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贈り物で感動を。プロが教える、外さないギフトと選び方って?

2015.2.1 (日) 23:25

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誕生日、昇進記念、結婚記念、そして日常のちょっとした場面で。 家族や恋人、友人にギフトを贈るシーンは実に多い。そのたびに何を贈ろうか、頭を悩ませている人も多いのでは。

選び方の鉄則は「相手が喜ぶかどうか」。気持ちがこもっていればそれでよい・・・と言われればそれまでなのだが、せっかくならば“使える”ものを贈ってみてはいかがだろうか。

では、“使える”ギフトとは何か。筆記具やデスクまわりのアイテムを豊富にそろえる代官山 蔦屋書店の文具コンシェルジュ・佐久間和子氏に選び方のコツとともに教えてもらった。

ギフトの万能選手&MVPは「ペン」

“使える”ギフトとは?の問いに、佐久間氏は「ペンですね」と即答。

「家でも職場でも、使わない人はいません。パッケージも大きくないので、持ち運びも便利ですしね。とはいえ、代官山 蔦屋書店だけでも1,000種類以上ありますから、シチュエーションや相手によって絞り込んでいく必要があります。無難なアイテムもありますが、大当たりさせるなら、なおさらです」

外さない、上手な選び方とは?

シチュエーションで選ぶ

ペンは文字を書くという点では同じだが、それぞれに個性があり、シチュエーションによって“ふさわしい”ものが異なる、と佐久間氏。

「ペンには大きく、ボールペン、万年筆、シャープペンシルがあります。一般的には、万年筆は特別感を演出できます。限定品や一点ものもありますし。一方でボールペンやシャープペンシルは、カジュアルに使うものというイメージが定着しています」

誕生日、個人的な記念日、昇進、就職などの特別なシチュエーションには万年筆、日常のちょっとしたプレゼントならボールペン、シャープペンシルが良さそうだ。

意外なのが、男性から女性に贈るケース。ここでもペンは力を発揮するという。

「アクセサリーだと相手も緊張してしまうし、贈った方も着けてくれているかどうかが気になりますよね。ペンなら日常や仕事、何かしらで使えるので、贈った方、贈られた方のプレッシャーは少ないのです。ペンをチョイスした男性の印象が下がることはありません。逆にスマートな印象を与えられるでしょう。実際に告白やプロポーズの前に買いに来られたお客様もいらっしゃいます」

「DELTA ロミオ&ジュリエット」。キャップの中にハート型のチャームが入っている。また、柄の部分に劇中の愛の言葉が刻んであるのもロマンチック!

「DELTA ウェイ・スモルフィア」。クリップ内には、イタリアで魔除や不幸なことから身を守り幸運を呼び寄せる、牛の角をモチーフにしたラッキーチャーム「コルノ」が収納されている

「キャップレスデシモ」パールホワイト。女性に人気のある万年筆のひとつ

相手に合わせて選ぶ

贈る相手のことを考えることも、ギフト選びには重要。佐久間氏いわく、重要になってくるのは「性別」「職業」「年齢」「趣味」の4つ。「性別」「趣味」は個人の好みが大きく関わってくるが、「職業」「年齢」は選び方のコツがある程度共通しているという。

◆職業に注目する場合

シルバーとゴールドでは印象がまったく異なる

シルバーとゴールドでは印象がまったく異なる

まず、公務員や葬儀業者など、派手なものが好まれない職業。この場合は、ゴールドや装飾の華美なものは仕事中に使えないため、シックなデザインがベター。

逆に金融業や不動産業などの場合。「儲かっている=商売がうまくいっている=信頼感」というイメージ付けをするために、華やかに見せる必要がある。この場合は、シルバーよりも、派手さと「幸運・成功」をイメージさせるゴールドがふさわしい。また、顧客にペンを貸してサインしてもらうシーンがある場合は、ペンの重さにも注目を。ペンの価値が分からない人であっても、ペンが重量感がある=高級感を感じさせる効果がある。


◆年齢に注目する場合

経年変化を楽しめる素材を使ったペン。上はエボナイト、下は木

経年変化を楽しめる素材を使ったペン。上はエボナイト、下は木

ある程度年齢が上の人に贈る場合は、ブランド力が重要になる。高級筆記具ブランド「パーカー」など、昔から日本にある海外ブランドは、全般的に年齢が上の人にとっては“高級舶来品”という認識がある。一方で、ここ20年以内にできたメーカーはそのようなブランド力を発揮できない。

逆に40代より下の若い世代はブランドにはとらわれず、デザインに重きを置く。むしろ「他の人と違う」、珍しいものが好まれる傾向にあるという。

また、「経年変化」を楽しめるものは年齢を問わず人気。木やレザー、うるし、エボナイトなど、年を経るごとに味わいが増す素材は、家族やパートナーなど、長い年月を共に過ごす人に贈るのに適している。


相手の好みをさり気なくリサーチ

シチュエーションや相手の年齢・職業である程度絞り込んだら、よりパーソナルな好みをリサーチ。とはいえ、直接相手に聞くことができない場合もあるだろう。その時のコツを、佐久間氏は以下のように語る。

「腕時計、靴、財布、特にここには人の好みが表れます。デザインはナチュラル、メタリック、クラシカル、モダンなものなのか。使い込むのが好きなのか、機能性、デザイン性重視なのか…。オフィスですれ違う時、買い物をする時などに、さり気なくチェックしてみてください」


ギフトを贈るということは、贈ることだけが重要と思いがちだ。しかし、選ぶ過程で相手のことを深く考えていることに気付くだろう。ペンを通じて、相手への思いやりを贈り、同時により深い人間関係を築くことができるかもしれない。

(文:高橋七重 写真:(C)Alena Root)

【代官山 蔦屋書店】
文具コンシェルジュ 佐久間和子 氏

総合文具店での勤務を経て、2011年、万年筆やボールペンなどの筆記具を中心に、インクや便箋などのこだわりの文具を幅広くセレクトする同店の文具コンシェルジュへ。特に好きな文具は万年筆と、万年筆用のインク。

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