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【ライヴレポート】vistlip、「日本とろうぜ!」覚醒のステージ

2015年7月1日(水) 22:54配信

vistlipにとって新章の幕開けとなったアルバム『LAYOUT』を携えての全国ツアー“vistlip ONEMAN TOUR Left side LAYOUT[idea]”が6月22日に六本木EX-THEATERでファイナルを迎えた。


  • 智(Vo)

  • Yuh(G)

  • 海(G)

  • 瑠伊(B)

  • Tohya(Dr)

ルールをとっぱらった挑戦のステージ

アルバムのオープニングを飾るインスト「To be awake is to be alive」が流れるなか、スクリーンに5人のシルエットが映し出されると“この時”を待っていたオーディエンスから歓声が上がる。

やがて映像は「Period」のMVへと変わりステージを覆っていた幕が振り落とされ、演奏するメンバーが姿を表した。智の伸びやかで色気のあるヴォーカル、タイトに研ぎすまされた演奏は、この挑戦のツアーでvistlipが掴みとったものの大きさをまんま物語っていた。“一度死んだと思い込んで 自主規制外せ”とメッセージする「My second B-day」では瑠伊(B)も前に出てきて煽り、海(G)とYuh(G)がポジションを入れ代わり、アグレッシブなステージが繰り広げられた。

実際、vistlipにとってこのツアーはある意味、自分たちのルールをとっぱらうものだった。本編で演奏されるのは、アルバム『LAYOUT』の収録曲がメイン。いわゆるライヴのキラーチューンはセットリストから外されたのだ。『LAYOUT』のツアーは後にも先にも1回きりしかないという想い、定番の曲に依存したくないという攻めの姿勢が挑戦へと踏み切らせた。

「もっと声を届けろよ!」と煽った智が“アルバムの曲だけを最大限に見せて聴かせるツアーを貫き通すことによってバンドが一歩、進めると思った”と心境を明かし、「俺たちが自分たちの夢に向かって歩いていって、その夢の空席にみんなが乗ってくれて、どんどん突き進んでいければいいと思います」と届けられたのは覚醒のときを歌った「REM SLEEP」。vistlipならではの抜けのいいメロディ、洗練とエッジが絶妙のバランスで融合するサウンド、スケール感があって美しい旋律のYuhのギターソロが空間を充たしていく。ライヴに足を運ぶファンへの想いがありったけ詰めこまれた「World is mine」のグルーヴも今の彼らならでは。独自の言語センスはそのままにリアルな表現へとシフトチェンジした智のメッセージがダイレクトに伝わってきた。

「俺たちはトップに立ちたいです。それが今、vistlipの決めた夢です」

中盤のMCではvistlipの決意が智の口から語られた。

「俺たちはトップに立ちたいです。それが今、vistlipの決めた夢です。俺たちの目の前にはたくさんの人がいるから、叶えられるって信じてます。何かあったら、いくらでもすがってください。俺たちは応援したい。vistlipのまま、いつまでもみんなを抱きしめてあげるから」

拍手を送り、ひとつひとつの言葉を噛みしめるように聞きいるオーディエンス。その宣言に嘘偽りがないことを示すかのように贈られた曲はあえて突き放したメッセージで、苦悩する心を救おうとする「Another one step」だった。ライヴはグラデーションを描くように解放のベクトルへと向かい、男子の野太い歓声も次第に増えていった後半戦ではアルバムの中で最もヘヴィなナンバー「ROACH」が叩きつけられ、智が「害虫じゃねえか!」と叫び、海がギターをかき鳴らしながら暴れ、Tohya(Dr)がドラム台から立ち上がって煽り、会場はヒートアップする一方。

全力で未来を切り開いていく意志を表明したファイナル公演の本編ラストに演奏されたのは智と海のツインヴォーカルと突き刺さるほどに熱く集中力のカタマリのような演奏が圧倒的だったアルバムの最後を飾る曲「LAYOUT」だった。生きる痛みも喜びもすべてひっくるめて連れていこうとするアティテュードがまっすぐ伝わってくるライヴに場内は感動に包まれた。

