J-POP(邦楽)・J-ROCK・V-ROCK・K-POPのおすすめ音楽情報なら、T-SITEニュース 音楽

「みんなの見たい景色を絶対に俺ら作るから!」MY FIRST STORY「虚言NEUROSE TOUR-FINAL-」

2015年1月20日(火) 18:34配信


  • PHOTO BY:KOHEI SUZUKI

“今日めっちゃお金かかってるから! このセット初めて見たとき、引きました(笑)”――序盤のMCでHiro(Vo)がそう語っていたように、登場とともにレーザー、映像、火柱、スモーク、爆発などの特殊効果が大挙して押し寄せ、Masack(Dr)の頭上にまで足場を組むというド派手なステージが、ツアーファイナルの新木場STUDIO COASTには用意された。その華々しい舞台で、アルバムタイトル曲「虚言NEUROSE」から、鮮やかなスタートダッシュを切るMY FIRST STORY。ソールドアウトとなった会場のフロアはすでにもみくちゃ状態で、熱い拳が次々に突き上がっている。“手上げろ!”とHiroがさらに煽ることでライヴにもリズムが生まれ、Teru(Gt)、Nob(Ba)、Sho(Gt)、Masackのアンサンブルもグルーヴィになっていく。

ミクスチャーロックに近い縦ノリでジャンプを巻き起こす「Black Rail」、Shoのうねるリフで引っぱるポストハードコアな「FAKE」、メタリックな疾走からブライトなメロディへの美しい緩急でコーストを揺らした「Zero Gravity」と、得意とする攻撃的なナンバーの連続で、モッシュ/ダイヴはもはや尋常ではない数に。それにしても、怒りや閉塞感、鬱屈が原動力にあるようなアルバム『虚言NEUROSE』の印象とは裏腹な、ライヴでのこの盛り上がりには驚くばかり。マイファスの叫び、世界観に深く共感するファンの凄まじい熱量がポジティヴな空間を作り出すという好循環を、まざまざと思い知らされた。

中盤はHiro、Teru、Shoの3人によるアコースティックセットで「Still」を披露。ラウドに攻め立てるばかりではない彼らのレンジの広さが感じられる中、やらないと思っていた「We Are Never Ever Getting Back Together」(テイラー・スウィフトのカバーで、『テラスハウス』の主題歌)まで飛び出し、場内からは温かい手拍子と歓喜の声が。その後、バンド編成に戻っても「If I Am…」「「花」-0714-」と情緒豊かなラブソングが続き、このパートではHiroの伸びやかなハイトーンが輝きを見せる。さっきまで大暴れしていた観客も気付けば歌に聴き入り、「Love Letter」の後半、雪景色のムービーに合わせてフロアへと舞い降りた粉雪にもすっかり心を和ませているようだった。

昨年10月より続いたバンド史上最長となるツアーも終わりに近づき、Hiroが胸の内を明かす。
“本当に感慨深いですね。僕ら4年目なんですけど、もともと仲がいいとかで集まったわけじゃないんで、最初はすごく大変で。メンバー間も曲作りもね。すぐ消えるだろうとかも言われてきて……。そんな言葉を噛みしめながらやってきました。でも、今日こんなにたくさんの人の前で、新木場STUDIO COASTでワンマンができるようになって、MY FIRST STORYが何年も続けていくための大事な一歩になったと思います。これからもよろしくお願いします! みんなの見たい景色をどんどん作っていくから!!”。そう決意を語っての「Drive me」。曲を盛り上げようと自然にクラップが起きた歌い出しの光景は、ファンの温かさがわかりやすく表われた瞬間だった気がする。

後半は再びエンジン全開! 爽快なメロディとHiroの雄叫びでヒートアップした「Someday」、赤と青の照明/レーザーを用いて困惑の心模様を描いた「モノクロエフェクター」。さらに「Second Limit」では、Nob、Masackのリズム隊をはじめ、メンバーそれぞれがより強靭な演奏と激しいアクションでオーディエンスの声に応えてみせる。Hiroのスクリームもキレキレだ。そして、「不可逆リプレイス」。ハイライトはやはりこのキラーチューンで、爆発力を纏って響く《絶対的「僕」の存在は 形を変え今響き渡る》のフレーズが、先のMCと相まってマイファスの次なる進化を夢想させてくれた。

