見て乗って体験できる自動車の祭典「東京モーターショー」開幕。見どころを現場レポート!

2015.11.1 (日) 23:13

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東京モーターショー

いよいよ自動車の祭典、東京モーターショー(2015年10月30日(金)~11月8日(日))が開幕した。例年多くの来場者が訪れるこのイベント。今年は何が見どころか、また、どんなイベントがあるのかを早速レポートしよう。

いよいモーターショー開幕だ

いよいよモーターショー開幕だ。

ショーのオープニングではダンスが繰り広げられた。

ショーのオープニングではダンスが繰り広げられた。

今年の注目のクルマはこれ!…マツダRX-VISION。そして、ヤマハSPORTS RIDE CONCEPT

今回のモーターショーの華、マツダRX-VISION

今回のモーターショーの華、マツダRX-VISION

何をおいても、どんなクルマが出展されるのかに興味がおありだろう。ざっと会場内を見渡すと、日本の各メーカーそれぞれ1台以上、コンセプトカーが出展されている。このコンセプトカーとは、その自動車メーカーが提案する未来のデザインや、新技術が満載されているので、数年たった時、あれ?あのクルマって、東京モーターショーで見たクルマだね、とか、このデザインって、あのコンセプトカーのフロント周りとそっくり。などそのメーカーの将来をいち早く知ることが出来るものである。見るときはしっかりと細かいところまで見ておくことをお勧めする。とても小さな個所にとんでもない提案が仕込まれているかもしれないからだ。

素晴らしいプロポーションのマツダRX-VISION。低いロングノーズが際立つ。

素晴らしいプロポーションのマツダRX-VISION。低いロングノーズが際立つ。

そしてショートデッキ。

そしてショートデッキ。

さて、数多くのコンセプトカーの中で、今年一番のおすすめは、間違いなくマツダRX-VISIONだ。今回の東京モーターショーの“華”といっても過言ではない。

このモデルはマツダ渾身の1台だ。経営面で紆余曲折あったマツダが、どんな時でも不屈の精神で開発し続けてきたロータリーエンジン。現在、市販車ではラインナップから落とされてしまっているが、その復活の狼煙をついに上げたからだ。

更に、デザインにも注目してほしい。最近のマツダは“魂動デザイン”という、自然界にある動きをテーマに、非常に美しいデザインを市販車に纏わせている。その理由は、クルマは鉄の塊ではなく、“生命のあるもの”と捉えているからだ。従って、例えば、チーターが獲物を追いかけ、跳躍する一瞬をデザインに込めるなどしてきた。その次の提案がこのモデルに映し込まれているので、マツダの将来のデザイン像もこのモデルから受け取ることが出来る。ちなみに自然界の動物、「人間」がそこに表現されている……かもしれない。

もちろんこのままのデザインで市販されることはないだろうが、その美しさや艶っぽさは十分に継承されるはずだ。また、経営陣も、ロータリーエンジンの開発にあたってはまだまだ問題点や課題は多数あるが、それを乗り越えて市販させたいと強い意気込みを語っているので、遠くない将来、街で見ることが出来るに違いないし、そうなるように、大いに応援したいと思う。

もう1モデル、ぜひご覧いただきたいのはオートバイメーカーのヤマハが出展したSPORTS RIDE CONCEPTだ。「ヤマハがスポーツカーを創ったら」をテーマにしたコンセプトカーだ。バイクや楽器!!(ブランドを共有するヤマハ株式会社がある。バイクはヤマハ発動機)から発想したデザインがちりばめられているので、しっかりとご覧いただきたい。


ヤマハSPORTS RIDE CONCEPT。ヤマハのスポーツカーに対する想いが詰まった1台

ヤマハSPORTS RIDE CONCEPT。ヤマハのスポーツカーに対する想いが詰まった1台。

ヤマハSPORTS RIDE CONCEPTのインテリア。大人のスポーツカーの雰囲気満載だ。

ヤマハSPORTS RIDE CONCEPTのインテリア。大人のスポーツカーの雰囲気満載だ。

期せずしてスポーツカー2台を紹介したが、それら以外にもお勧めのコンセプトカーや市販間近のクルマが多数ある。スズキやダイハツなどからは、スモールカーのコンセプトや、将来のクルマのあり方を提案するものなど、デザインは現実からは離れているが、その使い勝手、提案性に注目すると、新たな自動車像が見えてくるだろう。

  • スズキイグニス。もうすぐ市販されそうな雰囲気。
    スズキイグニス。もうすぐ市販されそうな雰囲気。
  • ダイハツNORIORIは、ベビーカーから車いすまで幅広い用途で、乗り降りのしやすさを追求。
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  • プジョー 308 GTi by PEUGEOT SPORTは日本初公開
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  • ホンダは新しいシビックType-Rを出展
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  • メルセデスベンツが自動運転車を提案。右のモデルは東京を意識してデザインしたVISION TOKYO。世界初公開だ。
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  • ルノー・ジャポンは来年導入予定のトゥインゴを展示。
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  • 世界で初めて公開されたMINIコンバーチブル
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  • 東京モーターショーに戻ってきたアルファロメオ。新たに4Cスパイダーを展示した。
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  • 日本で初めて専用ブースを構えたシトロエンのDSブランド。シックなパリの佇まいだ。
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実は面白い部品や機械ブース

