴリラ」やり始めた感じかな。腹くくったっていうか。解散のちょっと前にバトルに誘われたのが大きかったね。

─そういえばフ○ターズで働いてたとか聞いた事ありますけど。

「長澤まさみとスリーサイズが同じ」ってサバ読んで面接受けたら偶々受かったのね。あそこガチすぎたね、バイトに命かけてる人が一杯いて。ライブ中のMCでファーストサマーウイカさんに似てるって言ってるけど、それってフ○ターズで働いている時、本人に間違えられたのがキッカケなの。笑

─昨年の夏頃はまだ紙芝居でしたが、いつの間にかワンマイクでパフォーマンスするようになったんですよね。そのきっかけは?

紙芝居という手法自体は発明だと思ってたんだけど、それを上手く使いこなせてなくって、、、正直「邪魔だな~」とか思ったり、紙芝居のスキルをもっと上げたら良いのかなとか考えてたのね、、最初は普通にラップするのは見世物としては成立しないだろうと思ってたんだけど、KMCさんのリリースパーティーに行ったら彼のワンマイクでダイブの嵐なの。モッシュピットとはちょっと違うんだけど、みんながKMCが大好きでみんなで盛り上げよう!みたいな、それに感動して。「紙芝居なんてやってもダメだな」って思って紙芝居の量を減らしてしれっとやめていったの。その後アルバム出したタイミングで全国をツアーで回って「フライングバナナツアーさよなら紙芝居」ってタイトルにして全国各地でばらまいて「あっこが売れたらヤフオクで紙芝居売ってね」ってやってたんだけど、3月のワンマンやる時に紙芝居燃やして卒業したの。

─今年の1月にアルバム発売となりましたが、その中から何曲かエピソードをお願いします。まずは「TOKYO BANANA」。

元々「セカンドゴリラ」というアルバムに入ってたのをアレンジし直した曲。あれは1時間で出来た曲。私センスあるな~と。笑 みんなは好きか判んないけど私は気持ちいいみたいな。アルバム発表後にけっこう評価されたからみんな好きなんだなーって、趣味合う人いるんだなっていう私にとって「気づき」の曲。PVもドロップした時はそうでもなかったけど今でも再生数伸びてるし。今の私の代表曲。

─「ハゲ」。

ヒラサワンダさんがトラックを作ってくれた曲で彼が酔っ払って「一休さんをディスって下さい」って言ってできた曲。最初タイトルは「一休さん」にしようと思ってたんだけど。ちょっと水カンさんと被るということで「ハゲ」にしたの。この曲はトラックもいいけどタイトルがいい!

─「ビューティフル・ウーマン」。

これはカディオがいたからできた曲。あいつと一緒にTVの天気予報の映り込みにいった帰りに先輩を紹介してもらって。1曲だけ超スカスカのロックみたいのが良いなと思って。歌詞はレコーディングギリギリまでできなかったんだけど向井秀徳さんになりきって彼を降臨させてできた曲。(カディオ=彼と二人でゴリラ夫妻を名乗る。主たる活動は天気予報ニュースの映り込み芸。このPVはそのセルフパロディ)

一「お兄ちゃん」3部作=お兄ちゃんスターウォーズについては?

バンドが休止して紙芝居でラップを始めたころからやってた曲で、その頃はバンドの宣伝っていうのかな、まあそんな感じでやってて特に自分のメッセージを伝えようとか無かったから自分の回りにあるエモいものを題材にということでできた曲。で気づいたら「谷原」「脱オタ」と曲がどんどん出来ちゃって。最初なんとなくで作ったんだけど自分のメッセージが入ってる曲。お兄ちゃんスターウォーズは私にとってハードコアで超ヒップホップ。黒人とかが生い立ち語るのと同じで本当のことしか言ってないからね、超リアル。

─お兄ちゃんはこの曲を認めてるんですか?

いや、説得したんだけど認めてくれない。ただお兄ちゃんの認めなさのベクトルがおかしくて「俺のことを歌うのはいい、ただ電車が好きはやめてくれ、石原さとみが好きって歌ってくれ」とか。お兄ちゃんほんと最高!お兄ちゃんのためなら死ねるって思う、それくらいわたしは好き。自分より大切。

─「向井さん」。

これは(DTMで)トラック作るのを覚えたての頃、すごく時間をかけて苦労して作った。この曲は結構人気あるね。

─先日ご本人にお会いしたそうで。

テンパりました 笑 「わたしあっこゴリラという者で、、」とか言わなかったし、CDも渡さず、ファンとしてサインもらった。「This is 向井秀徳」って書いてもらって。本当のことだから「世界一好きです」っていったら「あ、ありがとう」って。私の夢は向井さんにプロデュースして欲しいの。向井さんのプロデュースする音がめっちゃ好きで。それは絶対やりたい。

 

 

─インパクトの有るジャケットは?

