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「すべてのシーン関係なく勝負していきたい」 新潟発“コシヒカリーモ”サウンドを鳴らすa crowd of rebellionデビュー!

2015年2月25日(水) 17:45配信

 

 

近年のラウドシーンを荒々しい勢いで駆け上がり、いよいよメジャーデビューを果たすa crowd of rebellion。日本のバンドの中でもいち早くスクリーモを鳴らした新潟在住のバンドとして、親しみを込め “コシヒカリーモ”と称されている5人組だが、彼らの話をする前に、まずスクリーモについて簡単な説明をしておきたい。10年ほど前からアメリカでブームになったこのジャンルは、もちろん熱心なリスナーも多いが、いまだ日本に完全定着したとは言い難い。

スクリーム+エモ。叫ぶという行為に象徴される激しい衝動性と、心を震わせる情緒的なメロディを併せ持つのがスクリーモだが、重要なのは2つの要素だけではない。メタルの流れを汲むテクニカルなソロ、パンク/ハードコアの影響から来るスピード感。感情剥き出しで突っ走るシーンがあれば、ドラマティックな急展開もあり、サビのメロディは開放的でポップだったりする。10年前までのラウドロックといえば「怒り」や「激情」に支配されるものが主流だったが、その爆音を継承しつつ、より洗練されたテクニックとより自由なスタイルを求めたのがスクリーモの「精神」だといえよう。

そんな前提を踏まえてから始めるa crowd of rebellionのインタビュー。バンド名は伊達じゃないのである。(インタビュー・文:石井恵梨子)

欲張りだから、今こんなめんどくせぇ曲をやれている

─パンク経由でこうなったのか、メタル経由でこうなったのか、ルーツがわかるようでわからない…それぞれの聴いてきた音楽を教えていただけますか。

高井佑典(B):結成は8年前で、僕と宮田が最初からいるメンバーなんですけど、当初はみんなやりたいこと別々だったよね。僕はメロコア育ちで、エルレガーデンとかロコフランクが好きで。

宮田大作(Vo):俺はKORNとかキルスイッチ・エンゲージとかよく聴いてて。だからルーツはバラバラなんだけど、ただ、みんな共通してる趣味で言えば最初にスクリーモと呼ばれたバンドたち。2005〜06年ぐらいかな。ユーズドとか、ストーリー・オブ・ザ・イヤーとか、セイオシンとか。

小林亮輔(Vo&G):僕は最初、このa crowd of rebellionを最前で見てたお客さんだったんですよ。16歳の時に加入することになったんですけど。でも最初に見た時から「すっげぇ!」って思ってました。こんなバンド新潟にいるんだなぁって。新潟っていうか、日本にも全然、数えるほどしかスクリーモがいなかったし。

─そうやってみなさんの心を動かしたスクリーモの魅力とは?

宮田:一言で言うと……泣き、激情、哀愁。それは昔のラウド系からも学んだことなんだけど、スクリーモはもっと最新な感じがして。ハイブリット!みたいな。より洗練されて新しいっていうところに惹かれましたね。

丸山漠(G):うん。今まで聴いたことないものだった。あと、僕はもともとテクニカルなギターが好きだし、音数が多い曲が好きなんですよ。そういうのをバンドでやってる、あの凝ったサウンドの作りにも惹かれたというか。

高井:凝った作りだから一曲の中に主役がいっぱいいる。シャウトで振り切った後、サビのメロディが光るとか。さらにギターが色を付けたり、リズムだけでもまた違う色を付けられるし。いろんな主役があるっていうのが斬新だったし、自分たちも美味しいとこ取りをしたいっていう。

宮田:欲張りだからですよね(笑)。今、こんなにめんどくせぇ曲をやれてるのも。

伝えたいのは俺たちこうなんだよってこと。ザ・人間! (笑)

─ただ、やり過ぎてる感じはしない。最終的にすごくポップだと思いました。

宮田:そこは意識してます。ポップっていう言葉より、キャッチーなもの。キャッチーな方が

が人に届くし、人の意識を掴めるだろうし。

丸山:曲を作るメインコンポーザーは僕ですけど、いろいろ詰め込みつつも、結果的にサビが際立つようにするっていうのは心がけてますね。

宮田:やっぱ一番はサビのメロディだから。一言で言っちゃえば、すべて小林のサビで爆発するための俺たち、っていうか。それぞれ布石で、かつそれぞれ主役でもあって。俺たちがいるから、よりサビも輝く。そこでどれほど聴く人にぶつけられるかっていう意識で曲は作ってますね。

─人にぶつける、というのは、具体的にどんな感情やメッセージなんでしょうか。

宮田:感情はひとつじゃないし、メッセージのない、ただ妄想だけで作る歌詞もあるんですけど…。でも、やっぱり伝えるのは「俺たちはこうなんだよ」っていうことですよね。ザ・人間!っていうか(笑)。それを全面に出して、「あぁリベリオンってこうだよね」って思う人が増えてくれたら嬉しいし。今回メジャーだからって何が変わるわけじゃないんですけど、より多くの人に近いところにいるバンドに、なっていきたいとは思いますね。

