仕事を最高に楽しくする! 旅の達人が教える「好きな場所で旅するように働く方法」とは?

2015.9.13 (日) 14:54

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2015年6月14日、株式会社TABIPPO主催・旅大学オープンキャンパスが湘南T-SITE d-labo by SURUGA bankで行われた。「旅大学」は、「旅を学ぶ、旅から学ぶ」をコンセプトに、広い世界と新しい自分の発見のための新しい形の学び場として開催されているイベント。今回は「好きな場所で旅するように働く方法」をテーマに、TABIPPO代表の清水直哉氏の進行のもと、A-Works取締役/編集者・滝本洋平氏、冒険起業家・小林嶺司氏とのトークセッションが行われた。

実際湘南に住んで、普段どういう生活をしているのか

清水直哉氏

清水直哉氏

鎌倉でシェアハウスを運営している小林氏、編集者として本造りに携わる滝本氏は、ともに湘南を仕事の拠点にしている。彼らはどのように湘南で暮らし、仕事をしているのか。

清水直哉氏(以下、清水):お二人は湘南を拠点にされていますね。普段、どのようにお過ごしなのか、教えていただけますか。

滝本洋平氏(以下、滝本):5歳と3歳の子供を中心とした生活をしています。幼稚園を通して親同士の交流も深まりますので、週末ごとに集まって遊んだり、趣味のスタンドアップパドルにも良く行きます。仕事は、自分で調整でき、縛られた時間がないのが魅力ですね。

小林嶺司氏(以下、小林):僕は朝にサーフィンをしてから仕事を始めるなど、ONを楽しむためのOFFタイムを作っています。そうすることで、良い精神状態で一日を過ごすことができていますね。

清水:なるほど。そもそも、湘南を選んだ理由はどのようなものだったのでしょうか。

小林嶺司氏

小林嶺司氏(写真左)

小林:僕はシェアハウスを通じて、さまざまな人が集まることで、互いに刺激を受けつつ、皆が好きな仕事をするためのプラットフォーム作りをしているのですが。地元である湘南で、仲間を集めた空間を作りたかったんです。鎌倉はオープンで自由な気質と、どんどん知り合いが増えていく感覚は刺激があり、毎日旅してるみたいで気に入っています。

滝本:子供中心のライフステージに入り、鎌倉に引っ越しました。観光客が街にいるというのは、ハッピーな人がたくさんいるということ。地元の人も鎌倉を愛していて、街全体を良い雰囲気にしていると思います。毎日出社しなくてもすむようにスケジュールを工夫し、なるべく子供に合わせた生活をするように。都心を離れて失うものよりも得るもののほうにフォーカスすると、得るものの方が大きい事に気付きました。

小林:都心を離れることで失うものは限られるし絞られています。時間をかけて来るので、目的のある人が来てくれます。それは仕事に関してむしろ効率が良いですね。


趣味と仕事は住み分ける? それとも同じ?

清水:好きなことを仕事にできているということだと思うのですが。趣味と仕事の住み分けは、どのようにしていますか?僕は趣味と仕事を区別せず、やりたいことをやっている感じ。旅が好きでTABIPPOを作ったら、いつの間にかそれが仕事になりました。また、趣味のサッカーでの出会いも仕事につながっています。

滝本:自分にとって本作りは趣味ではないけれど、気の合う仲間と何かを作り上げたいという本質の部分を求めた結果がいまの仕事となっています。仕事している時間をハッピーにするのが理想で、そのためには自分が何を幸せと感じて、何にテンションが上がって楽しいと感じているか、それを見つけることが一番大事だと思います。

清水:たしかに日本人はやりたいことをやらなすぎ。やれる環境があるのになぜしないのかと、貧しい国を旅した経験から感じます。

小林:好きなことをしないのは、無駄な時間を過ごしているということ。好きなことをインプットすると、必ずアウトプットをしたくなるし、それが偶然仕事に結びつくこともあります。

滝本:趣味を仕事にすると苦しむと言われていますが、それは“好き”という本質の部分を間違えてしまうから。好きなものを突き詰めていくことが、人に求められ喜ばれるようになると、それが仕事にもなる。そこまで突き詰められるかというのが一つの課題です。

「好きな場所」に至るまで。その過程とは?

