北欧流おもてなしって、素敵! ホームパーティーにインテリア術・・・憧れずにはいられないトークイベントレポート

2015.10.2 (金) 07:00

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『北欧のおもてなし』

『北欧のおもてなし』

北欧食器や北欧家具など、すっかりと私たちの生活に定着している北欧ブーム。一過性のブームとしてだけではなく、そろそろもっと深く北欧について学びたい!という人たちのために開かれたのが、北欧ガイドブックライターとして知られる森百合子さんによるトークイベントだ。

代官山 蔦屋書店(東京・猿楽町)で全4回に渡って開かれるイベントでは、毎回テーマごとに北欧流の話を伺うことができる。2015年9月10日(木)に開催された、記念すべき第1回目のテーマは「北欧のおもてなし」。

北欧で出会った、ホームパーティのアイデア本

『北欧のおもてなし』紙面より

『北欧のおもてなし』紙面より

『北欧のおもてなし』紙面より

『北欧のおもてなし』紙面より

森百合子さん

森百合子さん

9月16日(水)に発売された、森百合子さんの新刊『北欧のおもてなし』(主婦の友社)。北欧ガイドブックライターである森さん自身が、北欧で実際に出会ったおもてなし術を、パーティスタイルから料理まで丁寧に教えてくれる本だ。

「北欧の家では何十年も前に作られたデザインがいまも普通に使われている」と森さんがいうように、本の随所にヴィンテージの食器や雑貨などが出てきて、見ているだけでも気分が上がるような内容だ。

また、本書では森さんの愛猫ウニちゃんが案内役をつとめているのも見どころ。気軽でアットホームな雰囲気が感じられるとても可愛らしい一冊となっている。今回はこの本の内容を織り交ぜながら、北欧のおもてなしスタイルを学ぶトークイベントとなった。


北欧の人はホームパーティが大好き

オープンサンドパーティ

オープンサンドパーティの様子

本の中でも紹介をされているが、北欧の人はとにかくホームパーティ が大好きだという。

「北欧にいくとみんなとっても気軽にホームパーティへ呼んでくれます。そして、北欧の人は招き上手です。肩肘をはらないおもてなしをしてくれて、みんなで楽しめる。デンマークの友人宅では、“オープンサンドパーティ ”が定番。それぞれが自由に組み合わせて楽しむ、日本でいうところの“手巻き寿司パーティ”と感覚は似ているかもしれません」。

各自それぞれパンの上に好きな具材を選んでセルフサービスで楽しむオープンサンドパーティ。パンは黒パンで、盛る具材は豚肉を使ったレバーパテや酢漬けニシン、ディルやスモークサーモン、ゆで卵などなど。

「サーモンはアスパラガスやマスタードと一緒に、など北欧のオープンサンドには定番の組み合わせがあります。レバーパテにどうしてキュウリがないの!と駄々をこねる人もいたり、こだわり具合も面白い」。

テーブルを見ると一見豪華に見えるが、実際に調理をするのはレバーパテくらい。ゆで卵や野菜などを揃えれば、あとはみんなで一緒に楽しめるのがいいと森さんは話す。森さんがホームパーティをする時に気をつけていることは?との質問には

「主催者はつい用意のために何度も席を立ったりとバタバタしがちですが、できるだけお客さまと一緒に時間を過ごせるように。北欧式ホームパーティならそれができるんです」。

そして、北欧の人は居心地の良い空間を作るセンスもずば抜けているそう。

北欧流インテリアは色とテキスタイルが要!

北欧流インテリアは色とテキスタイルが要!
北欧流インテリアは色とテキスタイルが要!

北欧では数十年も前に生まれたデザインがいまも現役で使われている。そしてビンテージなどを上手く使いながら部屋の雰囲気を出しているという。

「北欧の人はもともと古い物を大切にしてきましたが、昨今はヴィンテージブームも手伝って、若い世代が親や祖父母世代のデザインの良さを再発見しています」。

森さんいわく「北欧のインテリアにはいくつかのポイントがあるのですが、その一つか“色を合わせる”こと。おもてなしの時も、色を意識するとまとまりやすいです。例えば料理を出すときの食器の色を合わせてみる。それに合わせて花を選ぶ。色による統一感を出すのはテクニックとしておすすめです」これは、森さん自身も自宅で実践しているテクニックだという。また北欧の家のように森さんの家では窓や棚の上にお気に入りのオブジェなどを集め、インテリアを楽しんでいるという。

もう一つ北欧流の部屋を作るときにポイントになるのが“テキスタイル”。

「北欧の人はテキスタイルを使いこなすのが上手。季節によって壁にかける布やテーブルクロスを替えたり最近私もやっているのですが、ソファに大判のブランケットを合わせて印象を変えたり。自由自在にさまざまなアイデアで楽しんでいます」。

またインテリアに合わせた照明使いや、生花を飾ることも忘れない。電気を使わずにキャンドルだけで部屋の雰囲気を演出したり、切り花やお庭の花などを使って、彩りをプラスするセンスに優れているという。


北欧をもっと知りたい人に……

今回開催されたトラベルコーヒートークは、全4回の内の1回目。2回目は、「北欧のおいしい話」をテーマに10月8日(木)10時から開催される予定だ。また4回目終了後の企画として、森さんと一緒に北欧を巡る「3日でまわる北欧ツアーinコペンハーゲン(2016年3月15日〜20日の計6日間)」も企画している。森さんと一緒に行くからこそ感じることのできる、北欧の魅力に出合える旅行内容となっている。


料理からインテリアまで、どれをとってもおしゃれで魅力的な北欧。書籍の中には、「ヤンソン氏の誘惑」という面白い名の北欧定番料理のレシピや、「ビーツのスープ」など、日本では普段なかなか食べることのできない郷土料理のレシピなども多数掲載されている。見ているだけでも飽きない北欧本に北欧話。今まで興味がなかった人でもきっと虜になってしまいそうな素敵な世界が、森さんが語る北欧話には凝縮されていた1時間半だった。

(文:戸塚真琴)

森 百合子 (もり・ゆりこ)

コピーライター。北欧BOOK代表。
著書に『北欧のおいしい話』『コーヒーとパン好きのための北欧ガイド』『3日でまわる北欧』(スペースシャワーブックス)、『北欧インテリアBOOK』(宝島社)、『北欧レトロをめぐる21のストーリー』(主婦の友社)など。 北欧4ヶ国で取材を重ね、ユニークな北欧ガイドブックを執筆する他、トークイベントや講座、メディア出演多数。北欧の暮らしや考え方、インテリア、食事情、街の魅力などを中心に紹介している。 東京・田園調布で北欧ビンテージ雑貨の店『Sticka スティッカ』も運営。

北欧BOOK公式サイト


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北欧で出会ったホームパーティのアイデアとレシピ35。北欧ガイドブックライターの森百合子さんが愛猫ウニの手を借りて書いた北欧式「おもてニャし」のすすめ。

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