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湘南乃風 HAN-KUNが語るシングル「龍虎宴」と加速する2017年

2017年1月17日(火) 19:34配信

ゲーム『龍が如く』とアニメ『タイガーマスクW』。二つの強力なタイアップ・チューンを収めたニューシングル、その名も「龍虎宴」(りゅうこのうたげ)。洒落たタイトルと、全4種類のCDをコンプリートすると1枚の絵になるという遊び心の利いたスタイルで、湘南乃風は2017年のスタートを切る。より躍動的に、より歌を前面に、2018年のデビュー15周年に向けて士気高まるグループの現在について、HAN-KUNが語ってくれる。(インタビュー:宮本英夫)

湘南乃風

湘南乃風

タイガーマスクはリング上で戦って、僕らはステージ上で戦っている

―2016年は、ソロとグループを並行して、とても充実した年だったんじゃないかと。

HAN-KUN:音楽を楽しめた感じがしますね、純粋に。時として窮屈な瞬間もあるんですけど、考えすぎないで、純粋にいい作品を作ることに集中して。特にソロの作品は、まさに『Island Vibes』って感じで、開放的な音楽を作りたくて、そういった個人の経験を湘南乃風に持ち込むことができたんで。ほかのメンバーの気持ちも、この間のツアーに“宴”というタイトルがついたぐらい、そういう方向に向いてたっぽくて。別軸を走ってたけど、はからずも、同じタイミングで同じ方向を向けたので、いいタイミングが来たなと思ってます。

―そのニューシングルについて。ダブルAサイドですけど、どっちを先に作ったのか。

HAN-KUN:「KING OF THE WILD」です。

―ではそっちから話しましょう。これはアニメ『タイガーマスクW』主題歌としての書き下ろしですか。

HAN-KUN:そうです。僕がソロのレコーディングでニューヨークに行ってる時に、スタッフから電話がかかってきて、「こういう話をもらった」と。それで台本や映像を見せてもらった時に、タイガーマスクは光と影の二極を持っていて、影を持ちながら光として闇に挑んで行くという、二面性が大きなテーマだということを感じ取ったので。メンバーに共有してもらう大きなテーマとして“光と影”というワードが出てきて、それをわかりやすく伝えるために、サビの最初の部分に“光と影 表裏一体”という言葉を入れて。あとは、タイガーマスクはリング上で戦ってますけど、僕らはステージ上で戦っていて、リングの戦いを俺らのパフォーマンスに置き換えて歌うことができるなと。

―トラックは、得意のダンスホール・スタイルにロック・ギターを加えた、非常にアグレッシブなもの。

HAN-KUN:ダンスホールの枠でも、グルーヴィーに踊れる感じをすごく意識しました。ちょうどニューヨークにいた時に、ダンスホールにインスパイアを受けたヒップホップがたくさん流れていて。俺の中では、湘南乃風としても、今の時代をこういうビートで反映できたらいいなという思いはありました。そこにタイガーマスクらしい強さとか、ファイティング・スピリットみたいなものを、ディストーション・ギターで奏でて、ダンスホール感はベースでしっかり出して。あとはいかに音数少なく、ボーカルの勢いとメッセージを際立たせるか。ビートで空間を作りながら、ボーカルで攻められたらなという構図で作りました。

―あくまで歌の力とメッセージを前面に。

HAN-KUN: アニメのエンディング・テーマとして、しっかり聴いてもらえる舞台をいただいたので、無理にビートで押し切るよりは、聴いてもらえるように。どのジャンルもそうだと思うんですけど、特にレゲエやダンスホールで顕著なのは、勢いで盛り上がって、タテノリでワッショイというよりは、自分の好きな曲、いい歌詞に反応して盛り上がるというのがあるんで。今回はそういう曲に少しでも近づけたらいいなという思いを込めて、音で押し切らないように。それはもちろん、挑戦なんですよ。ぶっちゃけ、俺らのライブに来るお客さんは、音で押し切ってほしいと思うんで。

―ああ。確かにそういう面はあるかも。

HAN-KUN:俺らも正直、そのほうが空間を共有しやすいんですけど。でもヒップホップやR&Bで、僕がすごく好きなところは、キック一個とボーカルだけで、歌本来のメロディがすごく立つところなんですよ。それが湘南乃風には少ないんで、なおかつダンスホール・マナーのドラム・パターンで、こうやってテレビから流れるチャンスはなかなかないんで。そういうものができたらなという、それは俺のエゴですけど。

―かっこいいです。その思いをメンバーみんなも共有して。

HAN-KUN:はい。楽しんでくれてたから、よかったなと思います。

 

 

「何をしていいかわからないけど何かしたい」という男たちの物語

―そしてもう1曲「HORIZON」。これはドラマ『龍が如く 魂の詩。』のために書き下ろしたもの。『龍が如く』シリーズとタッグを組むのは、もう何度目になりますか。おなじみですね。

HAN-KUN:またうれしいことに、お話をいただいて。RED RICEが先方のプロデューサーとお話をさせてもらって、ストーリーの大枠、込めた思い、テーマの裏に隠れたものとかを聞いてきてくれて。それを受けて、二人で歌詞を詰めて行きました。ベースになるリズム・トラックは、これも俺がニューヨークにいる時に作ったものなんですけど、それを先方に聴いてもらったら、「すごく新宿の雰囲気が出てていいね」ということを言ってくれたらしくて。『龍が如く』シリーズは、新宿が舞台なんで。それをブラッシュ・アップして、作っていきました。

―こっちのトラックは「KING OF THE WILD」よりもさらにソリッドでシンプル。

HAN-KUN:サンプリングを重視して作りました。

―リリックの世界観は、よく知っている作品だから、悩むこともなく?

