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【インタビュー】vistlipの智&瑠伊によるユニット「Lill」が作りだすロマンティシズム全開の世界

2015年9月17日(木) 17:00配信

vistlipの智(Vo)と瑠伊(B)が結成したユニット、Lillが9月23日に2ndミニアルバム『UNKNOWN WORLD』をリリースする。
曲を生み出すときは必ず頭の中に絵が浮かんでいるという瑠伊のメロディックで爽快な楽曲とストーリー性のある歌詞を得意とする智の想像力が合体し、導かれるのは未知なる不思議ワールド。そんなLillが“宇宙”をコンセプトに制作したSF風かつロマンティックな新作を中心にたっぷり話を聞いた。(インタビュー&文:山本弘子)

Lill

Lill

“永遠に続く愛の中で生きていく”=Lill

—まずはvistlipとは別に2人でユニット、Lillを結成したいきさつから教えてください。

瑠伊:3〜4年ぐらい前にvistlipのFCイベントで2人で出し物をしたところから始まっているんです。そのときはおちゃらけた名前でカヴァーを披露したんですが、何年かやっている内に本気でやってみようかと思ったのがキッカケですね。やろう、やろうとは言ってたんだけど、なかなか形にできなくて。

:いろいろな会社の人が声をかけてくれたんですけど、「いつかできたらいいね」って言っていて。当時は俺らもコンセプトが見えてなかったしね。

瑠伊:そうそう。タイミングもあったし、方向が見えたらやろうって。

—なるほど。ちなみにユニット名の意味というのは?

:Live in lasting loveの略なんです。

瑠伊:“永遠に続く愛の中で生きていく”みたいな。その頭文字をとったんです。Lillっていいなぁと思っていたら、エストニア語で“花”っていう意味があると知って、「これだ!」って。

—素朴な疑問なんですが、2人の共通項って?

:わりとかぶってるんですよ。vistlipのメンバーと交わらない部分が瑠伊とは混ざるので、5人ではやれないことをやれたらいいねって。共通項は僕たち、ジャニーズがすごく好きで、曲を作ってメイクもしないでやってみようと思ったのが1stミニアルバム(『Two Chics』/2015年4月発売)なんです。形にはなったんだけど、自分たちから放たれるヴィジュアルの匂いがね。

瑠伊:そう。結局、メイクしなくても写真を見るとヴィジュアル系の雰囲気が出てしまっているというか、どっちつかずの感じに見えちゃったのかなって。

—自分たちではJ-POP寄りにしたつもりが?

瑠伊:そうなんですよ。

:で、自分たちはヴィジュアル系に特化した活動をしてきたわけだから、そこはブレちゃダメだよねっていうことで新たにコンセプトを練り直して作ったのが今回の2ndミニアルバム『UNKNOWN WORLD』ですね。

KinKi Kids、関ジャニ∞、ファンタジー好きが共通項?

—ちょっと話は戻りますが、ジャニーズが2人の共通点で、ほかには?

:最初はそれでしかない(笑)。2人ともKinKi Kids、関ジャニ∞好きだし。Lillの前の大根団地(のライブ)では頑張って振りもやろうとしたけど、できなかったんだよね(笑)。ダンスの経験なさすぎて(笑)。

—ちょっと話は戻りますが、ジャニーズが2人の共通点で、ほかには?

:最初はそれでしかない(笑)。2人ともKinKi Kids、関ジャニ∞好きだし。Lillの前の大根団地(のライブ)では頑張って振りもやろうとしたけど、できなかったんだよね(笑)。ダンスの経験なさすぎて(笑)。

—ははは。vistlipの中でも2人はアイドル好き、J-POP好きなんですね。

瑠伊:ほかのメンバーと比べたらそうかもしれない。ギター陣はギターロックや洋楽が好きなので。

:あとは2ndアルバムのコンセプトにも繋がるんだけど、2人ともファンタジー系のアニメが好きなんですよ。ディズニーとか。

瑠伊:そこもほかの3人はそんなに興味ないので。

:vistlipはもう少しオシャレというか、現実感のあるバンドなので、Lillのようなアーティスト写真はありえないんですよ。そういう意味でもvistlipではできないことをやっている感じですね。

—テーマパークというユニットのモチーフも、ディズニー好きというところから来ているんですか?

瑠伊:そこでしかない(笑)。


2人のロマンティスト体質が全開になった世界

—というところで『UNKNOWN WORLD』のコンセプトというと?

:宇宙ですね。

瑠伊:近未来とか未知の世界。

:曲を作る前にまずヴィジュアルから考えたんです。「テーマパークって何だろうね」というところから始まってSFチックというか、近未来を形にしたらどういう服になるんだろうって。

—ってことは2人のキャラクター設定みたいなものもあるんですか?

