世界に1台だけの「メルセデスベンツ」デザイン!? ヤナセ100周年コンテスト開催

2015.9.4 (金) 18:32

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メルセデスベンツ

1950年創業、今年で100周年を迎えるヤナセ。輸入車ディーラーとして、ゆるぎない地位を築いている同社100周年記念イベントのひとつとして、「こんなメルセデスに乗りたい!」コンテストをEMGマーケティングと共同で実施。その完成車がお披露目された。

若者にクルマへの興味を深めてもらおう

メルセデスベンツGLAクラス

メルセデスベンツGLAクラス(オリジナル)

このイベントは、メルセデスベンツGLAクラスをベースに、応募者が乗りたいと思うスペシャルカーをデザインするコンテストだ。応募資格は学生で、主催者によると、中学2年生から大学院生までの幅広い層からの応募があったという。

また、学生に応募資格を絞った理由については、若者のクルマ離れが進む中での、将来クルマのエンジニアやデザイナーに進む学生の育成や、クルマに対する興味を深めてほしいという意図からだ。その彼ら、彼女たちが乗りたいと思うスペシャルなメルセデスベンツGLAをデザインし、最優秀ヤナセ100周年賞を受賞したデザインは、日本を代表するコンプリートカーやドレスアップカービジネスの第一人者で、元レーシングドライバーの星野一義氏が代表を務めるホシノインパルが現車を製作し、受賞者にプレゼントするというものである。


まだまだ熱いクルマ好きはいる

千葉大学大学院工学研究科製品デザイン研究室の大木佑太さん(左)、武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科インダストリアルデザイン専攻S-designの佐々木翔平さん(右)

千葉大学大学院工学研究科製品デザイン研究室の大木佑太さん(左)、武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科インダストリアルデザイン専攻S-designの佐々木翔平さん(右)

千葉大学大学院工学研究科製品デザイン研究室の大木佑太さんの作品

千葉大学大学院工学研究科製品デザイン研究室の大木佑太さんの作品

武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科インダストリアルデザイン専攻S-designの佐々木翔平さんの作品

武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科インダストリアルデザイン専攻S-designの佐々木翔平さんの作品

多くの応募者の中から選考を重ね、最終選考には15作品が残った。主催者であるヤナセオートシステムズ代表取締役社長の木田春夫氏は、「クルマに興味があり、熱い思いや楽しさを感じている若者が多くいることに安心しました。そして、応募レベルの高さに驚きました」と話す。応募レベルは実行委員会のEMGマーケティング執行役員潤滑油本部長の本田貴浩氏や、ホシノインパル取締役営業本部長の金子哲也氏も口を揃える。

その15作品の中で審査員特別賞は、「学生最後の旅はヤンチャベンツと」で応募した、武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科インダストリアルデザイン専攻S-designの佐々木翔平さんの作品。

そして最優秀「ヤナセ100周年賞」は、「メルセデスベンツGLA+100km」で応募の千葉大学大学院工学研究科製品デザイン研究室の大木佑太さんの作品だった。

ホシノインパルの金子氏は、「レベルが高く選考には苦労しましたが、特別賞は夢のある作品を、最優秀は現実に製造販売できるプロの視点で選びました」と述べ、今回の現車も「実際に販売すれば売れるクルマだと自信を持って言える」とコメントした。


メルセデスベンツ

最優秀ヤナセ100周年賞を受賞したデザインの「メルセデスベンツGLA+100km」

メルセデスベンツ

最優秀ヤナセ100周年賞を受賞したデザインの「メルセデスベンツGLA+100km」

GLAの行動半径をプラス100km広げよう

日産スカイライン(箱スカ)

日産スカイライン(箱スカ)
(提供:日産自動車)

最優秀「ヤナセ100周年賞」作品のコンセプトは、「GLAの行動半径をプラス100km広げようというものです。メルセデスベンツの『ウニモグ』や『Gクラス』の壊れないイメージを意識しながら、ごつごつしたイメージでデザインしました」と受賞者の大木さんは話す。

大木さんは、子供の頃からクルマ好き、特に古いクルマやスポーツカーが好きだった。「小学校6年生くらいに日産スカイライン(通称箱スカ)を見たときに感動して、カーデザイナーを目指そうと思ったのです」と当時を振り返る。しかし、その後サッカーに目覚め、サッカー少年として過ごす日々を送る。そして最近またカーデザイナーへの道を歩み始めた。


「将来はスポーツカーをデザインしてみたいです」と大木さん。「自分の味を出したスポーツカーで、色々な人に乗ってもらえるような価格のスポーツカーをデザインしたいですね」と夢を語る。そこに出てきた自分の味とは、「ちょっとアンバランスなクルマが好き。例えばルーフは普通後ろに行くにしたがって、下がっていくものだが、逆に上がっていたり、ちょっと変な形のクルマとかが結構好きなのです」と笑う。しかし、その一例として、イタリアのカロッツェリアベルトーネがデザインした、ランチアストラトスゼロを挙げるあたりは相当のクルマ好きだ。「そんな味のあるクルマをデザインしたいのです」

ランチアストラトスゼロ

ランチアストラトスゼロ

最後に大木さんは、「将来はカーデザイナーになりたい。海外留学もして、カーデザイナーの勉強をしてみたいですね」と将来を語った。

そして今回の受賞の感想を「まさか受賞できるとは思ってもいなかったので、率直に嬉しいです」と笑顔で話をしていた。

星野一義氏から盾を受け取る大木さん

星野一義氏から盾を受け取る大木さん

千葉大学大学院工学研究科製品デザイン研究室の大木佑太さん
千葉大学大学院工学研究科製品デザイン研究室の大木佑太さん

ぜひ将来、大木さんや審査員特別賞の佐々木さんも実際にカーデザイナーめざし、我々を驚かせ、また楽しませてくれるクルマをデザインしてほしいと願い、また、クルマ好きの若者がまだまだ多くいることを感じさせるコンテストであった。

(文・写真:内田俊一)

ヤナセ公式サイト


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