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パノラマパナマタウンが『PANORAMADDICTION』でメジャーデビュー! 【インタビュー】

2018年1月11日(木) 11:00配信

「一緒に楽しもう」の精神の下、持ち前の躍動感とグルーヴで、会場を縦にノらせ、横に揺らせ、一つにしてきた、パノラマパナマタウン。そんな彼らが1月17日にメジャーデビューミニアルバム『PANORAMADDICTION』を発表する。

彼ら特有の躍動感と一体感そして、メロディのキャッチ―さや情報量たっぷり詰まったボーカルといった特性が各曲多種に炸裂した今作。テンポや速さに頼らない、今の彼らの勢いや入れ込みたかった楽曲が惜しみなく詰め込まれているのも興味深い。

自己紹介的な作品でありながらも、色々なタイプの幅を伺わせてくれ、それらを引っ括め全てパノラマパナマタウン感満載の今作を引っ提げ、4人がT-SITEに初登場!! デビューミニアルバムの話を中心に、彼らの音楽性や魅力等々を色々と紐解いた。(インタビュー&文:池田和宏)

パノラマパナマタウン

パノラマパナマタウン

「4人で熱くなれる」というのが最初の目指していたところ

パノラマパナマタウンの現在の音楽性はわりと躍動感やグルーヴ感が魅力ですが、結成当初からこのような方向性を?

岩渕想太(Vo&Gt)●いいえ。当初は特に、"どういったバンドにしたいか"も決めずに開始しました。最初は全員バンド初心者でしたからね。僕もこのバンドを始めて曲を書き出したし。最初は、それこそ「かっこいい音を出そう」、そんな想いだけで始めました。

田野明彦(B)●聴いていて身体が踊り出したくなる、そんなグルーヴを出せるバンドになりたいなと、ある時から思い始めて。そこからですね。今の方向性に向かい出したのは。

岩渕●「4人で熱くなれる」というのが最初の目指していたところではありました。それが段々とお客さんも楽しませたい。ライヴハウスを通じて一つになって全員で熱くなったり、楽しくなったりしたい。そんな欲望に変わってきたんです。

田村夢希(Dr)●熱さと言っても、当初目指していたのは、衝動的な熱さで。内側から出る、その時の感情や気持ちに任せて出てくる熱さというか。演奏しながら段々と熱くなっていく。計算されたものじゃなく、その場で出てくる熱さを重視してましたね。

浪越康平(Gt)●僕たち大学受験を目指し、勉強中心のわりとつまらない中高生時代を送ってきたんです。で、大学に入ってそれらから解放され、一緒に音を出してみたら凄く楽しくて。その楽しさこそが大切だと。その楽しさや熱さをお客さんとも共有したいし、知ってもらいたい。その気持ちは結成当初から今も変わってません。

まじめなんだけど、それを正攻法でやりたくない

 

PANORAMADDICTION 

パノラマパナマタウンの面白いところは、そのような熱さや躍動感の中で、歌詞はわりと毒やアジテートを含ませている部分で。親しみやすく聴きやすいんだけど、実はけっこう社会的だったり。

岩渕●歌詞に関しては、ずっと持っていた疑問や、"何でこうなんだろう…""どうしてこうじゃないといけないんだ?"的なことを歌っているものがほどんどで。逆にそういった原動力がないと歌詞を書いていなかったでしょうね。

━それは例えば?

岩渕●何で型にハメたがるのかなとか。自分らも型にハメられることが多くて。"どんな音楽性なの?""どんなバンドなの?"って訊かれても、自分たちは色々なジャンルをごっちゃ混ぜにして自分たちなりの音楽をやっているわけで。そういった型にハメようとする人たちに対しての反発が昔からあったんです。それらの疑問や憤りが自分の歌詞を書く原動力にはなってます。

━その「型にハメられるのがイヤだ!!」というのは、今回のミニアルバムからも伝わってきます。だけど、みなさん、そういったメッセージ性もあえて軽やかさも交えて粋に伝えてますよね。

岩渕●まじめなんだけど、それを正攻法でやりたくない部分があって。そこだけを伝えたいのであれば、別に音楽やバンドでなくてもいいだろうし。あえてバンドでそれを伝える意義としての方法論であったりもします。

