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BugLug、ニューシングル「V.S」インタビュー「“誰かより”じゃなくて、“自分より”を常に更新していく」

2016年3月23日(水) 12:00配信

全国各地を廻る47都道府県ツアーをはじめ、ここ最近はライブ三昧の日々を送ってきたBugLugが、ニューシングル「V.S」(読み:ヴァーサス)をリリースする。決意表明ともいえる強いメッセージ性を持つタイトル曲の話題を中心に、メンバー全員に語ってもらった。(インタビュー&文:早川洋介)

BugLug

BugLug

──改めて振り返ってみて、つい先日まで本当にライブ尽くしでしたね。

一聖

一聖(Vo)

一聖(Vo/いっせい):去年はホントにライブが多くて、ライブに生きている感覚を味あわせてもらえた年でもあったので、毎日が本気だったんですよ。特に47都道府県ツアー中は連日ライブだったんで、それが無くなった途端に“怖っ!”ってなって。で、その時に知り合いのライブを観に行って、“やっぱライブはいいな”と。さらに、その後に何を思ったか友達とカラオケに行って、“ああ、俺、元気だなぁ”と思いました(笑)。そこで死ぬほど歌ってやりましたね。

──それはすごい(笑)。

優(G/ゆう):常にライブと隣り合わせの半年間だったんで、ここ数日みたいに1日でもライブがないと不安なんですよね。

燕(B/つばめ):うん。昨日1日休みがあったけど、俺もライブハウスバーに行って、4時間ぐらいベース弾いてたしね(笑)。

将海(Dr/まさうみ):確かに、47都道府県を廻ったのは大きかったですよね。俺は自分の自慢をするのが嫌いで……他人の自慢を聞くのも大嫌いなんですけど、最近唯一自慢するのが“47廻ったぜ、俺”っていうことで。結構、酒の席で言っちゃいますね(笑)。日本全国共通で誇れることだと思うし、今は“選ばれし勇者だ”っていう気持ちでいますからね。

一樹(G/かずき):分かる。“47”では自分が目指すライブの基準もどんどん高くなってきて、すごく辛い瞬間もあったけど、完走できたことで自信にもなったし。ただ、今はまた反省点も見えているので、次につながるような活動をしていかなきゃいけないと思っています。

 

 

あくまでも自分との戦いであって、今までの自分を超えることが大切

──その次なる動きとして、シングル「V.S」がリリースされます。最初に聴いた時に、このメッセージありきで生まれた楽曲という印象でした。

一樹

一樹(G)

一聖:まさにその通りで、“47”を廻っている最中に生まれた感情というものをそのまま先に歌詞にしていって、それを最も良い形で伝えられる形を考えて曲やヴィジュアルを作っていきましたね。

──“最大の敵は自分”というテーマが掲げられる歌詞は、先日のツーマンライブで“対決姿勢でツアーをやってこなかった”と言っていたことにも表れていますよね。

一聖:ええ。それまでだったら、いかに相手のバンドよりカッコよくて上手くて面白くて、お客さんをどれだけ取れるかみたいなところで考えて対バンに臨んでいたんですけど、そんな自分が小っちゃいなって、“47”を廻ってから感じるようになって。そもそも“誰かより”っていうところで音楽をやってないなと。たとえば絶対的な“世界1位のバンド”っていないじゃないですか。だからこそ自分の中での1位をしっかりつかみ取れるライブをしなきゃいけないと考えた時に、相手が誰であるとか、そういうことじゃないなって。あくまでも自分との戦いであって、今までの自分を超えることが大切で。で、お客さんにも超えてもらう……それがライブをより高いところまで持っていけるんじゃないかな、という意識でやってましたね。

一樹:最初、一聖に“自信はあるのか?”って確かめたんですよね。このメッセージを放つんだったら責任もあるし。そこに魔法をかけるじゃないですけど、一発で聴いた人の人生を変えるぐらいの力を持たせてよっていう想いで、ホントにこの曲、このメッセージでいいのかを確認したんです。

一聖:そのおかげで自分自身に問いただす瞬間もあったし、さらに“こうあるべきだ”っていうところに自分を持っていけた。

優

優(G)

──以前は、「V.S」の歌詞とは違う自分もいました?

