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BugLug、5周年の集大成と新たな始まり 日比谷野外大音楽堂「GO TO SICKS」ライブレポート

2016年4月13日(水) 12:00配信

BugLugのワンマンライヴ「GO TO SICKS」が、4月9日日比谷野外大音楽堂で開催された。

BugLugが日比谷野外大音楽堂でワンマンライヴを行うのは2度目で、2014年に行った「太陽と月が在る限り」公演以来2年ぶり。昨年、本格始動5周年を迎えた彼らは、初の47都道府県ツアーを敢行。その中で苦楽を味わいながら、自らの実力も、自らの可能性もダイレクトに受け止めてきたのだろう。

その5周年の集大成であり、6年目の始まりでもあるこの日、彼らはそこで培った思いを音に託し、フルパワーで野音のステージにぶつけていた。


  • 一聖(Vo)

  • 一樹(G)

  • 優(G)

  • 燕(B)

  • 将海(Dr)

2度目の野音。オープニングを飾ったのは始動ライヴと同じ「-7-」

カラフルなライトがステージを照らし出した頃、会場に流れ始めたのは軽快なDJのMC。その声に導かれ、一人ずつメンバーがステージに登場。最後に現れた一聖が満員のフロアを見渡し、「楽しんでいこーか!!」と声をあげる。

彼らが一曲目に選んだのは「-7-」。2010年3月に行ったBugLug始動ライヴの一曲目と同じ曲だ。

一聖の「しっかりついてこいよ!」の声を合図に金テープが宙を舞い、オープニングを華やかに彩った。

続く「Y×Y×M×E」「KAIBUTSU」とキラーチューンを畳み掛けるたびに、フロアも右に揺れ左に揺れ、一糸乱れぬ一体感を見せる。「Y×Y×M×E」の曲間では、「やっぱ俺、野音めっちゃ好きだわー! 天井ねえ、壁もねえ、俺の声がダイレクトに伝わる!!」と心地よさそうに一聖が叫んだ。

ここまでずっと勝ち進んできたわけじゃない。勝ちも負けもすべてが財産だ

「ここまでずっと勝ち進んできたわけじゃない。勝ちも負けもすべてが財産だ」という一聖のMCから続く「幸運の女神は去りゆけど笑え」では、後半“勝つか負けるか結果よりも 選んだ未知に価値があるさ”と歌った後、「そう思わないかい?」と歌詞にはない言葉を続けた。

この曲だけではない。今、一聖は歌詞を歌っているのではなく、心からあふれるメッセージを歌にしているのだと実感した。

そして彼のメッセージをより情感豊かにしたのが楽器陣のパフォーマンス。表情豊かな将海のドラミングと、その上を這うようにメロディを縫う燕のベースラインがストーリーを引っ張っていく「THE DEAD MAN'S WALKING」、優のギターイントロが印象的な「酸素を売る商人」、そして「バイバイS.O.S」とキリキリするようなシリアスなナンバーが続いた後、清涼感溢れる一樹のギターが壮大なバラードナンバー「Sleeping Forest」へと誘う。

一聖が「BugLugと野音といったら、この曲だと思います」と紹介した「akari」では、一聖と一樹のハーモニーが野音の空に響いた。

闘う事に終わりはない──高らかに響いたメッセージ

ほかにも、彼らは思い入れの深いナンバーを一曲一曲大切に紡いでいく。「音楽って俺らが思っている以上に何やってもいいんだって思えた大切な曲」という「Mr.アリゲイター」では、一聖とオーディエンスとで“おねだりタイム(コール&レスポンス)”。フロアから返ってくる声に「まだまだまだまだ!! 今の100倍出せ!」と鬼教官の檄が飛ぶ。

手拍子に足拍子、ウエーヴにBugLugコールと、その要求は容赦ない。「野音でテンションが迷子になってませんか?」とキャッチーな「迷子CH」を聴かせると、高速イントロの後「不器用で天の邪鬼で我儘な俺からのラヴソング」(一聖)と「Clumsy Love」へ。

センターのお立ち台に座って歌う一聖の横に一樹も腰を下ろし、寄り添う二人(一樹の手は一聖の肩へ)……なんてサービスシーンも。

そして「BUKIMI」「ギロチン」と、終盤戦は激しめのアッパーチューンが続く。ツインギターが交互にソロをかき鳴らす「H E I S E I O U T S I D E R’ S」、「絶交悦楽論」ではステージ下に降りて熱唱する一聖の姿があった。そして、闘う事に終わりはないと高らかに宣誓する「V.S」で本編を締めくくった。

たくさんの出会いが結晶したステージ

アンコールで再びステージに登場し、「猿」「人造カオス」でもう一度フロアを温めると、メンバー一人一人が今日のステージの感想を語り始めた。

「日光のパワーも借りつつ、最高のライヴになってると思います。ありがとうございました」(将海)

「ここからもっともっと前に進んでいきたいと思います。みんなを笑顔にしたいから。こうやって直接(ライヴで)笑い合えたら最高じゃん!」(燕)

