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2018年人気急上昇! 注目のロックバンド10選!

2018年1月12日(金) 14:53配信

新世代ロックシーンの加速ぶりが止まらない。昨年はここ2~3年の間にライブハウスシーンで急成長を遂げたバンドがCMソングやドラマ主題歌、ゴールデンタイムの音楽番組にも名を連ねるなど、“ロックバンドのお茶の間化”が進んだ1年だった。

タウンワークのCMにメンバー本人が出演して話題を呼んだWANIMA、ドラマ『セシルのもくろみ』の主題歌を手がけた夜の本気ダンス、『ミュージックステーション』でVSライブが話題になったKEYTALKTHE ORAL CIGARETTESなど、ここからロックシーンの中核を担うであろうバンドの幅広い活躍が相次いだ。

その一方、さらに次の世代バンドが着実にライブハウスには現れている。2018年の注目バンドを紐解くキーワードは“ジャンルの概念をぶち壊す”だ。インターネットやYou Tubeで音楽を聴くことが当たり前になった時代のニューエイジ・ミュージシャンたちは、どこまでも自由奔放な感性でユニークかつ個性的な音楽を生み出している。ということで、今年もT-SITE新春恒例企画“注目のロックバンド10選”2018年版をお届け!(文:秦理絵)

(画像はオフィシャルサイトより)

Ivy to Fraudulent Game(画像はオフィシャルサイトより)

Ivy to Fraudulent Game 2018年大注目!はかりしれない才気!

回転する

回転する

生きづらさや孤独を巧みな語彙で歌詞にする福島由也(Dr)と、それをロックボーカリストとしての抜群の存在感で表現する寺口宣明(Vo)という、ふたつの才能を擁するバンド・Ivy to Fraudulent Gameマイ・ブラッディ・バレンタインの影響を受けたというサウンドは美しくも抑えようのない衝動を孕んでいる。

静謐に闇の世界を漂う「水泡」、ハイエナジーに激情をぶつける「青写真」にバンドの原点があるが、メジャーデビュー作『回転する』では心に巣食う不安を吹き飛ばすようなカントリー調の音楽讃歌「革命」を収録するなど、その才気には底が見えない。

CHAI “NEOかわいい”を提唱する4人組

PINK

PINK

“全部同じ顔なんて変じゃない?”と世の“かわいい”の基準に疑問を投げかける「N.E.O.」(アルバム「PINK」収録)といった楽曲で、コンプレックスを個性に変える“NEOかわいい”を提唱する4人組・CHAI

双子のマナ(Vo/Key)と カナ (Vo/Gt)をフロントに、リズム隊のユウキ (Ba/Cho)とユナ(Dr/Cho)で構成される彼女たちは、2016年にリリースした「ぎゃらんぶー」を始め、海外での評価も高い。ブラックミュージックやニューウェイヴへの深い造詣が生む気ままでアバンギャルドな音楽はまさに唯一無二。

teto 今春フォーリミ主催フェスに出演!

 

dystopia 

全国流通盤は2017年8月にリリースした『dystopia』が初めてにもかかわらず、すでにそれ以前から耳の早いリスナーの間で注目を集めていた埼玉発の4人組・teto。2016年結成。

前のめりで早口のボーカルが愛や欠落を叫ぶガレージパンク「Pain Pain Pain」「暖かい都会から」で銀杏BOYZandymoriらと比較されることが多いが、とにかくジャンルや系譜云々で語るよりも、このバンドは聴いて何を感じるかに尽きる。

2018年は04 Limited Sazabys主催の「YON FES 2018」への出演も決定するなど、ますます知名度が高まりそう。

パノラマパナマタウン A-Sketchからメジャーデビュー!

 

PANORAMADDICTION 

新人発掘オーディションMASH A&Rやロッキング・オン主催のRO69JACKでWグランプリを獲得した神戸発の大型ルーキー・パノラマパナマタウン

いよいよ大学卒業&上京を果たし、2018年1月17日に『PANORAMADDICTION』でA-Sketchからメジャーデビューする。

ガレージサウンドに岩渕想太(Vo/Gt)が攻撃的なラップをのせて、世の中への疑問を投げかける「フカンショウ」がバンドの真骨頂だが、『十二大戦』で初めてアニメのOP曲を手がけた「ラプチャー」ではビート重視のパノパナらしいバラードを完成させて新たな境地を切り開いた。

ポルカドットスティングレイ 独特の言語感覚がくせになる!

