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<インタビュー>「音楽しかないから本気で歌えるし、鳴らせる」──BLUE ENCOUNT、「もっと光を」という新たなアンセム

2015年1月26日(月) 18:00配信

エモーショナルロックを軸に、しかしそれだけにはとらわれないアプローチでバンドサウンドをクリエイトする探究心を示し、そして徹底的にまっすぐに放たれる歌を大きく、強く、広く響かせようとしている。昨年9月にメジャーデビューしたBLUE ENCOUNTが歩んできた道のりは決して平坦なものではなかった。そして、そんな彼らだからこそ高々と掲げられるアンセムが完成した。それが、1stシングル「もっと光を」である。この4人は本当に仲がいいし、気立てがよく、人懐っこい。そんな人柄と楽曲のメッセージが等しく結ばれているのも彼らの魅力である。(インタビュー&文:三宅正一)

           

バイト時代、同世代のバンドの曲が流れると悔しくて。その悔しさが励みにもなった

—田邊さん、江口さん、高村さんは地元である熊本の高校の同級生で。その後、3人が進学した東京の音楽専門学校で辻村さんと出会ったと。いきなり音楽の話と関係ないんですけど、田邊さんは以前TSUTAYAでバイトしていたとか。

田邊駿一(Vo&G):そうなんですよ! 熊本から上京して僕と江口がTSUTAYAでバイトしてました(笑)。僕はもともと映画が大好きで。映画に囲まれた場所でバイトしたかったんです。

—だったらTSUTAYAは天国ですよね。

田邊:天国ですね。店のPOPとかも書いてましたし。オールジャンルいけるので。たとえばお客さんが来て“すみません、アンジェリーナ・ジョリーの……”って切り出したときのテンション感で作品がわかりますから。

—ホントかよ(笑)。

田邊:ホントなんですよ! だからおじいちゃんやおばあちゃんの質問に答えて案内するのとかも超得意でしたね。で、江口は別の店舗のAVコーナーでバイトしてました(笑)。

江口雄也(G):こいつはそれをライブ中のMCでもネタにするんですよ(笑)。

田邊:でも、やっぱり悔しかったですけどね。TSUTAYAで働いてると、同世代のバンドが店でフィーチャーされてるのが一目瞭然だから。知り合いのバンドの音が店に流れると“クソッ!”って思ったり。その悔しさがバンドを続ける励みにもなったし。

当時は自分たちが周りの人を信じさせられる技量を持ってなかった

—インディーズ時代の道のりはかなり苦難が多かったらしいですね。それでもバンド活動を止めなかったのは何が支えになってたんですか?

田邊:支えがある、ないというよりバンドしかなかったんですよね。

—逃げる場所もなかった。

田邊:そう、なかったんです。バイトしていてもシフトの関係でなかなか長続きしなかったし、そのせいで日雇いバイトみたいなことをやってる時期も長くて。そうなるとおのずと音楽に賭けるしかなかった。熊本に帰ってもやっぱり音楽やりたいってなるのはわかってたし。八方塞がりではありましたよね。だから、そのころはメンバーみんなイライラしてましたね。

江口:あと、熊本の高校時代から心のどこかで田邊が作る楽曲のよさをいつか多くの人が気づくと信じていて。絶対いつかは届くと思ってたから。

田邊:そんなふうに思ってこと知らなかったわ(笑)。言ってよ。

江口:今、それを言うときがきたなって(笑)。

——田邊さんはずっと曲を作り続けてきたし。

田邊:ずっと作ってました。でも、やっぱりそのころの曲って全然よくないんですよ。思い返したら赤面しちゃうくらいに。その頃作った曲で、今ライブでやってる曲はないですね。2年くらいそういう状態が続いていて。そこから今のマネージャーさんと出会ったときに状況どんどんいい方向になっていったんです。やっぱり人との出会いが自分たちを立ち直らせてくれるし、運も運んでくれたと思うんですよね。今のマネージャーさんに対しても最初は猜疑心でいっぱいでしたけど(笑)。でもね、思うんです。結局当時は自分たちが周りの人を信じさせられる技量を持ってなかったんだなって。CDをリリースするってすごくお金がかかるし、周りの人にも体力が必要なことですから。心から“こいつらと一緒にやりたい”って思わせられないとなかなかできることじゃない。特に今の時代はそうですよね。

—確かにその通りだと思います。それにしても4人は仲がいいですよね。

田邊:そうですね。暗黒時代はギスギスしてましたけど、今はそれがなんの苦にもなってないので。

江口:あのときの感じを忘れてるんですよね。今が楽しすぎて。

高村佳秀(Dr):それも全部4人で乗り越えてきたからだと思います。それが仲間ということだと思うし。

江口:誰が悪いとかじゃないしね。

田邊:強いて言えば、みんなが悪かった(笑)。

江口:そういう時期をみんなで乗り越えられたから今は笑って話せるしね。

音楽しかないから本気で歌えるし、鳴らせる。今だからさらにそう思える。

—そういう時期を経たバンドだからこそこの1stシングル「もっと光」にはリアルな説得力を込められてると思うし。

田邊:ありがとうございます。音楽しかないから本気で歌えるし、鳴らせる。今だからさらにそう思える。ずっと夢に見ていた音楽で生活をしているって考えたときに、今は最高に楽しいし、心から手放したくないと思える。だからこそ、おもいきり思ったことを音楽に表現もできる。自分たちが持ってるものをすべて曲とライブにぶつけられるんですよね。

—この曲ができたときにバンドにとって決定的な1曲になるという確信があったと思うんですけど。

田邊:ありましたね、昨年1月から3月まで100曲作ったんです。

—100曲も?