HAN-KUN:そうですね。台本をいただいて、その中で目についた印象的な言葉、世界観をピックアップして、それをみんなでつなぎ合わせて。いつもの感じですけど、今回はより早かったです。図らずも、それぞれがピックアップした言葉が一緒だったりとか。あと、これとは違う映画や本の話で、「あの映画の世界観って今回の作品に合うよね」とか、そういうものが同じだったりして。実際にあるものをテーマにしてディスカッションができたので、やりやすかったですね。4人のフロウがすごくいい感じにユニゾンしていった感じです。

―HAN-KUNさんの歌う、永遠の闇へ今向かう、というシリアスなフックがすごくインパクトがある。

HAN-KUN:今回の作品について俺たちが思ったことと、プロデューサーさんが思ったことの共通点は、「何をしていいかわからないけど何かしたい」という男たちの物語だということで。そういう時期は自分にもあって、そういう感覚を持って生きてる人はすごく多いんじゃないかな?と思うんですね。そういう、答えが出ない人生観を歌った歌なんですよ。どっちかというと湘南乃風は、答えを出してきたほうなんですけど。

―ああ、確かに。

HAN-KUN:でも、答えがないことも答えの一つというか、そういう部分で表現できたらいいね、という話をして。だからサビはすごく抽象的なんですけど、そのあとの“Nobody knows”ということが答えなのかなと。たとえばプロ・サッカー選手になりたい人がいて、「なれるかどうかは誰も知らない」というのもひとつの答えだし。

―答えが出ないのも答え。昔は書けなかったような深みを感じます。偉そうな意味じゃなく。

HAN-KUN:そうだといいですね。もしかして、俺たちが今、本当に答えが見つからないのかもしれないけど(笑)。

―そんなことはない(笑)。でも未来は誰にもわからないというのは、前向きにとらえれば、すごくいい言葉じゃないですか。

HAN-KUN:そうですね。わかってたらつまんないですから。あきらめじゃないほうの感覚として、とらえてもらえれば。

 

 

今日決めた決意を明日から始める時には、飛行機のチケットを買うよりも、いかだで海に乗り出すほうが早い

―今回、CDパッケージが4種類あって。全部並べると1枚の絵になるという、面白いアイディアが。

HAN-KUN:コンプリートしたいと思ってくれたらいいですね。会場限定盤だけ、とかじゃなくて(笑)。

―その会場限定盤だけに入ってる「UTAGE」という曲。これは?

HAN-KUN:これはツアーのテーマソングとして、ツアーで歌うためだけに作ったんですけど。シングルを出せることになったので、会場限定盤のほうに収録させてもらうことになりました。メキシカンなサウンドを意識して、歌詞にもそれを連想させるような言葉を選んでいるので、あんまり意味はないです。ノリしかない(笑)。

―もうひとつ、通常盤だけに入っている「青空船」についても、あらためて。NHK BSの番組のテーマ曲として、一足先に配信リリースされたものの、CD初収録。

HAN-KUN:『笑けずり シーズン2』のテーマ曲として書かせてもらったんですけど、そこに対する部分も含めて、大海原を大きな船で行くのではなく、いかだで行くような、身の丈に合った世界観というか。今日決めた決意を明日から始める時には、飛行機のチケットを買うよりも、いかだで海に乗り出すほうが早いというか。夢に向かっていく時に、今の決意をどう形にするか、ということを歌ってます。あとはそこに対する信念として、負けない、折れないというというのは月並みな言葉だけど、それを当たり前のように言えることは、生きているとなかなか難しいことだと思うので。それをあえて口から発することで、自分を鼓舞していく。そんなことを表現したいって、みんな思っていたと思います。

 

 

―どの曲も、メッセージでありつつ、今の湘南乃風そのままという感じが強くしますね。さあ、2017年は、どんなプランで動いていきますか。

HAN-KUN:2018年に15周年が来るんで。そこまでにどう加速していくかを考えると、すごく大切な年になるので。いかに自分らを加速させられるか、そこだけですね。それが作品なのか、ライブなのかはわからないですけど、15周年でいかに熱く楽しく、祭りが開けるかというところに向けて、今まで通りやっていく部分と、今までにないところでも楽しんでいただけるように、スタッフと一緒に考えてるんで。ぜひ期待していただけたらうれしいなと思ってます。

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湘南乃風 リリース情報

龍虎宴

初回生産限定盤【龍】

龍虎宴

通常盤

龍虎宴

初回生産限定盤【虎】

龍虎宴

2017年1月18日発売

初回生産限定盤【龍】(CD+DVD):TFCC-89610 ¥1,800(税抜)
通常盤(CD):TFCC-89611 ¥1,200(税抜)
初回生産限定盤【虎】(CD+CD):TFCC-89609 ¥1,800(税抜)

初回生産限定盤【龍】CD収録曲
01 HORIZON 02 KING OF THE WILD

通常盤 CD収録曲
01 HORIZON 02 KING OF THE WILD 03 青空船

初回生産限定盤【虎】CD収録曲
01 KING OF THE WILD 02 HORIZON

初回生産限定盤【龍】特典DVD収録内容
『龍が如く』シリーズ総合監督 名越稔洋×湘南乃風 Special Interview/「バブル」【「龍が如く0 誓いの場所」主題歌】Music Video(Full ver.)収録

初回生産限定盤【虎】特典CD収録曲
「タイガーマスクW×湘南乃風 オリジナル シナリオドラマCD」
タイガーマスクWの豪華声優陣と湘南乃風メンバーが参加したオリジナルシナリオドラマCD


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若旦那

生年月日 1976年4月6日(42歳)
星座 おひつじ座
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