瑠伊:(笑)そこまで考えてなかった。

:一応、キャラクターっぽくはしてますね。カラコンもわざわざLill用に買ったし(笑)。

瑠伊:僕もエクステ買いました(笑)。

:衣装さんに伝えたのはSF映画に出てくるような登場人物のイメージって‥‥。宇宙船に乗って旅していそうな。

—曲も2人のロマンティスト体質が全開になっていますよね。メロディアスな曲ばかりだし。曲作りはどういうふうに行っているんですか?

:vistlipと並行しているので作曲している瑠伊は大変だと思うんですけどね。vistlipのツアー中に作っていたりするので。

瑠伊:コンセプトが固まってからあまり時間がなかったのでだいぶ焦りながら作ってましたね。

—役割は作詞、作曲とパキッと分かれてるんですね。

瑠伊:そうですね。意見を言ってもらうぐらい。

:「やっといて」って言ってツアー中、僕は飲みに行っちゃう感じですね(笑)。

瑠伊

瑠伊:ひとりで作ってると「これでいいのかな」って不安になるんですよ。で、智にホテルの部屋まで来て聴いてもらって「方向性、合ってるかな?」って。

:俺はブツブツ言いながら(笑)。

瑠伊:そう。ビール片手に「眠いよ」とか言いながら、聴いてくれて「いいんじゃない」って。

—生返事ですね(笑)。

瑠伊:でも、こっちは不安だから、その言葉にすごく救われるんですよね。「これで進めていいんだ」って。

:最終的にはすごくいい仕上がりになりましたよね。vistlipはセルフプロデュースですけど、Lillの場合はスタッフやサポートメンバーなど、いろいろな人たちが関わってくれるのでバンドでは気づけない発見もあるし。

—それでゲストにピアニストが参加している?

瑠伊:そう。2人ともピアノの音色が大好きなので。

—音自体、けっこう重ねていますもんね。

瑠伊:そうですね。シンセに関してはアレンジャーさんに任せているんですが、宇宙とか未来を連想させるような音をたくさん入れてほしいとリクエストしましたね。キラキラした音やレーザー銃みたいな音や破壊音とか。

Lillでは基本、ラブソングをやっていきたい

—後でサポートメンバーのことについてもぜひ聞きたいですが、宇宙というコンセプトに沿って作った曲のエピソードを教えてください。まずは1曲目の「SPEC」。

瑠伊:「SPEC」はオープニングっぽい曲を作りたかったんですよね。アルバムの世界の入り口的な。イメージとしては宇宙の始まり。ビッグバンが起こって、そこから構築されていく世界みたいな歌詞にしたかった。

:そう言われたんだけど、ビッグバンなんかわからないし、「全然ムリ」って思って(笑)。自分なりの宇宙空間を表現しようと考えたら、人の気持ちとか心が宇宙そのものなんじゃないかと。

—深いところに行きましたね。それをモチーフに書いた君へのラブソング?

:基本、Lillはラブソングをやっていきたいんですよ。vistlipでは俺が書きたいことを詞にしていくんですが、Lillは瑠伊の中に浮かんだ絵を汲み取って書いていくっていうのが違いではありますね。

—なるほど。2曲目の「ツキニウサギ」は開放感があって4曲の中でもかなりのポップチューン。

瑠伊:バランス的に明るい曲が欲しいなと思ったんです。ちょっとパンキッシュでエレクトリカルパレードみたいなファンタジックな要素も入れたいなと思って組み立てていった曲ですね。

:すごく夢がある感じにしたかったんですよね。ちょっとかわいいというか‥‥。詞はどんどん連想して書いていったんです。宇宙には月があって、月といえばウサギだねって。

—“階段で星座を繋ぎ 最短距離で此処までおいで”とか非常にロマンティックですよね。

:現実ではできないことを当たり前にやってしまう歌詞というか。

瑠伊:「さすが!」と思いましたね。曲のイメージも合っているし、ストーリーもちゃんと完結していて。

—ちなみに歌は2人で歌ってるんですか?

:そうですね。そこでジャニーズってどうやって歌ってるんだろう? って(笑)。

瑠伊:そうそう。割り振りはどうしてるんだろうねって言いながら。

:だから、いろいろなデュオも聴いたりして、ここでハモるのかなとか。まだLillではライヴをやっていないので、どうやって歌っているのかみんなにはわからないだろうけど、絡みはけっこう考えてますね。

—そのあたりもエンターテインメント性を意識してるわけですね。ライヴでは踊る可能性もなきにしもあらず。

:踊れないんですけどね(笑)。

—いやー、まだ時間はあるから(笑)。

:俺ら、特訓するんですか?