浪越●基本、音楽って楽しいものですからね。例えメッセージを有していても、聴き手には楽しく伝わって欲しい。音楽自体が楽しければ、そのメッセージもより届きやすいでしょうし。

田野●重くするのは考えなくても出来るけど、あえてそこから抜いていき、軽くするってところでしょうね。なので、僕らも「どこが気持ち良いラインなんだろう?」「より伝わるラインはどこなんだろう?」は常に探ってます。僕自身は自分がやっていての気持ち良さやカッコ良さを重視してプレイやアレンジをしているところはあります。

田村●そのメッセージは重いけど、サウンドも合わせて重く感じさせない部分は、演奏側も意識している面ではあって。例えメッセージを伝えるにしても、ちょっと余裕や余白を持って伝えてはいます。自分たちでも変にエモくならずに、溌剌しているし、吹っ切れている自覚はありますね。

岩渕●昔はそれこそ人に向けて歌詞を書いてませんでしたから。自分の疑問点とか嫌なこと、ズレとかを、それこそ散文っぽくパーッと書いていただけで。それはそれで衝動的ではあったんですが、もっと人に届けたいし、伝えたい意欲が出てきて。この疑問点って自分だけでなく、みんなが思ってもいいんじゃないかとか。みんながそう思ってくれた方が面白いだろうって。そんな考えに移ってきたんです。で、今回のアルバムで特に意識したのは、ひと言で刺さるものやキャッチ―で一瞬で理解できるけど、キチンと意味を汲み取ろうとしたら、ちゃんと聴かなくてはならない。そんな部分でもありました。

どんなジャンルのバンドか?を、説明せずとも提示出来る作品にしたかった

━そんな今作ですが、みなさんの多様性を楽しませてもらいました。いわゆる、「これも、これも、これも、全てがパノラマパナマタウンだ!」的な。

岩渕●正直、「幅を出そう!」との気概は一切ありませんでした。とにかく自分たちらしく、今の自分たちがやりたいことを詰め込んだだけで。このタイミングだからこそ、もう一度、自分たちらしさを考え直したかったし。

━それは?

岩渕●よく訊かれる、「パノラマパナマタウンってどんなジャンルのバンドなんですか?」を、説明せずとも提示出来る作品にしたくて。で、"それを多くの人に届けるためにはどうしたら良いか?"を色々と考えました。いわゆる自分たちらしさを保った上で、それをどう多くの人に伝えるか…的な。

━ちなみに、そこで改めて気づいた自分たちらしさって?

岩渕●この4人がやりたいことを詰め込むのが自分たちらしいんだろうなって。僕だったらラップや語り、言葉を沢山詰め込むことや、それを気持ち良く聴かせる語感とか。あとは<メッセージを射す>でしたね。

田村●僕はビートの気持ち良さの追求でしたね。生のグルーヴ感が自分たちの音楽性の要だと自負しているんで、その辺りをキチンとどの曲でも表したり。逆に出さないことで、違った自分たちらしさを表すことも今回、逆に表現せられたり。

田野●僕だったらファンキーさやグルーヴィーさでした。躍動感や聴いていて自然と踊り出したくなっちゃう、そんな気持ち良さの引き出しを目指しました。あとは、僕のベースラインを聴いて、おおっ、ベースってかっこいいと気づいてもらい、ベースを始める人を増やしたいとか。弾きたくなるし、弾いていて楽しい、そんなベースを目指しました。

浪越●僕たちって基本、音楽の好みがバラバラで幅広かったりしますからね。それぞれの好きな音楽性を1曲1曲に詰め込むことでのオリジナリティは出せたかなと。音楽性的には色々な要素があるんで、一口には称せないけど、「パノラマパナマタウン」というジャンルとしては、このアルバムは1枚、凄くしっくりくるんですよね。

━テンポや激しさとは違った部分での今のみなさんが持つ勢いも感じました。"今、これを詰め込みたいんだ!!"的な。

岩渕●まさに今、みんなの前で鳴らしたい音を詰め込んでみました。なので今、自分たちが鳴らしたい音しか入ってません。

2月からのツアーでは、この音源に勝るライブをやるだけ

━「パノラマパナマタウンのテーマ」や「ロールプレイング」等、ライヴでの人気曲で、ようやく作品化された曲も収録されてますね。

田村●メジャー1枚目だったし、自分たちが大切にしていた曲をこの機会に入れたくて。両方とも今作用に録り直してはいますが、元々のスカスカな感じを、その質感や雰囲気はそのまま録り直したり等、あえて当時の良い部分を活かしたり。且つ当時の勢いを損なわずに録れたんで、最初の頃に作った曲が故のエモさも表れていて最高の仕上がりになりました。

━ONE OK ROCK等も手掛けているakkinさんもアレンジャーとして数曲参加されてますね?

