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リアクション ザ ブッタ インタビュー 苦難を乗り越えたことが自信に!新ミニアルバム『Fantastic Chaos』リリース

2015年11月11日(水) 15:52配信

リアクション ザ ブッダ

2008年、佐々木直人(Vo.&Ba.)と木田健太郎(Gt.&Cho.)を中心に埼玉で結成されたリアクション ザ ブッタ。2014年は、「RO69JACK 14/15」で優勝、「COUNTDOWN JAPAN 14/15」では、ライブアクトのトップバッターをつとめるなど飛躍的な年となった。 しかし、2015 年に入って6月にドラムがバンドを卒業。スタイルを変えざるをえなくなった。
そんな厳しい状況のなか、試行錯誤のすえに完成させたのが、11/4にリリースしたミニアルバム『Fantastic Chaos』だ。諦めずに苦しい状況を乗り越えたからこそ生み出せた曲、気づけたこと、ミニアルバムの制作過程など、また新しい一歩を踏み出した2人に話をきいた。(インタビュー&文/フジジュン)

――ミニアルバム『Fantastic Chaos』が完成しました!

佐々木:はい。今作の制作は1月くらいから始まったんですが、その間にドラムが脱退しまして。3~4月と最後のツアーをして、「さぁ、どうしよう?」というところから改めて制作に入って。今までは3人でセッション的に曲を作っていたので、スタイルを変えざるを得なくなってしまって。二人で苦手だった打ち込みを覚えて、そこから膨らませていくという曲の作り方に変えて、試行錯誤しながら曲を作り始めて……。

木田:朝から深夜まで、すごい時間をかけて二人で詰めたよね。

佐々木:そう、自宅作業が増えるので、一曲にいくらでも時間をかけられるという良さはあって、「仮面」のイントロのリフとか、何回作りなおしたか分からないほど、何度もやり直しましたね。

――僕は今作を聞いて、バラエティに富んだ楽曲たちの中で、二人の中でのカッコいい物というのが明確に見えてるなと思ったんです。そこが共有出来てるから、「Fantastic Chaos」のように音色を足してもブレないし、「君へ」のようにシンプルにも表現出来ていて。

佐々木:僕と木田は小学校からの同級生で、音楽じゃないところでもずっと繋がっていたりして。僕一人だったら、もっと歌ものに寄っていくと思うんですけど、木田はメタルやギターロックが好きなんで、木田に任せることでそのエッセンスが加わって。今作では、そこの融合がしっかり出来たんじゃないかと思います。

木田:特に今回は二人で作業する時間が多かったので、主人公がどういう気持ちなのか? 景色は夜なのか朝なのか? とか、細かい部分まで共有出来て、音で表現することが出来たので。そこが新しい作業のやり方をしたことのメリットだったと思っていて。

――うん、曲を聴いてても共感出来る部分が多くて。それもまず、この二人で曲の世界観や心境を共有出来てるからだと思います。しかし、「ドラムが抜けてどうすんだ!?」っていう大変な状況なのに、なんで二部作とか言っちゃったんですか?(笑)

佐々木:そうですね(笑)。ライブも止めることなくやり続けて、とりあえず、やるって言っちゃったらなんとかなるだろう! と思って。

バンドにとっては、ターニングポイントな1枚

――結成8年目。14年は『RO69JACK 14/15』で優勝。『COUNTDOWN JAPAN 14/15』出演と飛躍的な年になりましたが、評価を受けての変化は?

佐々木:単純に自分たちの音楽が認められたことは、すごく嬉しかったですね。自分の好きな音楽を作り続けていただけで、自信なんてないですから。それを受け入れてもらえたという事実が嬉しくて、今もやれてる感じはあって。

木田:僕は『COUNTDOWN JAPAN 14/15』に出演して、終わった後に他のアーティストのライブを見て回った時、「あぁ、この人たちと闘っていかなきゃいけないんだ」と思って。「この人たちのライブのような衝撃や感動を与えられないと、ここには戻ってこれないぞ」と思った時、ちょっと辛くなった部分もあったし、その後にドラムが抜けてどん底になったんですけど(笑)。こうして自信を持てる作品が出来て、「これを持ってもう一度あの場所に戻りたい」と、前向きに思えるようになったんです。