サイトウケイスケさんというデコるのが好きな人がいて。ラッパーの狐火さんの紹介で。最初はステッカーをという話から広がってジャケから歌詞カードから全部やってもらうことになったの。自撮りをデコるのが好きなひとだから「ゴリラをデコって下さい」「小悪魔アゲハ的にもっとデコって」って言ってやってもらったの。でもどうしても自撮りをデコりたかったみたいでCD開けたところに私の自撮り入れてるの。ほんとは嫌だったんだけど。笑

─あの歌詞カードは?

サイトウさんのアイデア、あれはすごい。レーベルも事務所もなくアルバムの制作は実費で出して50万借金したから歌詞カード何枚も増やす予算がなかった関係で見開きしかできないけど、歌詞の量が多くて入んないって思ってたんだけど、サイトウさんから「こういうのどうでしょうか」ってアイデアだしてきて「ヤバイ最高!さすがだわ」って。私のアルバムってカオスじゃん。まさにあの歌詞カードって感じ。

─3月のファーストワンマンはどうでした?

疲れた。紙芝居燃やしたり、お母さんとセッションして。自分的にはそのすぐ後の「自撮りラップ」(写真家米原氏主催のラップイベント)の方が良いライブ出来た。でそのあと倒れて3日間体動かなかった。結構な代償はあった。笑 でもワンマンは5時間やってよかった。紙芝居も2度とやるまいって。今度もし私のライブでお兄ちゃんと向井さんと武井壮がコラボすることがあったらほんとヤバイ、死んでもいい。

─その後ラインバイトも評判よかったですね。

イベントにラッパーさん結構参加してて、その中でCM採用されるの5人だけだったから無理だと思ってたんだけど、ACEさんとの相性も良くって(CMに)採用されてね。あれで結構みんなに知ってもらってツイッターのフォロワーが2000人くらい増えたの、2500RTくらいされたし。即興だから対戦終わってから上手くいったなーって。あれはバイトの面接という設定があって相手もACEさんということでやりやすかった。昔からよく一緒にやってるから。

─この前の名古屋でのバトルも話題になりましたね。

あれもよかったね。知り合いの食品まつりさんが出ませんか?って誘ってくれて。その日のドキュメンタリーも撮りたいって言われて。スタッツがビート叩いてくれて。トリプルファイヤーの吉田もいたしね。鎮座(ドープネス)さんとの対戦も楽しかった。

─5月のゴメスとゴリラは?

1月にゴメスと邂逅して。その後ロフトプラスワンさんとやり取りしてたらゴメスが俺もやりたいなーって。正直やり始めたら大変で。5時間ワンマンはフィジカルの大変さで、ゴメスとゴリラは神経の大変さ、ストイックな。スキルとかが重要になる。

─打ち込み曲で1曲1時間掛かってたのが生ベースとドラムが入ったら3分で1曲できるとか。やはりバンドととなると変わりますか?

お酒が回ってきたのもあるかもだけど。笑 一回スイッチ入ると無敵モードになるんだけど。即興はゴメスとだからできたのかな。ああいうのはたまーにやるのが良くってミュージシャン的なガス抜きになる。セッションってめっちゃ良くて色んなものが浄化されるのね。私はああいうのがめっちゃ好きで、オープンマイクとかもたまにやるのいいね。

─セッションの話の流れでお聞きしたいんですが、ドラマーについてどう思っていますか。

ドラマーってすごく真面目な人が多くてね。結構バンド内で虐げられるわけ。もたったり走ったりしたらドラマーのせいにされて、お客さんからもそう見えるから絶対損な立ち位置なわけ。だからみんな相当不満を抱えてて、、でもストイックな努力家が多くて。私はそれが爆発してラッパーやってるんだけど。笑 こういう事をドラマー会で言うと「代弁者!!」って言われる。

─ドラムはいつからやってるんですか?

