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世界中のブガッティが日本を駆け巡る! ファン垂涎のイベントをレポート

2015.10.15 (木) 22:17

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ブガッティT35Bが伊賀上野城の参道を駆けあがる

ブガッティT35Bが伊賀上野城の参道を駆けあがる

戦前のクラシックカー、中でもブガッティは垂涎の的にされるほど魅力的なメイクスだ。そのブガッティが日本だけでなく世界中から京都に集まったとなれば、マニアならずとも見に行かずにはいられないだろう。

このイベントの名は「インターナショナルブガッティミーティング」だ。その名の通り、世界中のブガッティオーナーがその開催国に集うこのイベント。これまではヨーロッパ各国やアメリカで多く行われてきたが、ついに日本でも初開催となった。

いわば芸術品といっても過言ではないブガッティ

平安神宮に訪れたブガッティT35

平安神宮に訪れたブガッティT35

そもそもブガッティとはどんなメーカーなのか。現在のブガッティはフォルクスワーゲン傘下で、超スーパーカーメーカーとして君臨している。しかし、その歴史は古く、1909年にエットーレ・ブガッティの手で設立。戦後まで素晴らしいグランプリや瀟洒なサルーンを作り続けてきた。その美しさは、エットーレのこだわりによるもので、特にグランプリブガッティ(レース出場を目的として作られたモデルをそう呼ぶ)の「T35」をサイドから見ると、自然界に多く存在する美しさを醸し出す黄金比にあてはまっているほどだ。この美しさや、技術力の高さは当時のライバルに一歩も引けを取らない完璧なものであった。

古都をブガッティが駆ける!!

京都嵐山にて、ブガッティT38-43

京都嵐山にて、ブガッティT38-43

ブガッティT51Rが伊勢神宮を後にする

ブガッティT51Rが伊勢神宮を後にする

比叡山ドライブウェイを行くブガッティT40とT44(後)

比叡山ドライブウェイを行くブガッティT40とT44(後)

さて、このイベントには、世界16か国から戦前のブガッティが40台以上開催地である京都に集合した。日本で戦前のブガッティというと、グランプリ系(レース用)が主であるが、実はサルーンやいわゆるスポーツタイプも多く作られており、そういったクルマが見られたのも、このイベントの特徴のひとつだ。

10月9日から13日まで開催したこのイベント。中日の11日は休息日とし、京都観光に充てられたが、それ以外の日は、京都を起点に奈良や兵庫、若狭、伊勢神宮などを巡り、参加者は愛車ブガッティとともに秋の近畿地方を楽しんでいた。

特に名所旧跡では若干時間を作り、観光ツアーが組み込まれた。海外から訪れた参加者たちは、日本独自の文化に興味をもって説明に聞き入っていたようだ。


ブガッティT57アトランタが京都白川南通を行く

ブガッティT57アトランタが京都白川南通を行く

更に、たまたま観光地を訪れていた観光客たちは、突然のクラシックブガッティの出現に驚きながらも、日本人のオーナーに話しかけたり、記念撮影に興じていた。また、事前にホームページでこのイベントを知り、見に来たという人たちも多く、中には関東、東北地方からわざわざ現地を訪れたという熱心なファンも見られた。

今回参加したブガッティは、この後東京の明治神宮をスタートするラ・フェスタミッレミリアに参加する予定なので、興味のある方は是非ご覧いただきたい。今後、一度にこれだけのブガッティを見ることが出来る機会は、日本ではそうそうあり得ないからだ。


  • 比叡山延暦寺にて。ブガッティT55など
    比叡山延暦寺にて。ブガッティT55など
  • 長浜城とブガッティT44
    長浜城とブガッティT44
  • 南丹市のかやぶきの里にて、ブガッティT57SCコンペティションエレクトロン
    南丹市のかやぶきの里にて、ブガッティT57SCコンペティションエレクトロン
  • 南丹市のかやぶきの里にて
    南丹市のかやぶきの里にて
  • ブガッティT23ブレシアが比叡山ドライブウェイを行く
    ブガッティT23ブレシアが比叡山ドライブウェイを行く
  • 京都白川南通を行くブガッティT57ガリビエール
    京都白川南通を行くブガッティT57ガリビエール
  • 比叡山延暦寺にて。ブガッティT55など
  • 長浜城とブガッティT44
  • 南丹市のかやぶきの里にて、ブガッティT57SCコンペティションエレクトロン
  • 南丹市のかやぶきの里にて
  • ブガッティT23ブレシアが比叡山ドライブウェイを行く
  • 京都白川南通を行くブガッティT57ガリビエール

取材協力 プジョー・シトロエン・ジャポン

今回の取材にはプジョー・シトロエン・ジャポンより、プジョー308SWをお借りしたので、その印象を記しておく。308はヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー2014に輝いたクルマで、日本には2014年11月より導入されている。今回お借りしたのはそのラインナップのうちステーションワゴンだ。

プジョー308SW

プジョー308SW

プジョー308SW
プジョー308SW
プジョー308SW

何よりも驚くのは3気筒ターボ付きの1200ccエンジンだ。高速道路、ワインディングロード、街中など様々なシチュエーションをトータルで2000km程走行したが、、そのいずれでも過不足なく走ることが出来た。特にワインディングでは、小径のステアリングも相まって、ひらひらとまるで二回りほども小さいボディを扱ってるかのような印象を受けるほど、楽しいものだった。

また、燃費については、1リットルあたり16キロから17キロほどで満足できるものだ。

しかし、細かい装備の取り扱いには難もある。7インチタッチスクリーンにはナビやエアコン、オーディオ操作などが組み込まれているが、それぞれの操作をする際にはいちいち切り替えなければならないというわずらわしさがあった。スイッチが少なくなってすっきりとした印象を与えてはいるが、使いにくくなっては本末転倒である。

総じてプジョー308SWの基本性能は非常に高く、小さなステアリングの上から見下ろすようなメーターなど、独特のドライビングポジションに癖はあるが、慣れてしまえばどうということはなく、前述のとおり、小さいステアリングから来る小気味の良い走りはとても魅力的である。この後、使いやすさが向上すればベストパートナーになるに違いない。

(文:内田俊一 写真:内田俊一・内田千鶴子)


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ブガッティ・クイーン

ブガッティ・クイーン

狂瀾の時代のパリで、エレ・ニースの芸名で舞台に立っていたヌードダンサー兼モデル、エレーヌ・ドラングルは、自動車とスピードのスリルに魅せられ、レースの世界に飛び込んでゆく。やがて自動車界のサラブレッド、ブガッティのドライバーに抜擢され、その美貌と多数の世界記録を樹立する実力で、大変な人気を博した。華麗なレース界と私生活で人生を謳歌し、頂点を極めたエレ・ニース。しかし南米最悪の事故を生きのびた彼女に、戦後待ち受けていたのは、ナチスのシンパだといういわれのない告発とレース界からの追放だった…。1920~30年代に活躍した実在の女性レーシングドライバーの知られざる姿を描く。

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CLASSIC&SPORTS CAR

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