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LAMP IN TERREN ワンマンツアー2017「in “fantasia”」ファイナル【東京・リキッドルーム ライブレポート】

2017年7月3日(月) 22:51配信

全国9か所を巡る旅の終着地、LAMP IN TERRENが東京に帰ってきた。
日常を音楽で塗り替えてゆく、音楽で日常が変わる、そんな思いを込めたニューアルバム『fantasia』の曲たちを引っ提げて。

 

LAMP IN TERREN 

>ライブ写真をもっと見る(全8枚)

メンバーが一人ずつステージに現れ、静かにランプに灯りをともしてゆくおごそかなオープニングのあと、「流星群の夜」から「ランデヴー」、「Sleep Heroism」へと、スピードを上げてバンドは疾走する。ボーカル松本大の声が熱を帯びて震える。

「何年ぶりに、とんでもない緊張を感じてます」と、正直に胸の内を吐露しながら、「今日はこのツアーで一番、というものを残したい。みなさんの力が必要です」と、最初のMCを力強く届けると、アルバムの中でもとりわけノイジーなパワーに満ちた「at (liberty)」「innocence」を立て続けに、さらにメランコリックなミドルバラード「雨中のきらめき」から、松本がアコースティック・ギターを奏で、大屋が心を込めたソロを弾く、やわらかくフォーキーな「とある木漏れ陽より」と、色彩を変えながらライブは佳境へと突き進む。フロアを埋めたファンは、闇雲に踊るというよりも音に耳を傾け、歌詞をじっくりと聴きこんでいるようだ。

 

 

「一緒に演奏してくれますか?」と松本が呼びかけ、オーディエンスが足踏みと手拍子でにぎやかに盛り上がる「オフコース」、そしてベースの中原が大活躍する、明るくポップな「不死身と七不思議」へ。フロアでは、オーディエンスがワイパーのように振る手がきれいに揃い、波のように揺れている。ここで大屋がマイクに向かい、続けて中原、ドラムの川口と、ツアーを振り返るMCタイム。

このツアーで川口が初めてMCをしたこと、東京が第二の故郷と感じられるようになってきたことなど、にぎやかなトークを松本が引き取り、現メンバーになってから約1年9か月間の紆余曲折をしみじみと振り返る。様々な葛藤はあったものの、結論は「なんで音楽を続けているか、それはほかでもないあなたが聴いてくれるからです」。まっすぐに前を向いて語る言葉に拍手が送られる。バンドとファンの間に、心でつながった見えない絆が見える。

万感込めたミドルバラード「pellucid」から、心臓の鼓動が力強く脈打つ「heartbeat」、そして鮮やかな緑のライトがステージから放射される「緑閃光」へ。空間を漂うような大屋のエフェクティブなプレーが、曲をドラマチックに進化させる。

松本が「俺はみんなの手を引っ張っていく。一緒に行こう!」と叫び、一気に明るくなったライトの下で「キャラバン」を歌うと、フロアの全員がサビに合わせて歌う。ライブはもう終盤だ。「林檎の理」から「ワンダーランド」へ、心と体を解放するスケールの大きな曲が続く。

川口の刻むビートはどこまでも力強く、熱い。「最後の曲はみんな響いてほしい。踊ってくれ!」と、松本が言うまでもなく、フロアの全員は踊る気満々。ラスト・チューン「地球儀」を歌いながら、思い余って松本がフロアに飛び込むと、振りかざす何十本もの手が彼を迎え入れ、共に歌う。祝祭感あふれる、美しいシーンだ。

アンコールは2曲。明るくやわらかいグルーヴの「multiverse」、そして静かなループから徐々にテンポアップする劇的な「eve」。「みんなに力をもらいました」と、松本は言った。すべてを出し切った、幸福なライブのエンディング。が、4人がステージを去ったあとも、手拍子が鳴りやまない。

まさかの、ダブル・アンコール。松本が一人でステージに戻り、「本当に用意してなかったので、僕の弾き語りでいいですか?」と前置きして歌った「L-R」は、おまけやサービスではなく、この日のハイライトと言ってもいい熱演だった。様々なことがあり、これからもあるだろうが、歌い続ける覚悟をこの日バンドは示した。LAMP IN TERRENの存在意義を再確認する、エモーショナルなライブだった。(文:宮本秀夫 撮影:浜野カズシ)

セットリスト

1 涙星群の夜 2 ランデヴー 3 Sleep Heroism 4 at (liberty) 5 innocence 6 雨中のきらめき 7 とある木洩れ陽より 8 オフコース 9 不死身と七不思議10 pellucid 11  heartbeat 12 緑閃光 13 キャラバン 14 林檎の理 15 ワンダーランド 16 地球儀 en1 multiverse en2 eve w en L-R(弾き語り)

TOUR “FOR TRUTH”

2017年9月29日(金)福岡 BEAT STATION 
開場18:00/開演18:30 問:キョードー西日本 092-714-0159

2017年9月30日(土)広島 Cave-Be 
開場17:00/開演17:30 問:夢番地 082-249-3571

2017年10月8日(日)長野 松本ALECX 
開場17:00/開演17:30 問:キョードー北陸チケットセンター 025-245-5100

2017年10月9日(月・祝)金沢 vanvan V4 
開場17:00/開演17:30 問:キョードー北陸チケットセンター 025-245-5100

2017年10月14日(土)神戸 太陽と虎 
開場17:00/開演17:30 問:キョードーインフォメーション0570-200-888

2017年10月15日(日)静岡 UMBER 
開場17:00/開演17:30 問:サンデーフォークプロモーション 052-320-9100

2017年10月21日(土)新潟 GOLDEN PIGS BLACK STAGE
開場17:00/開演17:30 問:キョードー北陸チケットセンター 025-245-5100

2017年10月22日(日)宇都宮 Heaven’s Rock Utsunomiya VJ-2
開場17:00/開演17:30 問:DISK GARAGE 050-5533-0888

2017年11月3日(金・祝)仙台 M.C.N 
開場17:00/開演17:30 問:GIP 022-222-9999

2017年11月4日(土)盛岡 five
開場17:00/開演17:30 問:GIP 022-222-9999

2017年11月23日(木・祝)名古屋 CLUB QUATTRO
開場17:00/開演18:00 問:サンデーフォークプロモーション 052-320-9100

2017年11月24日(金)梅田 CLUB QUTTRO 
開場18:00/開演19:00 問:キョードーインフォメーション0570-200-888

2017年11月26日(日)渋谷 CLUB QUATTRO
開場17:00/開演18:00※ 各会場GUESTあり(後日発表)

>オフィシャルサイト


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演奏者 LAMP IN TERREN 
歌と演奏 LAMP IN TERREN 
作詞 松本大 
作曲 松本大 

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