 

 

目指す場所へのシングル、そして一夜限りのライヴ

そしてアンコールではメンバーが登場する前にスクリーンに今後の予定が発表されるというサプライズが──。8月5日にリリースされるニューシングル「OVERTURE」の曲の一部が一瞬流され、12月18日に“Right side LAYOUT[sense]”が東京代々木第二体育館で行なわれることが発表されると大歓声がわき起こった。

興奮でわきたつなか、ツアーTシャツなど思い思いの格好で登場したメンバーはリラックスした表情。「ついに発表できました」と智はシングルのタイトルについて、「自分たちが心を決めて目指していく場所の序曲」という気持ちを込めたと話し、vistlip史上最大のキャパとなる代々木第二体育館でのワンマンライヴについて「俺たちが今まで培ってきたもの。『LAYOUT』が骨なら、そこに肉をつけた一夜限りのものにしたいと思います。今までの曲も加えてさらに色をつけた全然違うライヴになると確信しています」と予告した。

そして、この後はvistlipいちのお騒がせ男、Tohyaがセンターに呼ばれ、生声で「俺がTohyaだ!」と叫び、お立ち台で腹筋、腕立てを披露。ダイエットを決行し、ツアーTシャツがワンサイズ小さくなるほどの成果を上げたものの目標の56キロには僅かながら届かない58キロでギブアップしたことをカミングアウトし、「おわびに今日はタンクトップで叩きます!!」とTシャツを脱いで場内を湧かせた。

続く海と瑠伊による告知コーナーでは瑠伊がライヴの日にちを間違え、さらに「代々木第二体育館」を「第二体育館」とアナウンス。智に「どこの第二だよ。そんな名前の体育館、いろんな学校にあるよ」と突っ込まれ、爆笑の渦。vistlipいちの天然男、瑠伊をvistlipいちのシッカリ者、海がフォローし、物販もばっちり紹介し、事なきを得たのだった。

アンコールでは「GLOSTER IMAGE」、「瞳孔」、「HEART Ch.」、「LION HEART」などのキラーチューンをたて続けに演奏し、完全燃焼。「日本、とろうぜ!!」と誰よりも心強い味方たちに告げ、ステージを去った。

覚醒したvistlipは8周年を駆け抜けていくはずだ。

きっと彼らにしかできないやり方で──。(文:山本弘子)

 

ONEMAN TOUR Left side LAYOUT[ idea ]
2015.6.22@ 六本木EX-THEATER セットリスト
1.To be awake is to be alive
2.Period
3.My second B-day
4.Catastrophe
5.REM SLEEP
6.World is mine
7.Laser
8.Another one step
9.By the rain
10.Idea
11.Jack
12.ROACH
13.Scapegoat
14.Good girl gone bed
15.LAYOUT
ー Encoreー
EN1.GLOSTER IMAGE
EN2.瞳孔
EN3.HEART ch.
EN4.Reincarnation
EN5.LION HEART

 

vistlip リリース情報

OVERTURE

2015年8月5日発売

【LIMITED EDITION】(CD+DVD)<初回生産限定盤>:MJSS-09148~9 ¥1,500(税抜)
CD:M1「タイトル未定」 DVD:「ROUGH THE vistlip ~キャンプ大好きvistlip」)

 

【vister】(CD+DVD):MJSS-09150~1 ¥1,500(税抜)
CD:M1「タイトル未定」 DVD:「LIVE CLIP from Ⅶth anniversary tour ”Progressive Jack Pot” 2014.12.21)」

 

【lipper】(CD) MJSS-09152  ¥1,000(税抜)
CD:M1「タイトル未定」+M2「タイトル未定」
※ 初回限定特典 トレーディングカードランダム封入(全10種)

vistlipライヴ情報

vistlip 8th Anniversary Live [OVERTURE]
2015年7月7日(火) Zepp Tokyo
開場 17:00 / 開演 18:00

Right side LAYOUT[SENSE] Oneman Live
2015年12月18日(金) 国立代々木競技場 第二体育館
開場17:30/開演18:30

vistlipオフィシャルサイト


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