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【ライヴレポート】vistlipアニバーサリーライヴで見せた9年目の決意と一歩

2015年7月17日(金) 23:45配信


  • vistlip

  • 智(Vo)

  • Yuh(G)

  • 海(G)

  • 瑠伊(B)

  • Tohya(Dr)

vistlip結成8周年のアニバーサリーライヴ

vistlipが七夕の7月7日、Zepp Tokyoで結成8周年を記念するアニバーサリーライヴ・Ⅷ anniversary Live [OVERTURE]を行った。

2007年7月7日に結成したvistlipにとって“7”が揃った2014年7月7日の7周年ライヴは特別な思い入れがあるものだった。10周年をひと区切りとするバンドは多いが、彼らの場合は7周年がある意味ターニングポイント。

8年目に突入した今年の3月にはサウンド、歌詞ともによりリアルに進化を遂げたアルバム『LAYOUT』を発売し、ツアーでは本編をほぼアルバムの新曲だけで通すという挑戦に踏み切った。

そんなvistlipの“今”をスペシャルなセットリストで惜しみなく見せてくれたのが、この8周年のアニバーサリーライヴだった。

スクリーンに元素記号、アルバムのジャケットもモチーフなどが映し出され、2,300 人の大歓声に迎えられてのオープニングナンバーは8月5日にリリースされるニューシングル「OVERTURE」に収録される新曲「BABEL」。パワフルなドラム、伸びやかなギター、スケール感のあるサウンドと美しいメロディが場内を包み込み、初めての曲を全身に浴びたオーディエンスから驚きと喜びの拍手が沸き起こった。

次の瞬間、智が「東京! 声出していこうか!?」とあおり、初期の代表曲「EDY」へと突入。「EVE」「偽善MASTER」と攻めナンバー、アグレッシブなパフォーマンスで畳み掛けていく。

バンドの“覚醒”とそれを受け止めるオーディエンス

この日のライヴで感じたのは、『LAYOUT』のツアーを経てバンドとしてひとカタマリになったvistlipの勢いと強さだった。ファンにとっておなじみの曲もアプローチが変化し、Yuh、海、瑠伊、Tohyaの出す音の芯が太く、智は全体を引っ張っていくフロントマンとしてのポテンシャルの高さを発揮。そして野太い声も混じるオーディエンスの熱量、声のデカさは1年前とは比べ物にならない。バンドの“覚醒”を受け止め、エネルギーを放出する景色は壮観ですらあった。

智のヴォーカルと海のラップの掛け合いも見物の「LION HEART」は、いつもなら後半で演奏するキラーチューンだが、この日は中盤で披露。イントロでどよめきに近い歓声が上がった「the wonder land from LAB.」は研ぎ澄まされた分厚いギターサウンドと気迫に満ちたヴォーカルがまさに今の彼らを感じさせてくれた。

新しい道を歩き出すという意味で『OVERTURE』とつけました

「みんなが求めてくれる気持ちが伝わってきて嬉しいです」と感謝の意を伝えた智はニューシングルに“序章”という意味を持つタイトルをつけたことに触れ、「俺たちはデカいバンドになりたい。新しい道を歩き出すという意味で『OVERTURE』とつけました。ここにいるみんなにも全力でついてきてもらわないと俺たちの夢は叶わないのでよろしくお願いします! それがみんなにとっても幸せになったらいいと思うし、同じ夢を見たいと思います」と意志表明。

そんなメッセージのあとに届けられた「Recipe」は幸せになるレシピが散りばめられたポップチューン。Zepp Tokyoが開放的な空気に満ちていたのも印象的だった。

「踊ろうか?」と呼びかけた「HEART ch.」では、海が下手であおり、上手でYuhと瑠伊が背中合わせでプレイするなど後半戦は見逃せない場面の連続激しく振り切れた「GLOSTER IMAGE」ではYuhがタッピングをキメ、智と海が向かい合いギターをかき鳴らす海に智がマイクを向け、「ROACH」ではオーディエンスも日頃のストレスを爆発!? 一体感がハンパないライヴの本編ラストは、金テープが宙に舞った「Idea」で締めくくられた。