アンコールでは、“暴れ足りないわ”発言からまさかの「不可逆リプレイス」「Second Limit」アゲインも! Hiroはフロアに飛び込み、最後まで目の覚めるような完全燃焼のパフォーマンスで突っ走った5人。“武道館や東京ドームでもやりたい!”と野心を見せていただけに、今後の成り上がりもますます楽しみだ。

(文:田山雄士)

■ SET LIST■

00.monologue 01.虚言NEUROSE 02.The Story Is My Life 03.最終回STORY 04.ROOM 05.Black Rail 06.FAKE 07.Zero Gravity 08.Awake 09.CHiLD -error- 10.Still 11.We Are Never Ever Getting Back Together 12.If I Am… 13.「花」-0714- 14.Love Letter 15.Drive me 16.Calling you 17.Someday 18.モノクロエフェクター 19.Second Limit 20.不可逆リプレイス <ENCORE>21.Bullet radio 22.Take it Back!! 23.不可逆リプレイス 24.Second Limit


「MY FIRST STORY」の関連記事

このタグがついた記事をもっと見る

虚言NEUROSE

虚言NEUROSE

演奏者 MY FIRST STORY 
概要 日本のラウド&エモ系バンドの3作目。構築したアレンジはさらに練りこまれ、同時にヴォーカルの表現力や唱法も急成長を見せている。ラウド要素はもちろん彼らの基盤ではあるが、激しく攻めるだけではない。繊細なフレーズやアンサンブルの向こうに、光や美しさも見えてくる。これは必聴もの。★ JAN:4571483861755

 作品詳細・レビューを見る 

この記事が気に入ったら、
いいね!しよう。

Twitterでも最新記事をチェック!

この記事を読んだ人におすすめの記事

こちらの記事もおすすめ

この記事を読んだ人におすすめの作品

アーティスト情報


カテゴリー

T-SITEニュース エンタメトップへ戻る

アクセスランキング

  1. マンウィズ、[ALEXANDROS]、My Hair is Badら14組が競演!ツタロックフェス2018ライブレポート

    1位

  2. ダウト バンドの“次”につながる新曲「閃光花火」 リリース【撮りおろし&インタビュー】

    2位

  3. 2018年人気急上昇! 注目のロックバンド10選!

    3位

  4. 【2018年1月~4月】TSUTAYA写真集ランキング 昨年覇者・白石麻衣の座を長濱ねるが継承?

    4位

  5. 2017年上半期、10代に人気のロックバンド!ワンオクを抑えてトップに立ったのは?【TSUTAYA ランキング】

    5位

本日の人気記事ランキングTOP30

人気の画像

  • 小倉優香、『チア☆ダン』「JETS」センター役に大抜擢!
  • 『けものフレンズ』で大ブレイクの美少女声優・尾崎由香、初の写真集を発売!
  • ナニワのブラックダイヤモンド・橋本梨菜、ヤンジャンに堂々登場
  • 有村架純、初セルフプロデュース 25歳の「今」が詰まった写真集発売
  • 可愛すぎる音大生・みうらうみ、「グラビアン魂」に初登場
  • 出口亜梨沙、“大人エロス枠”で初表紙飾る
  • 【2018年1月~4月】TSUTAYA写真集ランキング 昨年覇者・白石麻衣の座を長濱ねるが継承?
  • エロかわいい音大生・みうらうみ、再びグラビアに登場
  • 元GEM・南ななこ、初グラビアは昭和レトロな銭湯!“美バスト”を披露

TSUTAYA ランキング

TSUTAYA MUSIC PLAYLIST

TSUTAYA MUSIC PLAYLISTをもっと見る

TSUTAYA映画通スタッフおすすめ

TSUTAYA映画通スタッフおすすめをもっと見る

SNS・RSS