田邊:僕は曲を書き始めたときから止まったことがないんですよ。だから日々曲を作り続けてるんですね。そのなかの1曲で。サビだけあって、このサビがどうしてもメンバーの頭から離れないって話になって。僕はメロディと歌詞がよく一緒に出るので、そのときから“もっと光を”というフレーズも付いていて。アレンジを着手してからは、もう、早かったです。

—「もっと光を」というサビのメロディと言葉が出てきた田邊さんの深層心理にはどういう感情や光景が浮かんでいたと思いますか?

田邊:確かあのときは自分たちのライブ映像を観ていたんですよ。その映像をずっとパソコン上につけたままにしていて、ふと観たときがライブの最高潮を迎えてるときで。手を挙げてるお客さんと照明の光がすごくマッチしていて。そのときの光景と重なって“もっと光を”というメロディと言葉が出てきたんだと思います。だから、照明に照らされてるお客さんに向けて書いてるんですよね。今まではそういう感覚ってなくて。ずっと自分たちを鼓舞する歌を書き続けてきたから。初めてお客さんに向けて“あなたたちにもっと光を届けたくなったよ”って衝動的に歌えたんです。

辻村勇太(B):この曲はサウンド面でもとにかく“もっと光を”というフレーズを大事にしたいと思って。攻めてるアレンジもいろいろ考えたんですけど、結果的にとにかくシンプルにしようってなりましたね。

田邊:僕らはもちろんサウンドも大事にしてますけど、やっぱり歌を届けたいから。メロディでまずリスナーやライブのお客さんを突き刺したいと思ってます。“カッコいいけどメロディがね……”って言われるのがすごくヤで。だったら“メロディが最高じゃん!”っていうところから入って、そこからバンドの技を見せたほうがいいと思うから。

江口:歌だけは絶対に邪魔しちゃいけないと思ってる。

—この時代にフィジカルでシングルCDをリリースすることの必要性ってそれ相応のものが求められると思うんですよね。それだけ強い曲が求められる。バンドにとっては「もっと光」をはシングル切るべき必然性しかなかったということですよね。

田邊:ホントにその通りで。このご時世にあってこういうストレートな曲をシングルでリリースすることの意義はめちゃくちゃ大きいと思ってます。僕らが学生時代にシングルを買っていたころはそういう曲が多かったし。昔の自分たちだったら“ミニアルバムを作りましょう”って提案していたと思うんですよ。そこで逃げ腰にならなくてホントによかったなって思います。この曲を堂々と引っさげて次のツアーを成功させたいと思います。

◆リリース情報

もっと光を

2015年1月28日発売

初回生産限定盤(CD+DVD):KSCL-2536~7 \1,430(税抜)
通常盤(CD):KSCL-2538 \1,165(税抜)

1.もっと光を 2.ワナビィ 3.LIFE
<特典DVD内容> <TOUR2014 ROOKIE’S HIGH>ツアーファイナルとなった東京・TSUTAYA O-EASTワンマン公演から「JUST AWAKE」「ロストジンクス」「MEMENTO」「YOU」の4曲に加え当日のドキュメンタリー映像を収録。

◆ライブ情報

TOUR 2015 GRAB THE LIGHT
2015年 5月 23日 (土)【名古屋】DIAMOND HALL
2015年 5月 30日 (土)【福岡】DRUM LOGOS
2015年 6月 6日 (土)【大阪】BIGCAT
2015年 6月 12日 (金)【東京】Zepp DiverCity(TOKYO)
チケット代 \3,500 \4,000 D代別
開場/開演 17:00/18:00
(※【東京】Zepp DiverCityのみ開場/開演 18:00/19:00)

TOUR2014 ROOKIE'S HIGH追加公演
2015年 1月28日(水)【東京】恵比寿 LIQUIDROOM(SOLD OUT)
※この恵比寿 LIQUIDROOMライヴの模様は「スペシャアプリ」をダウンロードすると観ることができます。詳しくは下記を。

配信日時:1月28日(水)19:00~(予定)
Webサイト: http://sstv.jp/app
Twitterハッシュタグ: #スペシャアプリ
<スペシャアプリ視聴方法>スペシャアプリ視聴方法:App Store / Google Playにてスマホアプリ「スペシャアプリ」をダウンロードしてください。(無料)

◆BLUE ENCOUNT オフィシャルサイト


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