海外へ逃避行はアリ?世界の花粉症事情

2015.2.24 (火) 00:00

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(C)Photodiem

いよいよ花粉症の季節。今年は暑かった昨夏の影響で、関東・東北地方中心に飛散量が昨年の数倍に上るなんて予想もチラホラ。憂うつな人の中には、忙しい仕事でたまった休みで海外旅行に出かけ、つかの間の快適な日々を過ごせたら……と考える人もいるのでは。とはいえ、日本以外の国々に花粉症って本当にないの?そんな疑問を解き明かすため、今回は海外の花粉症事情や対策を調べてみた。

各国のシーズンを避けて旅して

2014年は訪日外国人数が1300万人を突破し、2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会に向けて、国際化が進むニッポン。でも、日本を訪れた外国人の多くがまずビックリするのが、日本人があらゆるところでマスクを着用していることだとか。

では、ほかの国に花粉症はないのか。答えは残念ながら「NO」。患者数の多さなどから、世界3大花粉症と言われているのが、日本の「スギ」、北米の「ブタクサ」、欧州の「イネ科」。最近では、中国やタイでも症状に苦しむ人が増加しているという。気候や植生によって種類は異なるが、日本がスギの大規模植林によってスギ花粉症が急増したように、酪農が盛んな欧米では、ブタクサ、ヨモギなどの牧草が大量に植えられ、これらを起因とするアレルギー症状を発症した患者が増えている。ただし、日本のスギは2~4月が最ピークだが、ブタクサは8~9月、イネ科は5~6月の飛散が中心。花粉症のシーズンを上手に避けて旅したり、旅先での思わぬ花粉症を防いだりする準備はできそうだ。

ハーブティやハチミツが人気

(C)kuleczka

ちなみに、花粉症やインフルエンザ対策にとりわけマスクを重視するは日本人ならではの特徴。世界でもまれな人口密度、衛生に対する意識の高さ、最近ではマスク本来の目的から離れてノーメイクの顔を隠すために使うなど、日本人のマスク好きにはさまざまな要因があるようだ。

マスク以外の対策について、欧米では日本と同じように抗ヒスタミン薬の内服や注射が行われているほか、自然療法の一つとしてハーブティやハチミツを生活に取り入れている人も少なくない。また、英国やドイツ、フランスで注目されている民間療法がホメオパシー。似たものが似たものを治すという考え方に基づく療法で、植物、動物などを原料とした粒レメディ-を希釈して飲み、自然治癒力を高めるという。


花粉を避けて旅するなら、海外だけでなく、飛散量が少ない沖縄もおすすめ。スギ花粉の飛散がない宮古島のホテルからは、花粉シーズン限定のお得な宿泊プランを設ける動きも。

日本には、空気清浄機のほかにも、花粉対策メガネや高品質のティッシュ、花粉コースの洗濯乾燥機など最新対策グッズがたくさん。希望を捨てずに乗り切っていこう!

(文:野間麻衣子)


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