――話を聞いてても、今作がバンドの大きなターニングポイントになることは間違いないと思いますが。

木田:今作が出来て、今まで出しきれてない物がたくさんあったなと思ったんです。それは演奏面もアルバムとしてってところもそうなんですけど、“Fantastic Chaos=イケてる混沌とした世界”っていうのを主軸に歌詞から曲からアレンジから考えられたのも大きかったし。何よりもカッコいい、聴き応えのあるサウンドっていうのを強く意識して作れたのが大きくて。結果、飽きずに最後まで聴きたくなるような曲が作れたと思うし。

――僕、タイトル曲でもある「Fantastic Chaos」は一番好きですよ。聴き応えあるし、二度三度聴いて分かる発見も散りばめられていて。

佐々木:嬉しいですね! この曲は一番最後に出来た曲で、もっと歌ものみたいな曲もあったんですけど、「これを入れてると、自分たちの勝負したい場所まで届かない気がする」と思って。テーマとなる言葉とベース&ボーカルという武器が際立つスラップを入れたデモを渡して、「こういうイメージで作ってくれ」って作ったイントロのギターフレーズから、曲を広げていって。

木田:最初のデモは打ち込みのドラムにスラップが入って、そこに歌が入ってたんですが、「あいつは何をしているんだろう!?」と思いました(笑)。でも、デモを聴いただけで、この曲でやりたいカオス感みたいな物もなんとなく見えてきて。

佐々木:音作りもエンジニアさんと、「キックの迫力がこんな感じで、スネアの抜けがこんな感じで」って、事前に具体的に話せて。

――全員がしっかり意思疎通したうえで、カオスに突入したと。でも、「Fantastic Chaos」が一番最後に出来たってのが面白くて、持ってる手札を全部出しきった後、次の一歩まで踏み出せた感はありますね。

佐々木:ホントそうです。いつもミーティングする、某ファミレスで週3~4回集まって話し合うんですけど。「アルバムの印象をしっかり残せる曲が一曲ないとダメだ」って話になって。「なんとなくあるから、それを形にしよう」って言って出来たのが「Fantastic Chaos」で。危なかったといえば、危なかったですけどね(笑)。最初なんて、20曲くらい出した曲が全部「違うんじゃないか?」って全部ボツになって。すごい落ち込んで、一人で箱根に逃避行したりしてる中、ドラムが辞めるって話になって。踏んだり蹴ったりの中で、「やるしかないか!」って気持ちになって曲を作り始めて。結果、それ以降に出来た曲たちでほとんど構成されているんですけど。

「大丈夫、自信持ってやり続けて行こう!」

――よく諦めずに完成までたどり着きましたね(笑)。でも、だからこそというか、歌詞もすごく正直で人間くさくて。繊細でロマンチックでトゲがあってと、聴き手が思ってるけど言えないモヤモヤした気持ちを代弁してくれる感じもあって。今作を聴いて救われる人はいっぱいいると思いますよ。

佐々木:嬉しいですね。愚痴や不満や言ってもどうしようもないことを、今までは曲で言えてなくて。それを吐き出せたってところが、歌詞の部分では大きかったです。最近気付いたのは、「ポジティブでも人を傷つけることがある、ネガティブでも人を救うことがある」っていうことで。例えば、何かを相談した人が「大丈夫、いいことあるよ!」って言うより、「お互いダメだけど、やっていくしかねぇじゃん」って言う方が救われることがあると気付けたのも大きくて。

――その話は「無論ディスコード」の歌詞とも繋がりますね。

佐々木:自分がいま置かれてる状況を考えた時、「俺はこの立場から、聴き手に何を与えることが出来るのか?」と思ったり、「というか、そもそも与えるって何だ?」と思ったりして。その葛藤もそのまま吐き出すってことが、いま俺の出来ることなのかな? と思って。

木田:俺は「リアクション ザ ブッタがなくなっても、音楽シーンが終わるわけじゃない。俺らの代わりなんて、いくらでもいる」ってスネてた時、「君へ」を聴いてちょっと救われたことあったよ。「君へ」を聴いて、「よし、やり続けて行こう!」って改めて思った。

佐々木:そうだったんだ。大丈夫、自信持ってやり続けて行こう! ……って、メンバー同士でいうのもなんか気持ち悪いけど(笑)。

リアクション ザ ブッタ リリース情報

Fantastic Chaos

2015年11月4日発売

¥1,500(税抜)/ROJR-0047

1, 仮面/2, Fantastic Chaos/3, ナイカラ/4, 無論ディスコード/5, 3月のウソツキ/6, 君へ

リアクション ザ ブッダ オフィシャルウェブサイト


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