一聖:そうですね。少なからず何かのせいにしてしまったり、運命はこういうものだと決めつけていたり。それが〈生きてるフリで誤魔化した自分を〉という歌詞にかかってくると思うんですけど。結局、何をするにしても自分の中の問題であって、何かが降りかかってきたとしても、そこに対して向き合わなきゃいけないのは自分で。外的要因があったとしても、いつもその手前に自分という壁があるんだなってことに、“47”を廻ってる最中にすごく感じたんですよね。

──周囲との比較を一切やめて、自分とだけ向き合えたなら最強になれますよね。

一聖:ええ。だから今、感覚は最強ですね(笑)。どんな相手だろうと関係ない、という想いがあるので。やっぱり“人よりもっとこうでありたい”とか考えるのは、すげぇ愚かだなぁと思って。ライバルがいて、そいつよりもっとカッコよくなりたいとか歌が上手くなりたいとかあったとしても、さっき言ったように“世界で一番”が答えとしてあるわけじゃないんで。“誰かより”じゃなくて、“自分より”を常に更新していくことが理想への近道なのかなと思いましたね。

一樹:一聖の歌詞に強く共感してバンドがひとつになっているし、もう後ろはないっていう強い覚悟を持ってるんですよ。究極には自分自身との戦いがあるという想いがあったので、この曲を出せたことによって、より俺たちにしかできないライブが確立できるんじゃないかなと。

  

  

極論を言うと、ライブでカッコよければいいじゃん、っていう感覚

──あと印象的だったのが〈生きたいと言うよりかはまだ死ねない〉というフレーズで、この一言に今ミュージシャンとして生きている理由が集約されているなと感じました。

燕

燕(B)

一聖:うん、そうですね。生きるって何だろう?と……“生きる”とイコールになるものって人それぞれ違うと思うし、それが俺たちはバンドであって。何かのために生きようというのは素敵なことだとは思うんですけど、あまり俺はそういう考え方はできないなって。そういったところから、“まだ死ねない”って言ったほうが潔いかなと思ったんです。

──そしてメッセージが最初にあったからこそ、曲の造形としては、いい意味で引っ掛かりのあるイビツさが残っていて。

一聖:最初は整えようとして、聴きざわりを良くしたり、そういうフレーズや構成があったんです。だけど、バンド的にもこの曲に対する意識がすごく高かったので、みんなで必要なことだけやろうよって、セオリーみたいなものは排除していった形ですね。

:極論を言うと、ライブでカッコよければいいじゃん、っていう感覚で作ってましたね。音楽的な部分は無視してたわけじゃないけど、ライブをやってきたなかで、楽曲が出来上がってそこで曲が完成するわけじゃないなと思えていたんで、感情優先で作られた曲になってます。

──なるほど。勢いあふれるなかにラテン風味もあって、リズム面でのパーカッシブなアプローチが光りますね。

将海:ええ、最初に提示された時にラテンのテイストを感じて、それに応じてフレーズを考えていきましたね。このアプローチは好きなので、最初からスムーズに形にできたかな。

:そういうリズム面も含めてですけど、曲全体から熱さを感じたんですよね。心から叫んでるような画がデモを聴いた時に思い浮かんだし、他にも灼熱の太陽や炎、汗だったりがイメージできる曲で。それがプレイにも表れているし。

ヴィジュアル系って称されるのは否定しないけど、それ以上にその奥にある“人間感”を伝えたい

──確かに。あと、BugLugのサウンドにはパンクの爆発力もあれば、一方でしっとりと聴かせる部分もありますが、あえて文字にするなら現在のバンド像はどう形容するのがいいんでしょう?

将海

将海(Dr)

一聖:難しいですね、なんだろうな?

