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【対談】フルカワユタカ×ent  ツタロックpresents『順不同vol.1』開催記念

2017年3月1日(水) 17:00配信

フルカワユタカ(ex. DOPING PANDA)と、ストレイテナーのホリエアツシによるソロプロジェクト・entが、3月8日にツタロックpresents『順不同vol.1』に出演する。そのイベントを記念して両者の対談を行った!(インタビュー&文:樋口靖幸[音楽と人] 撮影:山川哲矢)

ent×フルカワユタカ

─会うのはいつ以来で?

フルカワユタカ「すごい前、たぶん仙台だと思うんだけど、なんかのイベントの打ち上げで会った以来ですね。そこに大木(伸夫/ACIDMAN、ヴォーカル&ギター)とかもいて、HAYATO(ex DOPING PANDA、ドラム)がキレて(笑)」

ホリエ「スタッフになぜかすごい説教をしてたような」

─それって何年前のこと?

ホリエ「たぶん10年以上前かな」

フルカワ「僕らがメジャーデビューするタイミングぐらい」

ホリエ「その頃以降はたぶん対バンとかもしてなくて、疎遠でしたね。」

─こういう対談ってお互いの共通項とか接点を見つけるのがテーマになることが多いんだけど、この2人で思いつく共通項が木下理樹(ART-SCHOOL)ぐらいしかなくて(笑)。

2人「はははははは!」

ホリエ「ずっと理樹の話だけするとか?(笑)」

フルカワ「それやると怒られるんですよ、須藤くん(註:須藤 寿/髭、ヴォーカル)に。今彼と2人でアコースティックツアー廻ってるんですけど、MCで僕が木下の話ばっかりしちゃったみたいで」

Tシャツ短パンの中でストレイテナーだけ暗ーい感じで(笑)

─それ以外にこの対談が盛り上がるネタって何だろう?って。

フルカワ「ありますよ。ホリエくんはどう思ってるかわからないですけど、僕はやっぱり、アジカン、バックホーン、ストレイテナー、ACIDMAN、ドーパン、ART-SCHOOL、髭、POLYSICS……挙げるとキリないけど、2000年代に出てきたバンド、いわゆるロストジェネレーション世代の仲間というか戦友というか。出どころは同じ、っていう意識があって」

ホリエ「僕もインディーズ時代からの歩みを語るのが面白いかなと思ってるんですけど。たぶんスタートが全然違うんで」

─違うというのは?

ホリエ「出てたライブハウスとかも違うし、それぞれバンドがいるシーンが違ってたので、ドーパンの名前と曲は前から知ってたけど、出会うまでは結構長かったですね」

フルカワ「初めて対バンした時のストレイテナーはまだ2人で」

ホリエ「確かO-WESTのイベントで、田上さん(TGMX/FRONTIER BACKYARD、SCAFULL KING他)が僕らのリハをフロアで腕組みしながら見てるのがめっちゃ怖くて(笑)」

─ドーパンが一番世話になった先輩でありプロデューサーですね。

フルカワ「ホリエくんから田上さんって名前が自然と出てくるのも不思議ですね(笑)。だってストレイテナーは僕らと違ってAIR JAMに影響を受けてるバンドじゃなかったから。大木とかも今でこそTOSHI-LOWさん(BRAHMAN、ヴォーカル)と仲良いけど、元々は繋がりとかなかったはずで」

ホリエ「僕らも繋がりはなかったですね。むしろAIR JAMに対して反骨精神があったというか。大学時代とか周りの友達はAIR JAMのバンドを聴いてたし、ライブハウスで盛り上がってるのはメロコアとかミクスチャーのバンドばっかりで」

フルカワ「Tシャツ短パンでね」

ホリエ「そういうのばっかりの中で、僕らだけ暗ーい感じで(笑)」

フルカワ「音楽的影響は受けてないでしょ?」

ホリエ「直接的には受けてないけど、音は聴いたんで。それこそSCAFULL KINGとかイチさん(LOW IQ 01)とか、BRAHMANもライブ観に行って、観ながら〈悔しい〉と思ってたけど」

同世代のバンドだけどセ・リーグとパ・リーグに別れる。ドーパンはパ・リーグ

─対バンでお互いのバンドを観た印象は?