「俺らに休みはない!オマエラにも休みはない!」

本編が攻めのvistlipだとしたら、アンコールではメンバーの素顔が全開(?)になり、場内はリラックスムードとなった。某CMの曲をバックにひとり登場したTohyaはセンターに置かれた自身の過去(ツアー中食べ過ぎた後の写真らしい)の上裸姿のパネルの横に立って「人は変われるんだ!」と、もはやテーマ曲になりつつある「パンダうさぎコアラ」を歌いながら腹筋、腕立てをしてみせるという技(?)で盛り上げ、「では痩せてる残りのメンバーを呼び込みたいと思います」と場内を沸かせた。

海は今後のvistlipの多忙な活動について「俺らに休みはない!オマエラにも休みはない!」と名言をキメ、「8周年です。ありがとうございます」と言葉少なに挨拶した瑠伊は、Yuhにもっと自分のキャラについて喋るように突っ込まれ、「ライヴのときは蛇になっています」と発言し、メンバーを含め、みんな騒然。蛇のように妖しくうねるベースという意味かと思われるが、いろいろな意味で個性の強いメンバーが揃っていることが改めて明らかになった。

心強い味方とともに踏み出した9年目──

そしてそんな空気を再び引き締めたのは智。

「1年の中で俺たちもみんなもすごく変わった気がするんだよ。俺たちが見ているのは本当に夢みたいな夢だと思う。すごく険しい道になるかもしれないけど、みんなと一緒に幸せな景色を見れたらいいなと思います。…結局今日も雨(去年も雨)だったけど、雨が降ると天の川も見れなくて織姫と彦星は出会えるのかな? 願いがかなうのかな?と思うんですが、俺らは全員、みんなのことを織姫だと思っているから今日は彦星からの願を込めてこの曲を届けたいと思います」と話し、毎年七夕にしかナマで聴くことができないスペシャルなナンバー「July Ⅶ」が披露された。場内に揺れる色とりどりのサイリウム。それはvistlipとオーディエンスが作りだす夜空のようでもあった。

鳴り止まない拍手と声援。vistlipがダブルアンコールの1曲目に選んだのは、オープニングと同じく想像もつかなかった新曲「MONOGRAM」だった。ストレートかつ熱いギターロックに初聴きとは思えないほど盛り上がり、ラストはYuhがドラム台に上り、海、智、瑠伊も客席に背を向け呼吸を合わせるようにセンターに集結した「彩」でグチャグチャになるほど暴れまくり完全燃焼! 9年目のvistlipの未来は心強い味方とともにある。(文:山本弘子)

Ⅷ anniversary Live “OVERTURE”セットリスト

01.BABEL(OVERTURE) 02.EDY 03.EVE 04.偽善MASTER 05.Dead Cherry 06.-OZONE- SE THEATER 07.THEATER OF ENVY 08. FIVE BARKIN ANIMALS 09.LION HEART SE ORDERMADE 10.the wonderland from LAB. 11.Mr.Grim 12.XEPPET 13.SINDRA SE CHRONUS 14.Recipe 15.HEART ch. 16. GLOSTER IMAGE SE LAYOUT 17.ROACH 18. My second B-day 19. Good girl gone bed. 20.Idea ENCORE 21.July Ⅶ 22.MONOGRAM 23.彩

vistlip リリース情報

【LIMITED EDITION】

【vister】

【lipper】

OVERTURE

2015年8月5日発売

【LIMITED EDITION】(CD+DVD)<初回生産限定盤>:MJSS-09148~9 ¥1,500(税抜)
CD:M1「MONOGRAM」 DVD:「ROUGH THE vistlip ~キャンプ大好きvistlip」)

 

【vister】(CD+DVD):MJSS-09150~1 ¥1,500(税抜)
CD:M1「MONOGRAM」 DVD:「LIVE CLIP from Ⅶth anniversary tour ”Progressive Jack Pot” 2014.12.21)」

 

【lipper】(CD) MJSS-09152  ¥1,000(税抜)
CD:M1「MONOGRAM」
M2「BABEL」
※ 初回限定特典 トレーディングカードランダム封入(全10種)

   

   

   

   

   

   

   

   

   

vistlipライヴ情報

Right side LAYOUT[SENSE] Oneman Live
2015年12月18日(金) 国立代々木競技場 第二体育館
開場17:30/開演18:30

vistlipオフィシャルサイト


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演奏者 vistlip 

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