瑠伊:今から身体、動くかな(笑)。

:まぁ、今後ライヴをやるとしたらセットとかはイメージできてるんですけどね。

4曲の短編映画みたいな作品

—楽しみです。3曲目の「ALIEN」は?

瑠伊:これはvistlipに持っていったデモを元にアレンジを変えて完成させた曲です。あらためて聴いたら近未来っぽいイメージの曲だったので、Lillにいいかもって。

:俺の中では人間と宇宙人はもう共存していることになっているので。

—はい?

メン・イン・ブラック

メン・イン・ブラック

:(笑)。近未来では宇宙人がフツーにいるという設定の歌詞なんです。歌詞は瑠伊にも相談して。

瑠伊:「どんな宇宙人がいたっけ? 手がいっぱいあったり、目がいっぱいあったり」って言われたときに「ちっちゃい宇宙人は?」って。映画『メン・イン・ブラック』がヒントになったんですけどね(笑)。小さくなって、どんな時も君から離れないようにって。

:いちばんコンセプトに合ってる曲かもしれない。

瑠伊:ファンタジックだもんね。

—ベースが相当、前に出てる曲ですね。

瑠伊:このベース(玲夏fromダウト)すごいですね。あと歌詞は和己(from SCREW)が絶賛してた。LINEで、“「ALIEN」の歌詞書いてるの誰?”って来たから“Lillの曲は全部、智が書いてるよ”って送ったら“いいね”って。

—では最後の曲「タイムマシン」は? この曲がいちばんvistlipに近い曲調だなと。

瑠伊:これも初めはvistlip用に作った曲ですね。この曲で夢オチじゃないけど、“すべては夢でしたよ”みたいな曲にしたくて。

:主人公が夢見ていたことが3曲みたいなポジションにしました。だから、それぞれの曲に出てきたフレーズが「タイムマシン」に入っているんです。

—4曲の短編映画みたいな作品なんですね。

瑠伊:そうですね。

vistlipに繋がっていくような活動ができたら…

—そして、サポートメンバーとして和己さん(G)、玲夏さん(B)、風弥さん(from Daizy Stripper/Dr)が参加しているのも話題ですが、気心が知れた仲間ばかりなんでしょうか?

瑠伊:そうですね。ずいぶん前から話はしていて。

:和己に最初に声かけたんじゃない?

瑠伊:そうかもね。もう5年ぐらい前からの付き合いなので。

—SCREWではヘヴィなギターのイメージがありますが、爽やかなフレーズも弾いていたり。

瑠伊:そうですね。玲夏がうわものっぽいベースを弾くタイプなので支えるギターを弾いてもらおうと思っていたんですが、引き出しがいっぱいあって驚きました。

—瑠伊くんはなぜベース弾かないんですか?

瑠伊:弾けばいいのにって言われるんですけど、自分が作った曲をほかのベーシストが弾くとどういうアプローチになるのか勉強したかったんです。(玲夏は)さすがだなと思いました。智も絶賛してたし。

:信頼しているメンバーばかりで構成されているんです。風弥は同世代のドラマーを探していたときに、みんんなに「アイツはいいよ」って言われて。

Two Chics

Two Chics

—鍵盤も弾く人ですよね。

瑠伊:そう。オールマイティ。実は風弥くんだけは1stミニアルバム(『Two Chics』)から携わってくれているんです。当時はスタジオミュージシャンに参加してもらったんですけど、まったくひけをとらない。

:MVを撮るときって曲に合わせて叩くじゃないですか。その時点で上手い。魅力的なドラマーですね。

—そんなサポートメンバーも参加しているMV「ツキニウサギ」もチェックですね。ライヴを期待している人も多いと思いますよ。

瑠伊:そうですね。ただ、まだ曲が8曲しかないので。

—イベントなら出られますよ。

瑠伊:まだ勇気が出ないです(笑)。

—ははは。テーマパーク、アニメ、ゲームのワードに反応する人にはぜひ、っていう感じの世界ですね。

:そういうものが好きな人たちが楽しめるものを作っていきたいと思っています。今後もヴィジュアル面、エンターテインメント性にもこだわっていくし、活躍の場が広がればいいなと。vistlipに繋がっていくような活動ができたらと思っています。

Lill リリース情報

UNKNOWN WORLD

2015年9月23日発売

RRDF-1002 \2,000(税抜)

収録曲 01.SPEC 02.ツキニウサギ 03.ALIEN 04.タイムマシン
★CD:全4曲収録 ★初回封入特典:動画再生カード

Lill オフィシャルサイト

Lill Twitter

大根団地 オフィシャルサイト

vistlip オフィシャルサイト


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Two Chics

Two Chics

演奏者 Lill 
Lill 
編曲 Yasufumi Fukuda  Keiichi Sugiyama 

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演奏者 vistlip 

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