こんな楽しみ方があったのか! “○○ついで建築”のススメ

2014.11.30 (日) 07:00

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どこにでも建築はあふれている。(C)jorisvo

「建築を楽しむ」というと、なんだか堅苦しいイメージがあるかもしれない。しかし、東京タワーや東京スカイツリーなどの街のシンボルや、京都の清水寺や兵庫県の姫路城などの歴史スポット、それに今住んでいる家だって、れっきとした「建築」なのだ。私たちは、それと意識せず建築に親しんでいる。

そんな建築をアクティビティとして普及させるべく、全国への建築巡礼をライフワークとする代官山 蔦屋書店の建築・デザインコンシェルジュ三條陽平氏が厳選したのは以下の3冊。「○○ついでに建築を楽しむ」をテーマにした、入門編からちょっとマニアックなものまでラインアップ!

"○○ついで建築"の楽しみ方とは?

名建築は美術館にあり! 国内旅行がてら建築鑑賞

『新・美術空間散歩』

青野尚子、シヲバラタク 著、日東書院 刊

まず三條氏が選んだのがこちら。美術品だけでなく、建築物や空間自体もアートとして楽しめる、国内約50軒のミュージアム・アートスポットを紹介。「全国のいい美術館が載っているんですよ。国内旅行って誰でもしたことがあると思うんですけど、そういうところに足を延ばせば、いつもと違った旅になりますよ。ガイドブックとしても使えます」

<建築をこよなく愛する三條氏オススメ、国内の絶景建築美術館3選>

帰り道に行ける、ナイト建築スポット

『仕事帰りの寄り道美術館』

自由国民社 著・刊

美術館つながりでもう一冊。夜遅くまで開いている「寄り道美術館」での心豊かな夜の過ごし方を提案している。「展覧会を目的に日常的に美術館に行く人って多くはないでしょう。でも美術館という空間自体は、お金をかけずに、散歩がてら気軽に行けてしまうもの。遠くから見るのだって、立派な建築鑑賞なんです。建築は身近にあって、普段から楽しめるものだと再認識させてくれます」

旅行ついでに建築を測って楽しむ!?

『測って描く旅』

浦一也 著、彰国社 刊

最後は一見マニアックなタイトル。インテリアプランナーである著者が、旅行先であらゆる対象物を測りまくり、美しいスケッチと実測図で展開。微妙な寸法に秘められた空間やものの裏側、ヒューマンスケールの世界を紹介する。「おもしろいのが、まずホテルに入って何をするか。スタッフに部屋まで案内してもらって扉が閉まったとたんにスケールを取り出して測り始める。さながらスパイのように(笑)。読むと周りの空間や物を測りたくなります」

大掛かりな準備や道具なしでも、ふらっと一歩街へ出るだけで楽しめてしまう「○○ついで建築」。新たな休日の過ごし方として、気軽に始められそうだ。

(文:高橋七重)

【代官山 蔦屋書店】
建築・デザインコンシェルジュ 三條陽平 氏

TSUTAYA TOKYO ROPPONGIで建築・デザインの担当をした後、2012年から代官山 蔦屋書店のコンシェルジュに。月に一度、建築物を見るために地方へ出かけることをライフワークとしている。今後は海外、特にニューヨークやスイスの建築を見に行くことが目標。

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