:それは、俺らみたいなバンドの永遠の課題ですからね。

一聖:ふふっ。メイクして衣装着てヴィジュアル系って称されるのは否定しないですけど、それ以上にその奥にある“人間感”を伝えたいというか。人間臭さだったり……生と死、光と影、時には血なまぐささだったり、そういったものを網羅してるのかな。基本的にシングルとかで歌ってるものは、“何を感じて生きているのか”っていうところだったりすると思う。BugLugっていう、それ自体が人間みたいなもの、というイメージですかね。

──だからこそ、曲のスタイルへのこだわりはないと。

一聖:うん、ないですね。すごく都合がいい考えかもしれないですけど、そうじゃないと僕は音楽のやり方が分からないんで。その時言いたいことに対して、どんな楽曲であるべきかという手法でここ最近やってきてるんで、そこはなんでもいいというか。

:もう吹っ切れてるよね。昔は“一言で言えないバンド”ってことに対してすごくコンプレックスを持っていたけど、今は“どうでもよくねぇ?”みたいなところに到達して。やりたいことをやってるし、その都度本気のメッセージがあるからそれでいいじゃんって。だからメッセージもブレてないと思うんですよね。

──その時々の歌詞や音で人間像が見えてくるものであれば、それはそれで一貫してるだろうと。

全員:(うなずく)

:メイクや写真も含めて、それを全力で表現していくのが今のスタイルだと思います。

──「V.S」は今後のバンドアンセムになりうる曲ですし、こうした決意表明をしたうえで、4月9日には日比谷野外大音楽堂でのライブがあります。

一聖:この5年間のいろんな活動があったからこその今と、その先にある6年目を提示したいなと。“ああ、6年目もこいつらはマジで面白そうだな”っていうところを見せられると思いますね。最初にしたカラオケの話もそうですけど、いい意味でクレイジーな状態だし、5年経った今、改めて音楽に対してすごくピュアな気持ちになれている自分が嬉しくてしょうがないんです。5年前の曲でも常に新しくなっていってる感覚をツアー中も感じていたので……恥ずかしいですけど、今はすごくBugLugが大好きですよ。

 

 

BugLug リリース情報

初回盤A

初回盤B

通常盤

V.S

3月30日発売

【初回盤A】RSCD-214/215(CD+DVD)/¥1,800(税抜)
【初回盤B】RSCD-216/217(CD+DVD)/¥1,800(税抜)
【通常盤】RSCD-218(CD) /¥1,200(税抜)
※初回盤のみトレーディングカード封入(初回A・B共通全12種よりランダム1種封入)

【初回盤A】
[CD] 1. V.S/2. 酸素を売る商人/3. V.S (Let’s Sing ver.)
[DVD] V.S -Music Clip-

【初回盤B】
[CD] 1. V.S/2. 酸素を売る商人/3. V.S (Let’s Sing ver.)
[DVD] V.S -メイキングオフショット-

【通常盤】
1. V.S /2. 酸素を売る商人/3. ブレーメン/4. V.S (Let’s Sing ver.)

 

Resistar Records PRESENTS 「治外法権-新春だょ全員集合!!2016-」

6月15日発売

RSBD-037/¥4,200(税抜)

収録アーティスト
DOG inTheパラレルワールドオーケストラ/BugLug/Blu-BiLLioN/弾丸 NO LIMIT/LEZARD/LOUD GRAPE 他

 

BugLug ライブ情報

4/9(土) 日比谷野外音楽堂

Resistar Records PRESENTS「治外法権VOL.6」情報

7/18(月・祝) 福岡DRUM LOGOS
7/20(水) Kobe SLOPE
7/22(金) 金沢AZ
7/24(日) 新潟LOTS
8/5(金) 岡山CRAZYMAMA KINGDOM
8/7(日) 大阪BIGCAT
8/13(土) 浜松窓枠
8/14(日) 名古屋BOTTOM LINE
8/19(金) 仙台Rensa
8/21(日) 札幌cube garden
8/26(金) Zepp DiverCity

出演:BugLug / DOG inTheパラレルワールドオーケストラ / Blu-BiLLioN

 

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BugLug オフィシャルウェブサイト


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