「2年前の初めての野音ではまったく余裕がなくて一曲一曲を楽しめなかったけど、今日は心から楽しめてます」(一樹)

「47都道府県ツアーに来てくれたみんな、みんなのおかげでここでライヴできてます」(優)

「47都道府県をまわっていろんなことを経験できました。こんなに待っててくれる人がいるんだなとか。とにかくいろんな出会いがその場を作ってくれました。こんなにいっぱい遊ぶ場所があるんだなって再確認できました。僕らが一番最初のワンマンライヴにつけたタイトルもこれでした」(一聖)と、「ASOVIVA」へ。

誰よりもステージを楽しんでいるメンバーの笑顔が伝染していく。47都道府県を旅したからこそ生まれたであろう「ブレーメン」では、ラストのサビで会場が一体となってシンガロング。それは忘れがたい感動的なシーンだった。

「人生の中で一番長く続けられたのがバンドしかなくて。BugLugをやってなかったら、音楽を続けてなかったかもしれない。あの頃夢見たことが今日も変わらずずっと続いていってほしいと思います」と、ひときわ一聖が思いを込めたのは「Dream Rush」。

一聖の歌に一樹のギターが寄り添うようにメロディを奏でていたが、やがて一聖一人で熱唱。ステージのスクリーンに流れる過去のライヴ映像が、よりドラマティックに印象づけた。そして大ラスの「KILLER×KILLER×KILLER」で完全燃焼。

すべての演奏を終えて、会場に向けてピックを投げたり手を振るメンバーの横で、時折うなずきながらオーディエンスを見渡す一聖。その真摯な表情には、万感の思いがこもっていた。

ライヴ後ステージでは、この先リリースされるDVDやニューシングル、5月からスタートする全国ツアーと、8月9日(バグの日)には代々木公園野外ステージでフリーライヴを開催することが発表された。野音ワンマンを大成功に収め、大きく飛躍したBugLugの快進撃は始まったばかりだ。(文:大窪由香/写真:河井彩美<AY-Beatrium>)

セットリスト

1.-7- 2.Y×Y×M×E 3.KAIBUTSU 4.幸運の女神は去りゆけど笑え 5.THE DEAD MAN'S WALKING 6.酸素を売る商人 7.バイバイS.O.S 8.Sleeping Forest 9.akari 10.Mr.アリゲイター 11.迷子CH 12.Clumsy Love 13.BUKIMI 14.ギロチン 15.H E I S E I O U T S I D E R' S 16.絶交悦楽論 17.V.S EN1.猿 EN2.人造カオス EN3.ASOVIVA EN4.ブレーメン EN5.Dream Rush EN6.KILLER×KILLER×KILLER

BugLugリリース情報

◆BugLug 5th Anniversary 47都道府県TOUR「GAMBLING JAPAN」ドキュメントDVD RELEASE決定!

◆2016年8月10日NEW SINGLE RELEASE決定!

詳細は後日発表

◆日比谷野外大音楽堂「GO TO SICKS」LIVE DVD RELEASE決定!

BugLug LIVE DVD「GO TO SICKS」

2016年9月14日発売

BugLugライブ情報

BugLug 5th Anniversary 47都道府県TOUR「GAMBLING JAPAN」
アンコールツアー Re:GAMBLING JAPAN TOUR「-Encore-」

5/20(金) 函館club COCOA
(問)SMASH EAST 011-261-5569

5/22(日) 盛岡CLUB CHANGE WAVE
(問)GIP 022-222-9999

5/27(金) 周南LIVE rise
(問)キャンディープロモーション広島 082-249-8334

5/29(日) 熊本B.9 V1
(問)BEA 092-712-4221

6/4(土) 長野CLUB JUNK BOX
(問)FOB新潟 025-229-5000

6/5(日) 柏PALOOZA
(問)NEXTROAD 03-5114-7444(平日14:00~18:00)

6/11(土) 郡山Hip Shot Japan
(問)GIP 022-222-9999

6/17(金) 高松DIME
(問)DUKE高松 087-822-2520

6/18(土) 京都FANJ
(問)サウンドクリエーター 06-6357-4400

6/25(土) 岐阜club-G
(問)サンデーフォーク 052-320-9100

7/2(土) CLUB CITTA’川崎
(問)NEXTROAD 03-5114-7444(平日14:00~18:00)

7/9(土) 宜野湾HUMAN STAGE
(問)BEA 092-712-4221

[開場/開演]
【土・日・祝】 開場 16:30 / 開演 17:00
【平日】 開場 17:30 / 開演 18:00
【京都・神奈川】 開場 16:15 / 開演 17:00

[チケット]
オールスタンディング ¥4,800(D別)

89の日 真夏の野外フリーワンマンライブ「自由〜ASOVIVA〜区域」

2016年8月9日(火) 代々木公園野外ステージ

開場 17:30 / 開演 18:00

観覧フリー

※注意事項はオフィシャルサイトを

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BugLug オフィシャルサイト


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