小林:音源だけだと、わりとシリアスに捉えられることも多いんですけど、もっと多面性を見せたいですよね。

夢もあるけど、不安とか悲しみとか。いろんなものを内包するメッセージを考えている

─ラウドロックって極端になることが多いですよね。高井さんのルーツであるメロコアはポジティヴに生きるための音だし、宮田さんが聴いていたヘヴィロックはネガティヴな怒りを爆発させるものが多かった。でもみなさんは、そのどちらかに偏ったものになりたくないと。

高井:そうですね。たぶんウチらの活動の経緯もあるんですけど、最初に出した『Hydrangea』ってミニアルバムが、まぁわりとメタルコアな曲が集まった作品で。それで流行のメタルコア・バンドってイメージが付いてしまって。呼ばれるのもメタルコアのイベントだけ。メタルコアな曲なら盛り上がるけど、ちょっと違う曲をやると『あれ?……ちょっと軽い』みたいな顔をされて。そういうんじゃないんだけどなぁって気持ちは今もすごく強いですね。なんですぐ先入観で決めつけるんだろうって。だからこそ、もっと多面性を出したいし、主役がいっぱいある曲をどんどん作っていきたいし。

小林:今回の「REBELLIOUS BEHAVIOR」の歌詞もそうですけど、新しいことをしたり一歩進むためには、いろんな感情が必要で。夢もあるけど、嘆きとか不安とか悲しみとか、過去にあったイヤなことも当然あって。いろんなものを内包するメッセージっていうのは考えてますね。

宮田:うん、人間なんてもともと多面性あるし、面倒くさいじゃないですか。さっきまで笑ってたのに急に自虐的になったりする。で、その時々の気持ちによって、その人の一日の感情の起伏によって、俺たちのどの曲を聴くかが変わる。朝出かける時に聴く曲と、夜悲しい気分の時に聴く曲が全然違ってて当然だし、それでも俺たちの曲を聴いてもらえるなら、それが人に一番寄り添えることだと思っていて。

小林:一曲だけで「こういうバンド」って括られたくないんですよね。変な話、ラウドシーンのバンドだと括られたくもない。俺たちロックバンドでありたいんですよ。シャウトがあるとか関係なく、ロックとして勝負したいから。

丸山:すべてのシーン関係なくね、勝負していきたいです。

◆リリース情報

The Crow

2015年3月4日発売

初回限定盤(CD+GOODS):WPCL-12058 \1,620(税抜)
※オリジナル・ラバーバンド付/ツアー会場にて缶バッジ引き換え連動特典あり
通常盤(CD) :WPCL-12059 \1,200(税抜)

収録曲 1. The Crow 2. REBELLIOUS BEHAVIOR 3.A Malice Of Rider

◆ツアー情報

♯acor “The Crow” tour 〜黒光り伝説!新生活応援の旅〜

2015年3月7日(土)新潟LOTS(新潟)
17:30 open / 18:00 start
<出演>a crowd of rebellion / KEEP YOUR HANDs OFF MY GIRL / NoisyCell / SUPER BEAVER

2015年3月22日(日)梅田Shangri-la(大阪)
17:30 open / 18:00 start
<出演>a crowd of rebellion / MAKE MY DAY / NoisyCell

2014年3月27日(金)渋谷CLUB QUATTRO(東京)
18:30 open / 19:00 start
<出演>a crowd of rebellion / ARTEMA / NoisyCell

2014年3月29日(日)名古屋APOLLO BASE(名古屋)
17:30 open / 18:00 start
<出演>a crowd of rebellion / NoisyCell / THIS MORNING DAY

◆プロフィール

メンバーは写真左より高井佑典(B)、小林亮輔(Vo&G)、宮田大作(Vo)、近藤岳(Dr)、丸山漠(G)。
2007年春、新潟県新潟市にて結成。新潟出身のスクリーモ・バンドとして、彼らのジャンルは 親しみを込め“コシヒカリーモ”と称される。対照的なツインボーカルから繰り出されるリリックと、変幻自在に展開をみせていく楽曲アレンジで唯一無二の世界を描き出す。pay money to my pain、coldrain等と数え切れないほどの対バンライヴを経験。
2014年末には国内最大級のモンスターフェス“COUNTDOWN JAPAN 14/15”に初出演を果たした。 3月7日より地元・新潟から全国ライブハウスツアー「#acor “The Crow” tour」をスタート。

a crowd of rebellion オフィシャルサイト

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The Crow

The Crow

演奏者 A CROWD OF REBELLION 
歌と演奏 A CROWD OF REBELLION 
作詞 宮田大作  Ryosuke Kobayashi 
作曲 丸山漠 

 作品詳細・レビューを見る 

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