スニーカー好き必見! 進化と歴史をたどるファン垂涎の3冊

2015.11.4 (水) 17:33

シェア
※YouTubeより

※YouTubeより

90年代に一種の社会現象にまでなり、現在も熱狂的なファンやコレクターがいるスニーカー。昨今の90sリバイバルに呼応するかのようにスニーカーブームも再燃している。自身も無類のスニーカーラヴァーである代官山 蔦屋書店のファッション担当アートコンシェルジュ 森田賢一氏は、昨今のスニーカーブームについて、このように語る。

「今、スニーカーがすごく流行っていますよね。例えば、adidasのスタンスミスがすごく流行っていますけど、そのスタンスミスが微妙にアップデートされているのが、僕は“復刻”ではなくて“進化”だと感じました。スニーカー好きとしてはこのブームが長く続いてくれればいいなと思うんですけど、みんなが同じモデルに集中するのではなく、こんなにもたくさんの良いスニーカーが出ているんだから、実物を自分の目で見て触って、本当にスニーカーを履いてほしいと思います。そのためには、スニーカーの歴史を知るのも手助けになるのではないでしょうか」

森田氏に、よりスニーカーが好きになる、その歴史がわかる書籍を紹介してもらった。

スニーカーの歴史を知る3冊

『Out of the Box: The Rise of Sneaker Culture』(Skira Rizzoli刊)

『Out of the Box: The Rise of Sneaker Culture』(Skira Rizzoli刊)

アメリカ・ニューヨークのブルックリン・ミュージアムで開催された展覧会『The Rise of Sneaker Culture』のカタログでもある本書。

「タイトルの通り、スポーツをするための機能的な道具としてスタートしたスニーカーがいかにしてカルチャーに取り込まれ、それ自体がカルチャーになっていったかが紹介されている書籍。そういう歴史を紹介しつつ、イントロダクションはスニーカーマニアとして有名なボビート・ガルシア(Bobbito Garcia)が書いていたり、Beastie BoysのMCAがインタビューが掲載されていたり、要所でスニーカーのカルチャーに深いつながりのある人のテキストが掲載されています。

この本のすごいところは、現行モデルやレプリカを載せずにちゃんと博物館クラスのオリジナルを載せているところ。あとは、今まではスニーカーの本というとカタログのような本が多かったんですけど、ちゃんとスニーカーの歴史を紐解いて、現代に至るまでを説明しているのがすごいと思います」

  • Out of the Box: The Rise of Sneaker Culture
  • Out of the Box: The Rise of Sneaker Culture
  • Out of the Box: The Rise of Sneaker Culture
  • Out of the Box: The Rise of Sneaker Culture
  • Out of the Box: The Rise of Sneaker Culture
  • Out of the Box: The Rise of Sneaker Culture
  • Out of the Box: The Rise of Sneaker Culture
  • Out of the Box: The Rise of Sneaker Culture
  • Out of the Box: The Rise of Sneaker Culture
  • Out of the Box: The Rise of Sneaker Culture
  • Out of the Box: The Rise of Sneaker Culture
  • Out of the Box: The Rise of Sneaker Culture
  • Out of the Box: The Rise of Sneaker Culture
  • Out of the Box: The Rise of Sneaker Culture
  • Out of the Box: The Rise of Sneaker Culture
  • Out of the Box: The Rise of Sneaker Culture

『Where'd You Get Those? 10th Anniversary Edition: New York City's Sneaker Culture: 1960-1987』(Testify Books刊)

『Where'd You Get Those? 10th Anniversary Edition: New York City's Sneaker Culture: 1960-1987』(Testify Books刊)

約10年前に刊行された本書は、バスケットシューズやテニスシューズなどのコートシューズを中心に紹介された一冊。森田氏が刊行当初にこの本を見た時に狂喜乱舞した一冊だとか。

「この本以前からスニーカーの本は出ていたんですけど、オリジナルを紹介している本ってすごく少なかったんですよ。この本を監修しているボビート・ガルシアはヒップホップシーンにいる人で、本書はコートシューズを中心に、ヒップホップカルチャーやブレイクダンスなど、ニューヨークのブロンクスで花開いたカルチャーに結びついたスニーカーを解説しています。当時の雰囲気を感じられるのも楽しい一冊なので、スニーカー好きならぜひ手にとってほしいです」

『Made for Skate: The Illustrated History of Skateboard Footwear』(Gingko Press刊)

『Made for Skate: The Illustrated History of Skateboard Footwear』(Gingko Press刊)

スケーターやそのカルチャーに興味のある人におすすめしたい、スケーターシューズを紹介した一冊。

「これはスケートボード用の靴の歴史です。スケーターシューズで有名なVANSからそれ以外の靴まで紹介されています。70年代のスケートブームの時は、無名のメーカーからスケートシューズが出ていたというのもおもしろいですね」


歴史を遡れば、新たな魅力を知ることができる。日々履いているスニーカーの歴史を知れば、毎日が少し楽しくなりそうだ。

(文:岡崎咲子)

【代官山 蔦屋書店】
美術・写真・ファッションコンシェルジュ 森田賢一 氏

都内大型書店、TSUTAYA TOKYO ROPPONNGIの書店員を経て、代官山 蔦屋書店のコンシェルジュに。アートフロアのファッションコーナーを担当。外見、内面ともに魅力的な“紳士”を育成する「代官山ジェントルマンクラブ―紳士養成講座―」を定期的に企画している。

このコンシェルジュの他の記事を読む  他の代官山 蔦屋書店コンシェルジュの記事を読む  コンシェルジュブログ


関連記事

関連タグ

この記事をシェアしよう。

この記事が気に入ったら、
いいね!しよう。

You might Like

レコメンド

Read More

T-SITE LIFESTYLE TOPへ戻る

Access Ranking

ランキングをもっと見る

日本最大級ビアガーデン「ヒビヤガーデン2018」日比谷公園で5月18日から開催

  1. No.1 日本最大級ビアガーデン「ヒビヤガーデン2018」日比谷公園で5月18日から開催
  2. No.2 漫画『スラムダンク』新装再編版が6月1日より刊行開始! 井上雄彦がカバーイラスト描き下ろし
  3. No.3 ミニチュアアーティスト田中智の個展、銀座で4月27日から。指先サイズの世界にときめく
  4. No.4 花火×音楽のエンタメショー「STAR ISLAND 2018」、お台場で5月26日開催
  5. No.5 東京駅の新土産「PRESS BUTTER SAND(プレスバターサンド)」。行列必至の工房をレポート

ランキングをもっと見る

  • TSUTAYAマンガ通スタッフおすすめ

Event

イベントをもっと見る

イベントをもっと見る

Store

SNS/RSS

Facebook

Instagram

tsite_lifestyle
Instagram


T-SITE LIFESTYLE(RSS)