ホリエ「これは別のイベントで対バンした時の印象だけど、とにかく馬鹿テクというか(笑)」

フルカワ「いやいや(笑)。僕はやっぱり2人体制っていうのがとにかく印象的でしたね。だから音源はずっと聴いてるんですけど、それはストレイテナーに限らず同じ世代のバンドはやっぱり気になるんですよ。アジカンとかテナーとかACIDMANに嫉妬してた時期もありましたし(笑)。あとこれは僕が勝手に言ってたことなんですけど、同世代のバンドだけどセ・リーグとパ・リーグに別れるっていう」

ホリエ「ははははははは」

─で、ドーパンはパ・リーグだと(笑)。

フルカワ「パ・リーグですね。テナー、アジカン、ACIDMAN、バクホンとかがセ・リーグで、ART-SCHOOL、髭、フジファブリック、ドーパンとかがパ・リーグで。しかもパ・リーグのバンドは解散とか脱退とか多いんだけど、セ・リーグはそういうこともなく、しかもテナーに至ってはメンバーが増えちゃってる(笑)」

─彼はこういう乱暴な発言を昔からよくする人ですが、そういうキャラをウワサで聞くことはなかった?

ホリエ「やっぱり〈ロックスター発言〉はセンセーショナルでしたよ(笑)」

フルカワ「あぁっ、恥ずかしい!(笑)」

ホリエ「世代的には僕らもヒリヒリしてたというか、他のバンドへの対抗意識みたいなものはあったから、スタンスとしては〈いや、そんな知らないっす〉みたいな感じだったけど、自分のことを〈ロックスター〉って言う人はいなかったから(笑)」

フルカワ「当時はお互い興味があっても擦り寄る感じではなかったし」

ホリエ「そうそう。今みたいに誰も彼も興味あって、みんなでフェスやろうぜっていう感じではなくて」

フルカワ「でも4、5年ぐらい前から急に仲良さそうに見えますけどね」

ホリエ「あぁ。それはたぶん震災があって、縦も横も垣根なく結束したのも大きいかな」

出会った人に繋がっていこうとするのって、バンドの可能性を広げたいから

─最近のホリエくんは交友範囲が広くて。

ホリエ「最近はそうですね。でもインディーズの頃は〈嫌い〉って思うバンドの方が多かった」

フルカワ「僕は逆ですよ。AIR JAMのシーンにいた時は仲間みたいなのがたくさんいたけど、そこから外れたらどんどん友だちがいなくなって(笑)。あと、自分でも作らないようにしてたところもあったんですよ。僕らがメジャーに行くことになって、田上さんと離れることも決めて、そこからは闘争の歴史というか。大木とかは仲良くしてくれたけど、こっちから擦り寄ることはしなかったです」

ホリエ「僕らもメジャーデビューの頃にアジカンとかELLEGARDENとかとツアー廻ったりして三つ巴で仲良かったりしたけど、ライブだと誰が勝つかってしのぎを削ってて。だからみんなで飲んだりする関係でも、そこでバンドとか音楽の話はあまりしなかったし」

─お互いライバル心が強かったと。

ホリエ「かといってミュージシャン以外の友達がそんなにいるってわけでもないし、分かり合える部分はたくさんあるから結局ずっと仲良いんですよ。」

フルカワ「僕、誤解を恐れずに言うと、人と一緒にいるのがけっこう疲れるんですよ」

ホリエ「ははははは」

フルカワ「人と一緒だと自分を薄めたり合わせたりしないといけない気がして。でもバンドって、そうやって人と交わったり繋がったりする中でしか生まれないものもあるし」

ホリエ「僕も思い返してみると、世代関係なく出会った人に興味持って繋がっていこうとするのって、どこかで自分のバンドに繋げようとしてるかもしれない。バンドの可能性広げていきたいから」

─なるほどね。

フルカワ「ちなみにentはガス抜きですか? それともテナーを更にグレードアップするため?」

─質問が単刀直入です(笑)。

ホリエ「ははは。entはともとガス抜きで始まったんですよ。これをテナーで思いっきりやったらマズいだろう、みたいな。というのも一回テナーでこういう面を打ち出したことがあるんだけど、反応がそんなに良くなくて。で、その後OJ(大山純/ギター)が入ったことで結局ent的な方面には行かず、よりバンドのアンサンブル的な可能性を追求するようになったんですよ。なのでそのぶんやりかけてたことをこっちでやろうって(笑)」

フルカワ「僕は逆でしたからね。ドーパンの後期はどんどん自分のソロっぽくなってったというか。自分でスタジオ作って、ミックスまで自分でやったりして」

─もしかてガス抜きした方が良かったのはフルカワくんだったかも。

フルカワ「どう抜けば良かったのやら。今は抜いてますけどね、溜まったガスを(笑)」

イベント「順不同vol.1」は僕はもうストロングスタイルにいきますよ(笑)

─お2人はバンドマンのあり方として対照的だと思うんですよ。

フルカワ「対照的ですね」

ホリエ「そうですね」

─そんな2人がアコースティックセットで対バンするわけですが。これって弾き語りでやるんですよね?

