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【ライヴレポート】「本当にindigo la Endが好きだなって実感しました」indigo la Endツアーファイナル

2015年3月20日(金) 22:00配信


  • 川谷絵音(Vo/Gt)

  • 長田カーティス(Gt)

  • 後鳥亮介(Ba)

  • 佐藤栄太郎(Dr)

2月4日にリリースされた最新アルバム『幸せが溢れたら』を引っ提げて行われた、indigo la Endのワンマンツアー「幸せが溢れたら」。その最終公演が、3月17日中野サンプラザにて開催された。

indigo la Endは、昨年末の「COUNTDOWN JAPAN14/15」のステージをもってドラマー・オオタユウスケが脱退しており、今回のツアーからは、サポートドラムに佐藤栄太郎を迎えた4人編成+コーラス2人という形でライブを展開している。

この日は、アルバムでも1曲目を飾っている『ワンダーテンダー』で幕開け。付き合いの短さを一切感じさせない、後鳥亮介(Ba)と佐藤栄太郎(Dr)による安定したリズム隊に支えられる中、自分に言い聞かせるように“好きになんか 好きになんか ならない”と繰り返す、川谷絵音(Vo/Gt)のエモーショナルな歌声と、長田カーティス(Gt)の自由に宙を泳ぐクリーンギターが、あっという間に日常を非日常へと塗り替えていった。

後のMCで川谷は「距離感の測り方が難しいよね。(客席との距離が)遠いよね」と話していたが、indigo la Endといえば、まるで映画のワンシーンを閉じ込めたような楽曲が魅力的なバンド。もちろん、ホールならではの静寂や神聖な空気感もよく似合う。そしてそれは、続いて演奏された『夜汽車は走る』でも発揮され、スクリーンに映し出された幻想的な夜汽車の映像と演奏が織りなすドラマティックなステージに、観客は釘づけ。

その後も、時折手拍子で観客との距離を縮めつつ、ゆったりと広がるハーモニーとオレンジのライトが心地よい『染まるまで』や、Dr→Gt→Ba→Voとそっと音を紡ぐように始まった『抱きしめて』など、心にじんわり沁み入る楽曲を立て続けに披露。趣向を凝らした演出も含めて、観客を魅了した。

続いて『ハートの大きさ』から再び加速。テクニカルなプレイが際立った『billion billion』や、凄まじい轟音と次々に切り替わるグラフィックに度肝を抜かれた『実験前』で攻めの姿勢を見つけると、客席からは拍手が沸き起こった。

冒頭でも述べたように、前任のオオタユウスケ(Dr)が昨年末に脱退し、アルバム『幸せが溢れたら』のレコ発ツアーであるにも関わらず、サポーとドラムを迎えてライブを行ってきた彼ら。ファンがそうであったように、メンバーの中でも大きな葛藤があったのだという。それでも、川谷は言葉を選ぶようにぽつりぽつりと話し出すと、「indigo la End大切に聴いてほしいです」「本当にindigo la Endが好きだなって、今回のツアーで実感しました」と前向きな想いを発言。「みなさん、どうかこれからもindigo la Endをよろしくお願いします!」と締めくくり、会場は温かな拍手に包まれた。

そんなMCを挟みつつ、後半は、柔らかくも儚いハーモニーが胸を打つ『心ふたつ』からスタート。そのまま、アルバムのリード曲でもあるミディアムバラード『幸せが溢れたら』へ。ゆっくりと語るように奏で始めたギターの淡い音色。優しく寄り添うベース。感情に訴えかける表情豊かなドラム。物語の主人公の想いを叫ぶように歌うボーカル。スクリーンにはMVの映像が流れ、“幸せが溢れていた頃”を描いた切なすぎるラブストーリーに、感動が溢れた――。

そして、長田の陽気なMC後本編も残りあとわずか。ツアー中に後鳥が起こしたハプニングなどの話題でひとしきり盛り上がると、新旧の楽曲の中から『さよならベル』『夜明けの街でサヨナラを』『幸せな街路樹』の3曲を続けざまに演奏し、幸せな余韻を残したままメンバー達はステージを後にした。

さらに、この日のアンコールでは、登場するやいなや川谷からサポートとして本ツアーを共に廻ってきた佐藤栄太郎(Dr)が正式加入することが告げられた。加入に対して、佐藤は「ふざけてばっかりですけど、演奏は真面目にやっていきたいと思っていますので、みなさまご愛顧よろしくお願いします!(笑)」と笑顔でコメント。「この4人になって初めての曲を最後に演奏して終わりたいと思います」と言い添えると、『名もなきハッピーエンド』を演奏。そして、『素晴らしい世界』を披露。“さようなら、素晴らしい世界…”そうアカペラで歌う川谷の声は、泣いているようで、必死に声を絞り出す姿にギュッと胸が締め付けられた。それは、とても幸せな痛みだった。

indigo la Endの次のライブは、3月20日赤坂BLITZで行われる本ツアーの追加公演。新体制になった彼らがどんな“素晴らしい世界”を見せてくれるのか? これからのindigo la Endに期待したい。(文:斉藤碧/写真:オノツトム)

<SETLIST>

1.ワンダーテンダー 2.夜汽車は走る 3.ダビングシーン 4.花をひとつかみ 5.染まるまで 6.抱きしめて 7.ハートの大き さ8.billion billion 9.まなざしの予感 10.実験前 11.心ふたつ 12.幸せが溢れたら 13.瞳に映らない 14.つぎの夜へ 15.さよならベル 16.夜明けの街でサヨナラを 17.幸せな街路樹 En.1)名もなきハッピーエンド En.2)素晴らしい世界


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