もともとピアノを小一からやっててその時からすごい練習してて、小学校の音楽室にドラムセットがあって普通に叩けて8ビートはその頃からできてたの。そのあと高校生のとき遊びでやり始めて、18~19の頃からガンガンやり始めた。私はドラムをソウルで叩くタイプだからゴリラとか名乗るわけ。ドラムやってたときから顔が重要だったから。このビートはこういう顔みたいな。このグルーヴはスネアをこんな表情で叩くみたいな。音の鳴りは同じとして自然とそうなる。これもっとゴリラっぽいビートみたいな。ほんとドラムやってた時は顔芸だったから。それはラップやってても一緒。そういうのがめっちゃ好きなの。ラッパーだと表情に出るからお客さんにわかって貰えるけど、ドラムやってた時は「顔やベーな」って。いつも白目むいてるって言われてたんだけど、リズムの裏打ちの時はそのタイミングで「カッ!」って感じで白目むいてたりして。ドラム叩いてた時から顔でやってた。リズムは顔でとれ!笑

─主催イベント「ドンキーコング」について。

ネーミングがいいでしょ。ラップとかアイドルとかバンドとかそういう境界線を無くしたくって、ぐっちゃにしたくて始めたのがドンキーコング。今回はゲームの「ドンキーコング」をサンプリングしてイベントのテーマ曲を作って。あと「TOKYO BANANA」を見て「今度PV作らせて」って言ってきてくれた人がいて、今回一緒にPVも作ったの。

─このPVのコンセプトは?

おくりバントさんと製作会社の人と一緒に打ち合わせしている時にホワイトボードに私がグワーって「ここは雷、ジャングルで、そっからコンクリートジャングルにいって、、」っていう風にアイデアを書きなぐっていって。作品はゴリラのようにコンクリートジャングルをサバイバルしてるのがあっこゴリラっていう、そんな感じ。

─今後の予定とあとこの先どんな風にやって行きたいかを教えてください。

近々でいうと6月29日(水)が栗貴族。クリトリック・リス、岡崎体育と。その翌日6月30日(木)のドンキーコングvol.2はホントにヤバイから来て欲しい。因みに私の誕生日だから。笑 オッドフューチャーっていうグループがいてそいつらが超イカれててバカなんだけど、それにシンパシーを感じるの。ヒップホップでダイブするみたいな。私はそういうの超好きなの。ハバナイが所謂ロックバンドの編成ではないのにフロアでモッシュが起こるみたいな。私もフィジカルで共鳴したいタイプだから。(ハバナイとは)ジャンルは違えどみてるものは近いような気がする。あの巻込み方はめっちゃいいと思う。好き。

私自身もこの1年でだいぶ変わってきてて昔は「面白姉ちゃん」だったのにどんどんスタイルが確立していって動きが激しくなってきて衝動が抑えられなくなってきて、この前チッタでイベントあったんだけど気づいたら客と相撲とってたからね。途中からダンスバトルになっちゃってそれで1曲まるまる潰しちゃったからね。あれはうけた。

─バトルといえば最近はフリースタイルとか流行ってますね。

フリースタイルがこんな流行る前からやってるけど、最初はラップも下手だったから現場を経験しながらこなして叩き上げる感じで1回かまして2回、3回って。最近は戦極の1キャラになってきて誘いがあったら出ますって感じ。バトルは面白いね。バトルは「グワァー」っていう相手とのコミュニケーション。嫌なことも全部言うみたいな。そういうの初めてだったの。だからコミュニケーションの荒療治、カウンセリングを受けてる気持ちだったの。普通にコミュニケーションとることが当時は無理だったの。萎縮しちゃってみたいな。それが爆発しちゃったのね。だから初めての現場は感動的だったの。普段言えなかったこととか言えて、それが会話になってセンスが問われてみたいな感じも良くって。最近は自分のキャラを出して記録より記憶に残るようにしていこうと思ってるけど、今年はもっと結果出したい。お互いディスりあったりするし嫌だったりもしたけどこの前鎮座さんとやってまた好きになった。無理やりディスんなくてもいいし、ホント素直にやればいいやってなってきたね。

6/30(木) あっこゴリラpresents 「ドンキーコングvol.2」

 

 

渋谷GLAD op19:00/st19:30

前売¥2500+1D

【出演者】

あっこゴリラ+Jungle band

OMSB(SIMI LAB)

KMC & STUTS

peepow a.k.aマヒトゥ・ザ・ピーポー

食品まつり

LafLife

屍三太郎


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TOKYO BANANA

TOKYO BANANA

演奏者 あっこゴリラ 
あっこゴリラ  erica  Kitunebi -狐火- 

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