【比較検証】バルミューダの炊飯器「BALMUDA The Gohan」、「バーミキュラ ライスポット」との違いは?

2017.3.8 (水) 18:43

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日本人には欠かせない、ご飯。よりおいしいご飯を求め、今、炊飯器業界がにぎわいを見せている。各メーカーが誇る炊飯器は、内釜の素材から、熱伝導の方法、マイコン搭載モデル、さらにはガス炊飯器と多種多様だ。

そんな中、扇風機やトースターなどで一躍有名となったバルミューダ株式会社が、炊飯器「BALMUDA The Gohan(バルミューダ ザ・ゴハン)」を市場に投入。T-SITEニュースのスタッフが、実際に試食してみた。果たして、実力やいかに?

「BALMUDA The Gohan」の特徴は?

二子玉川 蔦屋家電の食コンシェルジュ築野由佳氏

「BALMUDA The Gohan」を目的に二子玉川 蔦屋家電に足を運ぶ人も多いという。同店の食コンシェルジュ・築野由佳氏にこの炊飯器の特徴やお客さんの反応を聞いてみた。

「BALMUDA The Gohanの大きな特徴は、その炊き方です。釜を二つ用意し、外釜にお水を入れて、水蒸気を使って内釜を蒸すイメージ。調理方法は、おこわに似ていますね。

噛み応えのある炊き上がりで、男性の方に人気があるとも耳にしています。出来上がった後の食感だったり、ご飯に含まれる水分量などが、おかずと良く合うんです」。


話題の2大デザイン炊飯器「BALMUDA The Gohan」「バーミキュラ ライスポット」で炊き比べしてみた

2017年2月28日の日本経済新聞に「新製品チェックアップ」として掲載された「話題の3大炊飯器」のうち、特に注目されている2つが、この「BALMUDA The Gohan」、そして昨年12月に発売され話題を呼んでいる「バーミキュラ ライスポット」だ。両モデルとも蔦屋家電で取り扱っており、いずれも高い人気を誇っている。

それぞれ、どんなご飯をご馳走してくれるのか。

炊きあがりの見た目:ひと粒ひと粒が美しく起立

バーミキュラ ライスポット

BALMUDA The Gohan

炊飯器の蓋を開けると、出来上がりの様子が真っ先に目に飛び込んでくる。

一般的な炊飯器の場合、どちらかというと、米がビシッと白く真っ平らになっているイメージ。

一方で、外釜からの蒸気で蒸して調理する「BALMUDA The Gohan」は、一つ一つのお米がまるで「起立」をしているような印象を受ける。本格的な鉄釜での鍋炊きご飯を実現する「バーミキュラ ライスポット」も美しく「起立」。いずれも味への期待を寄せずにはいられないビジュアルを楽しめる。

香り:調理方法で特徴が二分

立ち上る香りにも特徴が出た。

「BALMUDA The Gohan」の採用する調理方法が「蒸す」ということもあり、水蒸気で蒸された白米という印象を受ける。安心感のある、シンプルな香り。

これに対し、「バーミキュラ ライスポット」は鉄鍋で炊いており、非常にお米らしい、甘さを含んだ香ばしい匂いを醸し出している。

味:いつまでも噛んでいたい「BALMUDA The Gohan」、ひと口目のインパクトに感動する「バーミキュラ ライスポット」

バーミキュラ ライスポット(試食コメント)

「お米が主役。ご飯単体でも楽しめる」(30代男性)
「いつも自宅で炊いているご飯と比べて、格段に美味しい。こんなお米は初めてかも」(30代女性)
「見た目がとても好み、自分の娘もお弁当のご飯をこれに変えてから、ふりかけ等を欲しなくなった」(50代女性)

BALMUDA The Gohan(試食コメント)

「汁気のあるものと合わせても米粒が存在感を失わないから、カレーなどと一緒に食べても合いそう」(20代男性)
「しっかりした食べごたえだから、ガッツリした丼などに良いかも」(30代男性)
「噛むたびにうま味が出てくる。じっくり噛んで楽しみたい味」(30代女性)

さて、味はどうか。まずお米本来の味わいを。何も加えずに食す。

「BALMUDA The Gohan」は、お米ひと粒ひと粒の外側がしっかりと残っており、噛むと中身の柔らかさとのギャップに驚かされる。噛むごとにお米本来の甘さが口の中に広がり、じわじわと味わいを深く堪能させてくれる。

その点、「バーミキュラ ライスポット」は口の中に入れた瞬間から甘みがふわっと包み込み、ひと口ひと口を楽しむことができる。

さまざまなパターンで試食

次は実際の食卓を想定して、さまざまなパターンで試食してみた。

濃い味のおかず

時にごはんは濃い味のおかずの脇役になってしまいがち。濃い味のおかずと一緒に食べても、はたしてご飯のおいしさを感じることができるのか? 濃い味のおかずの一例として、回鍋肉と合わせて食べてみる。