全知全能

全知全能

ゲームディレクターからバンドへ転身したという異色の経歴を持つフロントマン雫(Vo/Gt)を中心にした4人組ロックバンド・ポルカドットスティングレイ

2017年11月にリリースしたアルバム『全知全能』で、結成から約2年という驚異のスピードでメジャーデビューを果たした。

椎名林檎やクリープハイプの影響を受けたという歌詞の独特の言語感覚も魅力。キャッチーでありながら色気も漂う「テレキャスター・ストライプ」は、サウンドのみならずアートワークも含めて総合的にバンドをセルフプロデュースする彼女たちだけにミュージックビデオも充実。

Halo at 四畳半 2018年期待大!“心の在り処”を問いかけるギターロックバンド

 

Animaplot 

千葉県佐倉市発のギターロックバンド。ここ数年ブレイク間近を言われてきたHalo at 四畳半だが、2018年いよいよ頭角を表しそうだ。

渡井翔汰(Vo/Gt)が紡ぐ文学的な歌詞をエモーショナルな演奏にのせるハロの音楽は、最新ミニアルバム『Animaplot』に代表されるように、どの作品でも“人としてどう生きるか”という根源的なテーマを持つ。

ディストピア世界を想像させながら“心の在り処”を問いかける「ユーフォリア」など、You Tubeで1曲だけを聴くのもいいが、ぜひ彼らのミニアルバムは全曲通して、心の耳で聴いてほしい。

マカロニえんぴつ ポップなのに泣けてくる楽曲の魅力

 

CHOSYOKU 

音楽という夢のあるおもちゃで徹底的に遊び尽くす、それがマカロニえんぴつというバンドの面白さだと思う。ジャズやファンク、ロックンロールからJ-POPに至るまで幅広い音楽への理解と寛容あり、その材料で実にユニークな音楽を生むアイディア満載バンドだ。

昨年はドラマー脱退の発表もあったが、4人体制初のリリースとなったアルバム『CHOSYOKU』は、マカロニえんぴつの遊び心もエモさもギュッと詰まった快作。

恋に恋して、溺れて傷つく「洗濯機と君とラヂオ」は、めちゃくちゃポップなのに泣けてくるから不思議。

mol-74 コンセプチュアルな世界観が秀逸

 

▷(Saisei) 

mol-74の読みは、モルカルマイナスナナジュウヨン。

透明感のあるシューゲイザー系のアプローチでモノクロームの世界を描く「グレイッシュ」(「越冬のマーチ」収録)に代表されるように、シガー・ロスミューコールドプレイら北欧のバンドに影響を受けたという京都発の4人組。

バイオリンを弾く弓でギターを弾くボウイング奏法を用いた新曲「▷(Saisei)」(1月17日発売のミニアルバム『▷(Saisei)』収録)では、“冬の夜明け”の冷たさを音で表現するなど、景色を切り取るように音を積み上げていく。

作品ごとにコンセプチュアルに構築された世界観が秀逸だ。

Official髭男dism ブラックミュージックへの惜しみない愛と敬意を

 

What's Going On? 

ソウル、ファンク、モータウンというブラックミュージックへの愛情と敬意を人懐こくて親しみやすい新世代ポップスとして鳴らす山陰発の4人組バンド・Official髭男dism

そのステージパフォーマンスは、たとえ楽曲を知らない人でも一瞬にしてハッピーにしてしまうエンターテイメント性の高さが大きな魅力だ。

敬愛するマーヴィン・ゲイのタイトルを拝借した“ひげだん流”の「What's Going On?」は、その思想を引き継ぎ、現代日本の社会背景のなかで歌う生命讃歌。ラストのワンフレーズ“愛してるよ 黒焦げた世界を”は稀代の名フレーズだと思う。

緑黄色社会 可愛さに油断禁物!リミッターなしのポップミュージック

高校の同級生だった長屋晴子(Vo/Gt)、小林壱誓(Gt)、peppe(Key)に、ふたつ年下で小林の幼馴染でもある穴見真吾(Ba)を加えた4人組バンド・緑黄色社会。平均年齢21歳。

モデルとしても活動する女子ふたり=長屋とpeppeの可愛さにも注目を集めるが、ドラムがいない変則的なバンド編成を逆手にとり、バンドとしての制限はなしに自由で清涼感のあるポップミュージックを鳴らすのが特徴だ。

なお、バンド名は“緑黄色野菜”の聞き間違いから。略して、“リョクシャカ”。


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演奏者 Ivy to Fraudulent Game 
作曲 福島由也 

 作品詳細・レビューを見る 

PINK

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演奏者 CHAI 
歌と演奏 CHAI 
作詞 ユウキ  カナ 
作曲 マナ 

 作品詳細・レビューを見る 

全知全能

全知全能

演奏者 ポルカドットスティングレイ 
歌と演奏 ポルカドットスティングレイ 
作詞 雫 
作曲 雫 

 作品詳細・レビューを見る 

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