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WHITE ASH新天地への第一歩 ツアーファイナル「DARK EXHIBITION」@新木場STUDIO COAST

2015年4月19日(日) 18:41配信

「僕は晴れ男なんですけど、(今日の)天気はダーク、ブラックな感じです。それもファイナルにピッタリだと思います!」――最新アルバム『THE DARK BLACK GROOVE』のタイトルにちなんで、ボーカルのび太がそんなふうに言ったWHITE ASHのワンマンツアー「DARK EXHIBITION」のファイナル公演。北海道、大阪でのライブを終えて、春の嵐となった東京公演はバンドのワンマンとしては最大キャパとなる新木場スタジオコーストで行なわれた。フロアは超満員。2,400人のオーディエンスが思い思いにバンドの音に酔いしれる、至福の2時間が繰り広げられた。

ドラムの剛が打ち鳴らすバスドラがズンズンと地面を震わせてリズムを刻む「Orpheus」からライブは厳かにスタート。ステージを覆う紗幕がバサリと落ちると、フロアからは大きな歓声が湧き起こった。続いて鮮やかな赤いライティングに4人のシルエットが浮かび上がった「Just Give Me The Rock ‘N’ Roll Music」。アルバム『THE DARK BLACK GROOVE』の黒いグルーヴが会場を支配する。彩のベースが聴きどころの「King With The Bass」では、のび太がギターを持たず、身振りを交えてバンドの演奏を乗りこなす歌唱。それはさながらR&Bシンガーのようだ。

バンド初期からのキラーチューン「Ray」「Thunderous」では激しく明滅する光を浴びながらロックモード全開で一気に駆け抜けると、「暑っ!」とのび太。会場の気温はお客さんの熱気でぐんぐん上がっている。フロアからは「彩さん、誕生日おめでとう!」と、4月10日にバースデーを迎えた彩に祝福の声も。そして季節外れのバレンタインソング「Would You Be My Valentine?」では優しいポップソングでロマンチックな空気を作り上げ、ギターの山さんと剛がふたりでタム(中低音のドラム)によるかけ合いを見せた「Quandata」では一気に野性的で荒々しいムードに。曲ごとに色合いを変える変幻自在なグルーヴはまさにWHITE ASHの真骨頂。さらに疾走感溢れる「Speed It Up」ではお客さんがコーラスを大合唱すると、新木場コーストは次第にフリーダムで心地好い空気で包まれていった。

二度目のMCではメンバー紹介。「誰かに合わせるのではなくありのままに感じて楽しんでください」と真面目に語った剛。「さっきは“誕生日おめでとう”って言ってくれてありがとう。頑張ります……わたしの声、聞こえるかしら?」とハスキーな低音ボイスで問いかけた彩。それに、「彩さんの声は思ったより低いから、初めて聞く人はザワッとするよね」と、のび太。山さんは「学生のときに初めてライブハウスでアークティック・モンキーズのライブを見たのが新木場スタジオコーストだった」と思い出を語り、「フロアで外国人のお客さんの肩がアゴに当たって奥歯が欠けた」というメンバーも知らなかった衝撃の事実を暴露。先ほどまでの有無を言わさぬかっこいいパフォーマンスからは一変して、親しみやすいメンバーのキャラクターに会場が和んだ。

そしてライブはいよいよ怒涛の後半へ。今回のツアーはWHITE ASHにとっては約1年ぶりのリリースツアーであると同時に、所属事務所をアミューズに移籍した記念ツアーでもある。だからこそ「特別なものにしたい」というメンバーの想いが何よりも強く伝わってくるものだった。

アンコールも含めて全26曲におよぶ新旧WHITE ASHの魅力を網羅したセットリストをはじめ、ゲストを招いたサプライズ演出、さらに来場者限定で未発表音源のCDを無料配布するという大サービスもあった。これ以上にないくらいWHITE ASHの全てを詰め込んだツアーファイナル。それは新天地で新たな一歩を踏み出すバンドがここでひと区切りつける、という想いもあったのかもしれない。

5月にはバンドが初めて全国ツアーを行なった際に訪れた小さなライブハウスを会場に選んだ追加公演「DARK EXHIBITION -back to basics-」を開催するWHITE ASH。“初心に返る”を意味するタイトルを掲げたツアーを経て、バンドはまた新たなスタートを切る。(文:秦理絵/撮影:柴田恵理)

WHITE ASH ライヴ情報

WHITE ASH One Man Tour 2015“DARK EXHIBITION”追加公演“DARK EXHIBITION -back to basics-”
5月19 日(火) 仙台 enn 2nd OPEN/START 18:30/19:00
5月21日 (木) 福岡 graf  OPEN/START 18:30/19:00
5月22日 (金) 名古屋 アポロベイス OPEN/START 18:30/19:00

ONE OK ROCK 2015 “35xxxv” JAPAN TOUR サポートゲスト
2015年6月20日(土)愛媛県武道館
2015年6月21日(日)愛媛県武道館

WHITE ASH オフィシャルサイト

WHITE ASHに「10代の頃好きだったミュージシャン」から「ツアー先での過ごし方」まで。あらゆることを聞いたQ&A30[基礎編]はコチラ

WHITE ASHに「10代の頃好きだったミュージシャン」から「ツアー先での過ごし方」まで。あらゆることを聞いたQ&A30[主にライヴ編]はコチラ

<レビュー>WHITE ASH “かっこいいの美学”を貫いたアルバムはコチラ


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演奏者 WHITE ASH 

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