滝本洋平氏

滝本洋平氏

清水:今、お二人は好きな場所で仕事ができていると思うのですが。ここに至るまでの過程というのは、いかがでしたか。

小林:自分の人生は自分で決断し、切り開いていこうと決意し、世界一周の旅から戻って大学を中退し、起業したんです。思い描いた理想のライフスタイルが実現できてきたのは、会社をはじめて半年くらいから。現在のように湘南で働くというのは、偶然にも5年前にノートに描いていたイメージでした。

滝本:学生時代に「好きなものを作る」編集という仕事に興味を持ち、サンクチュアリ出版に入社しましたが、「好きなものを作る」という純度をより高 めたいという想いから、担当をしていた高橋歩の新しいファクトリーの立ち上げに携わることになりまして。当時、湘南での生活は考えていませんでしたが、人生のフェーズにより価値観は変わるもので。今感じているものにベストなことは何だろう、と常に考えた結果が今のライフスタイルにつながっています。


好きな場所で旅するように働くには、どうしたらいい?

清水:ここで今回のテーマになるのですが。「好きな場所で旅するように働く」には、どうしたらいいと思いますか?インターネットの普及で、どこにいても仕事ができるようになり、旅をするように働くことを実現できている人も増えてきています。そんな中で、やりたいことや好きなことを探すのはすごく大事なことです。

滝本:自分はお二人のように世界一周の経験がありません。飛行機に乗って海外に行くことばかりが旅ではないと思っています。日々の生活で起こる新しい出来事に胸が高鳴るのも旅のような感覚で、まずはそれを追求しても楽しいのではないかと。いつも乗ってる電車の逆方向にのったり、書店を歩くだけでもワクワクすることはたくさんあります。

小林:自分の精神状態にあう気持ちいいことをしよう、というのが大事だと思っています。すぐには叶わなくとも、そのための場所や時間などを考えることが、好きな場所で旅するように働くための近道だと思います。


ワクワクドキドキしたり、新たな価値観に触れるには、たしかに知らない土地に旅するのが「手っ取り早い」のかもしれない。しかし、日常にも旅するような気持ちになれる事はたくさん潜んでいる。それを体感するためにはまず「好きなことややりたいこと」を見つけ、本質を探ること。それを突き詰めれば、また新しい景色が見えてくるかもしれない。

(文:スダカエー)

滝本 洋平氏(株式会社A-Works 取締役・編集者
大学3年時にサンクチュアリ出版に入社。2003年、出版を中心としたファクトリー「A-Works」を自由人・高橋歩と共に設立。編集者と して活動しながら、野外フェス「旅祭」のイベントオーガナイザーも務める。


小林 嶺司氏(冒険起業家)
世界一周のバックパック旅の後、当時通っていた法政大学を中退。2012年、株式会社IPPOMEを創業。WEBマーケティング、シェアハウス運営が主な事業。主な著書は「旅ニ生キル」。2015年7月より新たなWEBサービスを立ち上げ予定。


清水 直哉氏(株式会社TABIPPO 代表取締役社長)
株式会社TABIPPO、代表取締役社長。就職活動に悩み、世界一周の旅へ出たことがきっかけで、帰国後にTABIPPOを立ち上げる。卒業後は株式会社オプトに入社。最年少マネージャーの経験などを経て、2013年に退職。TABIPPOを法人化し現在に至る。


  

◇d-labo湘南

スルガ銀行が展開するこれまでの銀行とは全く異なる新しいコミュニケーションスペース。“湘南+夢”をコンセプトに湘南の暮らしや趣味、衣、食、住、芸術などに関する多彩なセミナーを毎週定期的に開催しており、お客さまの夢と毎日を応援することをモット―に魅力的な空間を提供している。

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