「BALMUDA The Gohan」は、「おかずと良く合う炊き方」という築野氏の言葉どおり、ひと口ひと口を噛み締めていくごとに、口の中で具とお米の味が心地よく混じり合っていくのを実感できた。濃い味にも負けず、「おかずを引き立たせている」感覚だ。

「バーミキュラ ライスポット」は「お米が主役になる炊飯器」(50代女性)とのコメントも飛び出たように、白米とおかずの主張のバランスが取れている、「調和している」印象。

汁気のあるおかず

TKG(卵かけご飯)は醤油を数的垂らしてガッツリと

汁気のあるおかずは、食べているうちにどんどんご飯がやわらかくなってしまいがち。せっかくの美しい炊きあがりと香り、味わいは、汁気のあるおかずにも耐えうるのか?

まずはカレー。「バーミキュラ ライスポット」は、口に入れた瞬間のご飯の甘みがカレーと調和し、トータルな美味しさを最初のひと口から味わうことができた。

「BALMUDA The Gohan」はカレーと混ざっても、ご飯ひと粒ひと粒の噛み応えたっぷりな感触。また、「BALMUDA The Gohan」が推す食べ方「TKG(卵かけご飯)」でも食べてみる。白身や黄身の汁気にご飯が影響を受けることなく、ご飯ひと粒ひと粒がまるで「コーティングされている」ような状態で閉じ込められ、口の中でも形を崩すことなく卵と絡み合う。汁ものとの相性もバツグンである。

冷ご飯や、冷凍ご飯はどうなる?

2つの炊飯器で炊いたご飯をおにぎりに

では、お弁当で使用する場合やご飯をストック場合を想定して、両方を少し時間が経過した状態で食べてみる。

まずは、軽く塩をふっておにぎりに。数時間が経った状態で食しても、いずれも水分などでお米がべちょべちょすることなく、ひと粒ひと粒をしっかりと味わえる。また、冷凍した場合は、解凍後も炊き上がり後と大きく遜色なく、それぞれの特徴を生かしたご飯を食すことができた。

なお、今回比較した炊飯器2つのモデルとも、一般炊飯器ではメジャーな「保温機能」が省かれている。これは、炊き上がったタイミングで最高の美味しいご飯を提供するために、両社が下した結論でもある。そのため、ご飯の保存には冷凍庫の利用をすすめている。安心して気軽にご飯ライフを楽しむことができるのだ。

結論

各々の炊飯器で調理方法が異なることもあり、出来上がりの様子や香り、そして口に含んだ時の味わい方など差が出るものの、一般的な炊飯器などの白米と比較すると一目瞭然。

「BALMUDA The Gohan」は、ご飯にしっかりした歯ごたえとおかずとの調和を求める人に、「バーミキュラ ライスポット」はご飯自体のおいしさを味わいたい人におすすめしたい。

いずれにせよ、今までとは異なる、一定した極上の炊き上がりを食卓に届けてくれることは間違いない。好みや、自分のライフスタイル等を念頭に入れつつ、ぜひ家庭への導入を検討してみてほしい。

なお、二子玉川 蔦屋家電では、2017年3月13日(月)、20日(祝・月)、27日(月)の12時~18時に店内のキッチンカウンターで、「BALMUDA The Gohan」と「バーミキュラ ライスポット」を使用した炊きたてご飯の食べ比べイベントを開催しているので、気になる人は足を運んでみては。

(文:鈴木優)

「BALMUDA The Gohan」を購入する

BALMUDA公式サイト

【問い合わせ先】

「二子玉川 蔦屋家電」

TEL/03-5491-8550
住所/東京都世田谷区玉川1丁目14番1号二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット
営業時間/1F・2F※家電およびBOOK売場9:30~22:30
※各ショップにより営業時間は異なります

二子玉川 蔦屋家電 公式サイト

ライター 鈴木優(スズキマサル)

シンガポールでの海外生活の後、イギリス外資系会社への勤務にてモバイル業界に長年携わり、その後日本企業にてスマホアプリのサービス企画やマーケティングなどに従事。現在は、フェスやEDMなどの電子チケットを販売する「iFLYER.tv」のアドバイザーやテック・ライフスタイル系のメディアである「Spotry.me/スポットリーミー」の運営を行う側、2歳の男の子に日々翻弄されながら育メンとして活躍中。スマホアプリやガジェット、ウェアラブル、スマートホームなどをキーワードに、国内や海外の最新情報やプロダクトなどを紹介する。

Twitter: @masarusuzuki | Instagram: @masarusuzuki


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