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XからGackt、BugLug、MEJIBRAYまで!ひとめでわかるV-ROCK総覧!!

2015年9月4日(金) 19:16配信

X Japan

X Japan

日本のみならず、海外でも認知され、熱狂的なファンが多いヴィジュアル系。
いまや音楽シーンを語る上で欠かせないジャンルになったヴィジュアル系は、どんな進化を遂げて今に至るのだろうか。そのヒストリーを振り返ってみるとともに、今後のシーンを担う期待のバンドをピックアップ!(文:森山直子)

X が登場したとき“ヴィジュアル系”という言葉はなかった

ヴィジュアル系の代表格と言えば、現在、海外でも活躍中のX JAPAN。しかし、実際には彼らがXとしてメジャーデビューした1989年には“ヴィジュアル系”という言葉はなく、YOSHIKIが主宰するエクスタシーレーベルからファーストアルバムを発売したLUNA SEAが1992年にメジャーデビューを果たした頃もそうしたカテゴリー分けはなかった。

発端はXのデビューアルバム『BLUE BLOOD』のジャケットに描かれていたキャッチコピー“CRIME OF VISUALSHOCK”から来ていると言われているが、メイクや衣装、PVなど視覚的要素も重視したバンドたちがメディアを含めた周囲から自然にそう呼ばれるようになったのが始まりだ。

そして、もちろんBUCK-TICKらを始めとする’80年代にデビューしたバンドの数々が彼らに影響を与えたのは言うまでもない。

黒夢、GLAYがメジャーデビューを果たし、ブームへのひきがねに

「紅」「ENDLESS RAIN」などのシングルヒットを放ち、1991年にNHK紅白歌合戦にも出演を果たしたXはすでにシーンの頂点に立っていたが、続いてLUNA SEAも人気がブレイク、1994年には「TRUE BLUE」が大ヒットを記録する。

この年には黒夢GLAYがメジャーデビューを飾り、翌年にはSOPHIAがデビュー…とそれぞれ、まったく個性の異なるバンドたちが頭角を表してきたのが、この時期だ。のちの“ヴィジュアル系ブーム”到来に火をつけることになったのがこの世代のバンドである。

ヴィジュアル系がお茶の間にも進出

1990年代後半は“ヴィジュアル系”という言葉が一般的に浸透。
1996年にはPENICILLINがデビューを果たし、のちに「ロマンス」を大ヒットさせる。
翌年の1997年にはSHAZNAMALICE MIZERLa’cryma ChristiFANATIC◇CRISISPlastic Treeなどのバンドが次々に活躍し、TVの音楽番組にも出演。CDや音楽雑誌が飛ぶように売れたのがこの時代でもある。
ちなみに同年にリリースされたGLAYのベストアルバムは500万枚という驚異的なセールスを打ち立てた。

ヴィジュアルシーンの激動期

地下のライブハウスが活躍の場の中心だったヴィジュアル系が市民権を得て、音楽的にもよりポップに幅を広げていった時代を経て、1998年にはPIERROTがメジャーデビューを果たす。
アメリカでは1990年代半ばにインダストリアルロックの代表格、ナイン・インチ・ネイルズやマリリン・マンソンが大成功を収めるが、このあたりのヘヴィなサウンドに影響を受けたバンドが登場したのも特徴である。
1999年には、現在Acid Black Cherryで活躍するyasuがヴォーカルを務めるJanne Da Arcがデビューを果たし、MALICE MIZERを脱退したGacktがソロ活動を開始。ヴィジュアル系激動期であり、1998年にはhideが他界、2000年にはLUNA SEAが終幕している。

ネオ・ヴィジュアル系世代の台頭

21世紀に入ると10代の頃にX JAPANやLUNA SEAなどの洗礼を受けたバンドが続々、デビューを飾る。
2003年にはムックナイトメアbaroqueがデビューを果たし、その後もthe GazettEシドアンティック-珈琲店-らが活躍。ヨーロッパツアーなど海外でライヴを行う機会も増えた世代の彼らは“NEO VISUAL系”とも評された。
新たな世代がシーンをひっぱっていくなか、徐々にCDからダウンロード世代へと移行していったこの時期もシーンの変遷を語る上では欠かせない。

インディーズとメジャーの境目が消失

CDの売り上げが低迷を続ける中、インディーズとメジャーの境目がなくなり、数々のバンドがますます多種多様化していったのが、2010年代と言えるのかもしれない。
ジャパネスクなヴィジュアル系の系譜を継ぐ己龍や、ストリートカルチャーを取り入れたセンスが光るSuG、メロディを重視したミクスチャーサウンドのvistlip、J−POPに通じる普遍的メロディで勝負するHERO、ヘヴィに振り切れたBORNなど多くのバンドが登場した。

今後のシーンを占う注目のバンド

己龍

楽曲コンセプトとして「和製ホラー」、視覚コンセプトとして「痛絶ノスタルジック」を掲げて活動する5人組。
着物をアレンジした艶やかな衣装、鳥居や太鼓橋などを取り入れたステージセット、歌詞の世界観など徹底して“和”を打ち出していて、“和風グロテスクバンド”とも評されている。2007年に結成して以降、3度も47都道府県ツアーを敢行し、2015年7月にファイナル公演として日本武道館で初ワンマンライヴを行ったばかり。
哀愁のあるメロディ、痛い歌詞、メタルテイストのサウンドはある意味、伝統的と言えるかも。

BugLug

2009年に結成。「新感覚のミクスチャー・ロック」と形容されている彼らの音楽はまさに雑食性。パンク、エレクトロ、ヘヴィロック、ポップスなど様々な音楽のエッセンスを型にハマらない感性で取り入れた曲調、“今”をキャッチした歌詞が特徴だ。
ヴォーカルの一聖のキュートで濃いヴィジュアル、カラフルで棘のある世界観、5人の枠にとらわれない衣装など、とにかく自由度が高いバンドと言えるだろう。今年は結成5周年のアニヴァーサリーイヤーで、10月から全国47都道府県ツアーを行う。

MEJIBRAY

2011年に結成され、ライヴを中心に動員を増やし続けている4人組。メンバー全員が見せることに対する意識が高く、衝撃的且つ奇抜なヴィジュアルという意味では群を抜いている。デスボイスとクリーンボイスを使い分ける綴の尖った存在感はロックに脈々と流れる危うさ、アウトロー的な匂いを感じさせる。

現在は“毒”をキーワードに作品をリリース、ライヴを行っている最中。9月5日には野外初となるワンマンライヴを日比谷野外音楽堂で行う。

アルルカン

黒夢、Laputa、ROUAGEらに影響を受けた「次世代名古屋系」をコンセプトに掲げる5人組。
2013年10月から本格的な活動を始動させ、結成から2年足らずで2015年8月に初の渋谷公会堂ワンマンを成功させる。1990年代のシーンの流れを汲むV系王道とも言える濃いメイク、メランコリックな面と激しく振り切れる面が共存するバンドであり、生きていて感じる違和感など内省的な歌詞が多いのも特色。
ちなみに暁(Vo)のブログのタイトルは「ツラくもナいのにイキグルしい」である。


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