フルカワ「僕はそうですね。それしかないんで」

ホリエ「僕は最小限の打ち込みとアコギで。ent名義でやる以上、ホリエアツシの弾き語りとは違うので。あっちはモノマネと替え歌のオンパレードなんで(笑)」

─ホリエくんが歌うゆずの「夏色」は最高です(笑)。

フルカワ「そんなのやるんすか!?(笑)」

─entとしてのライブは久しぶりですよね?

ホリエ「インストアでしかやってないので、ent名義でちゃんとしたライブをやるのは5年ぶりですね」

─どんなライブになりそうですか?

ホリエ「バンド編成より人間っぽいというか、音源の世界観が弾き語りに近い感じになるんじゃないかな。エレクトロニカというよりもっとフォーキーで。フォークトロニカみたいな感じになると思います」

─フルカワくんは?

フルカワ「僕はもうストロングスタイルにいきますよ(笑)」

ホリエ「知り合いに聞いたんですよ、『ユタカくんの弾き語りって、ギターのプレイで持ってく感じなの?』って。そしたら『いや全然』と。むしろ土臭いとか(笑)」

フルカワ「いやいや。ギターはとにかくカッティングですね」

─アコギで速弾きすると思ってた?(笑)。

ホリエ「そうそう。それでループ使ったり、もしくはボサノバみたいな感じだったり」

─実は歌も熱唱系なんですよ。

ホリエ「そうなんだ(笑)」

フルカワ「熱唱系ってやめてくださいよ(笑)」

─当日、2人でセッションをやる予定はないんですか?

フルカワ「それはやめときましょう」

─ゆずの「夏色」が聴きたいです(笑)。

フルカワ「僕がやったら〈夏色〉をノラ・ジョーンズみたいにしちゃいますよ」

ホリエ「僕がやるのもそろそろゆずのファンが怒るかもしれないんで(笑)」

フルカワ「そういうのはやめましょう! もう僕らいい大人なんで(笑)」

イベント詳細

ツタロックpresents
『順不同vol.1』
フルカワユタカ×ent
supported by 新代田FEVER

出演:フルカワユタカ、ent ※順不同
日程:2017年3月8日(水) OPEN 18:00 / START 19:00
会場:新代田FEVER
チケット:¥3,000 (+1drink) / DOOR ¥3,500 (+1drink)※1drink ¥600
主催:株式会社TSUTAYA/ツタロック
協力:新代田FEVER
問い合わせ:新代田FEVER(TEL 03-6304-7899)

※当日のライブ内容は、2組ともソロのアコースティックライブを予定しております。

※入場チケットはSOLD OUTしております。

※「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」「代官山蔦屋書店」の2店舗店頭ならびに、TSUTAYAオンラインショッピングにて1/11発売フルカワユタカ『And I'm a Rock Star』(NIW-128)もしくは、1/11発売ent.『ELEMENT』(TYCT-69108)をご購入いただきましたお客様に各店先着でイベント入場整理券を引き続きお渡しております。まだ若干数イベント整理券がございます。(2017年3月1日現在)

イベント情報ページ http://top.tsite.jp/entertainment/j-pop/campaign/33711293/


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And I’m a Rock Star

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演奏者 フルカワユタカ 

 作品詳細・レビューを見る 

ELEMENT

ELEMENT

演奏者 ent 
歌と演奏 ent 
作(ライター) ent 
概要 ストレイテナーのホリエアツシによるソロ・プロジェクト、entの3rdアルバム。人気曲「Silver Moment」のリミックス・ヴァージョンを含む、全11曲が楽しめる。エレクトロの精巧さと生のギターやピアノ・サウンドが魅力的。 JAN:4988031196625

 作品詳細・レビューを見る 

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フルカワユタカ

生年月日 1978年2月28日(39歳)
星座 うお座
出生地 山口県

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