岩渕●akkinさんは、「僕らがどうしたいか?」等を汲み取って作品に落とし込んで下さいました。当初は僕らの中でも、色々とイジられたり、ややもしたらメロディさえも変えられたりするんじゃないか?等の懸念もあったんです。でも実際は、<自分たちがこうしたい!>と思ったことを具現化して下さるタイプの方で。おかげさまで、<自分たちの音楽をどうやったらもっと多くの方に届けられるか>についての技みたいなものは沢山学ぶことが出来ました。

浪越●アレンジに関しては、ほとんど好き放題、自由にやらせてもらいました。だいたい僕のギターがアレンジの下地になっていくので、僕的には自身の音楽的なルーツを追って…具体的に言うと、ファンクとディスコとガレージロックをブルースにまとめ上げる。そんなイメージでギターアレンジをしてみました。ギターソロを多くフィーチャーしているところもポイントで。最近みなさん、作品にあまりギターソロを入れてないじゃないですか。こういった状況の中、逆にきっちりギターソロを入れて存在感を出してみました。

━最後に今後のパノラマパナマタウンのビジョン等をお訊かせ下さい。

岩渕●2月から今作を引っ提げた全国ツアーがあります。僕ら作品もですが、熱さを伝えるといった意味でもライヴが魅せ場のバンドでもあるので、ライヴと音源では、また雰囲気やアレンジ、臨場感や躍動感も違うし。是非ライヴに来て一緒に熱くなって欲しいです。あと、僕らこれまで、「音源よりライヴがいい」と言われることが多くて。それが悔しくて、ライヴに勝る音源を作ろうと挑んだのが今作でもあったんです。今回、その音源にも衝動や熱さも詰め込め、これまでのライヴの良さも凌駕した、とてもいいものに仕上がった自負があるので、今度はまたこの音源に勝るライヴをやるだけです。今回のツアーは、このアルバムを超えるライヴをするし、これまで行けなかった場所にも行けるので、各所是非集まって欲しいですね。そこで、きっと「パノラマパナマタウンってこんなバンド」というのが、体感も含め、より伝えられると思います。

パノラマパナマタウン リリース情報

PANORAMADDICTION

2018年1月17日発売

AZCS-1069 1,800円(税別)

収録曲  1. パノラマパナマタウンのテーマ 2. フカンショウ 3. マジカルケミカル 4. ラプチャー 5. 街のあかり 6. ロールプレイング

全国12都市対バンツアー『HEAT ADDICTION TOUR』

2018年 2月 4日(火) 神戸music zoo KOBE 太陽と虎

w ) ハンブレッターズ / YAJICO GIRL

2018年2月12日(月・祝) 広島 BACK BEAT

w ) mol-74 / ゆるふわリムーブ

2018年2月14日(水) 福岡 LIVE HOUSE Queblick

w ) Bentham / ユアネス

2018年2月15日(木) 香川 高松DIME 

w ) Bentham / ELFiN PLANET

2018年3月10日(土) 千葉LOOK

w ) PELICAN FANCLUB / teto / 突然少年

2018年3月21日(水・祝) 石川 vanvanV4

w ) LILI LIMIT / PELICAN FANCLUB

2018年3月24日(土) 新潟 CLUB RIVERST

w ) LILI LIMIT / PELICAN FANCLUB

2018年3月30日(金) 仙台enn3rd

w ) マカロニえんぴつ / アンテナ

2018年4月1日(日) 札幌SOUND CRUE

w ) マカロニえんぴつ / アンテナ

2018年4月21日(土) 大阪 梅田Shangri - La

w ) ???

2018年4月22日(日) 名古屋 ell.FITS ALL

w ) ???

2018年4月26日(木) 東京 渋谷WWW

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パノラマパナマタウン オフィシャルサイト


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