クルマ全体がエアバッグになる。豊田合成から提案。

クルマ全体がエアバッグになる。豊田合成から提案。

タイヤメーカーも出展。ここはブリヂストン

タイヤメーカーも出展。ここはブリヂストン

ミニカーのトミカは45周年。モーターショー記念ミニカーも販売される。

ミニカーのトミカは45周年。モーターショー記念ミニカーも販売される。

西館の上位階ではBMWいせったをモチーフにした電気自動車外提案されていた。

西館の上位階ではBMWイセッタをモチーフにした電気自動車外提案されていた。

東京ビッグサイト東館や西館上階フロアにはタイヤメーカーや電装メーカーなど皆さんも名前を知っているところから、ほとんど聞いたことがない部品メーカーまで数多くのブースがある。実はそこでは興味深いものを多数見ることが出来る。例えば、ボッシュやコンチネンタルのブースに行くと、実は自動運転の研究開発の多くはこの2メーカーが行っていることがわかるだろうし、小さなブースを覗いてみると、自分のクルマに使っているパーツは、この会社なのかと驚くかもしれない。はたまた、電気自動車の未来が大きく前進する技術を提案しているところもあるので、目が離せない。

そして、そういったブースの中には007シリーズ最新作「007スペクター」公開を記念したアストンマーティンDB9ボンド・エディション(世界150台、日本10台限定モデル)が展示されていたり、蔦屋書店のポップアップショップもあるので、一息つきながら、今見てきたクルマの情報を改めてみてみるのも一興だろう。


007シリーズ最新作「007スペクター」公開を記念したアストンマーティンDB9ボンド・エディション。

007シリーズ最新作「007スペクター」公開を記念したアストンマーティンDB9ボンド・エディション。

体験できる楽しいモーターショー

オオトモのナイン・ポット・ワン

オオトモのナイン・ポット・ワン

ホンダUNI-CUBでぐるぐる。

ホンダUNI-CUBでぐるぐる。

少し視点を変えて今回のモーターショーを見てみると、体験コーナーが多くあることに気付く。ホンダはUNI-CUBを、オオトモはナインボッド・ワンという一人乗りのパーソナルモビリティを西館において試乗させているし、日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)に所属するプロのジャーナリストが、運転する最新型車に同乗することが出来るプログラムも開催される。更に、そのジャーナリストたちが引率者となって、モーターショーの見どころを案内してくれるツアーもある。その時にはターンテーブルの上にあるコンセプトカーを台上で見る機会や、そこでしか聞けない裏話も飛び出すこともあるかもしれないので、ぜひ、東京モーターショーのホームページからお申し込みをすることをお勧めする。

更に、お腹が減ればグルメキングダム2015であの名店の美味しい食事をすることも可能なので、クルマばかりで疲れちゃったなというときには利用してみてほしい。


実はここにたくさんのことを書いてみたところで、その面白さの半分も伝わっていないだろう。百聞は一見に如かず。東京モーターショーに行けば、きっと自動車の面白さを貴方の視点で再発見できるだろう。

そうそう、入場する際には事前にTカードを使ってチケットを購入しておけば、Tカード専用レーンから行列せずに入場可能なので、お忘れなく。ちなみに会場内ではもれなくT-POINTが5ポイント付与されるコーナーもあるので、あわせてチェックしておきたい。


T-TICKE専用レーン

T-TICKET専用レーン

長蛇の列でも前もってT-CARDでT-TICKETを手に入れておけば、ここからすいすい入場できる。

長蛇の列でも前もってT-CARDでT-TICKETを手に入れておけば、ここからすいすい入場できる。

会場の中にこういったスポットがある。ここに備え付けられているスロットにカードを通すだけで5ポイント付加される。s

会場の中にこういったスポットがある。ここに備え付けられているスロットにカードを通すだけで5ポイント付加される。

代官山蔦屋書店がここにも進出。ネコパブリッシングの自動車関連の本が無料でダウンロードできる。

代官山蔦屋書店がここにも進出。ネコパブリッシングの自動車関連の本が無料でダウンロードできる。

その中では、本を手に取り休憩するスペースが用意される。

その中では、本を手に取り休憩するスペースが用意される。

(文・写真:内田俊一 写真:内田千鶴子)

Tチケット購入サイト

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■開催概要

第44回東京モーターショー2015
会場:東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1)

■開催期間
プレビューデー:2015年10月29日(木)14:30~20:00
一般公開:2015年10月30日(金)~11月8日(日)10:00~20:00※日曜は18時まで。※10月30日(金)は12:30~20:00

■販売券種
プレビューデー入場券(限定1万枚)
料金(税込):3,500円(中学生以上。小学生以下は保護者同伴で無料)
販売期間:8月10日(月)10:00~10月28日(水)※売り切れ次第終了

前売入場券
料金(税込):一般1,400円、高校生400円、中学生以下無料
販売期間:8月10日(月)10:00~10月29日(木)

入場券
料金(税込):一般1,600円、高校生500円、中学生以下無料
販売期間:10月30日(金)~11月8日(日)

アフター4入場券
料金(税込):一般700円、高校生200円、中学生以下無料
販売期間:10月30日(金)~11月7日(土)

Tチケット購入サイト

東京モーターショー公式サイト


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