「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」六本木で11月1日から。展示・グッズ・カフェメニューを詳細レポート

2017.11.1 (水) 13:18

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「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」

「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」

国民的人気キャラクター“ドラえもん”と最先端現代アートのコラボレーション「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」が、六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーで開催中。期間は2017年11日1日(水)〜2018年1月8日(月・祝)。

村上隆会田誠奈良美智蜷川実花をはじめ国内外で活躍するアーティスト総勢28組が、自身のアートとして“ドラえもん”を表現する注目の展覧会だ。ひと足先に体験した内容を、たっぷりの写真とあわせてレポートする。

16組の現代アーティストが表現する「あなたのドラえもん」

村上 隆
あんなこといいな 出来たらいいな
©2017 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co.,Ltd.All Rights Reserved. ©Fujiko-Pro

展示会場は大きく2つのテーマに分けて構成されている。16組の現代アーティストが参加する第1のテーマはずばり「ドラえもん」。村上隆や鴻池朋子、西尾康之などの迫力ある作品が並ぶ。また、奈良美智、蜷川実花、福田美蘭、村上隆、森村泰昌らは2002年に開催した「THE ドラえもん展」に続く出品となり、15年前と現在との対比も見どころだ。

鴻池朋子「しずかちゃんの洞窟(へや)」

左から、山下裕二氏、鴻池氏と作品「しずかちゃんの洞窟(へや)」

依頼を受けてすぐ、しずかちゃんという登場人物の謎をモチーフとすることを思いついたという鴻池氏。縫い合わせた牛皮にクレヨンで、しずかちゃんやのび太、スネ夫、ジャイアンらお馴染みのキャラクターと、キツネが描かれている。しずかちゃんだけが目を開け、他の仲間は皆眠っているよう。毛皮でできた4次元ポケットにも注目だ。また、この次の展示室には鴻池氏による映像作品が続いている。

西尾康之「OPTICAL APPARITION」

西尾康之「OPTICAL APPARITION」

伸長180cm、台座を含めると高さ210cmにもなる大きなドラえもんの彫刻に、さらに3DCG のプロジェクションマッピングが投影された迫力の作品。表はお馴染みのドラえもんだが、後ろに回ってみると違った表情を見せている。ロダンの地獄の門にインスパイアされたという背面は、ドラえもんの中身が機械的に造形され、こちらにもプロジェクションマッピングが施されている。西尾氏にとってドラえもんは、子どもの頃からの「確かなれども儚い」友人であったという。そんなドラえもんの「稀薄性」を、彫刻(実像)、3DCG(虚像)との共存によって表現している。

その他の作品の写真をもっと見る

ドラえもん映画をモチーフに。今後のアート界を担う12組が表現

増田セバスチャン「さいごのウェポン」

2つ目のテーマは「ドラえもん映画」。37作の中から1作品を選びそれぞれ作品を制作。インスタレーション、彫刻、絵画、映像などさまざまな方法、着想でもって表現された多様な作品が並ぶ。

坂本友由「僕らはいつごろ大人になるんだろう」

坂本友由「僕らはいつごろ大人になるんだろう」

展覧会の監修者・山下裕二氏が「最も驚かされた作品の1つ」と紹介した、坂本氏による大きなアクリル画「僕らはいつごろ大人になるんだろう」は、『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争』をモチーフに描かれている。一歩大人になったしずかちゃんが、アクリル画ならではの絵肌で美しく描かれた、迫力の作品。しずかちゃんの真下に存在する小さなドラえもんなど、画面の中のディテールも見逃せない。

シシヤマザキ「(Pink)Dust In The Wind〜すべては(ピンクの)もやの中に〜」

シシヤマザキさんと、作品「(Pink)Dust In The Wind〜すべては(ピンクの)もやの中に〜」

水彩画風のロトスコープアニメーションを独自の手法として確立、そのアートワークは企業のキャンペーンやミュージックビデオにも起用されているシシヤマザキ氏。今回の作品は、『映画ドラえもん のび太とアニマル惑星』の予告編を、シシヤマザキ氏自らが全てのキャストを演じて撮影したアニメーションとして描いた。ピンク色に染まった空間とアニメーションが、観る人を別世界へと誘う。

オリジナルグッズ約350点! 「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」ミュージアムショップ

ミュージアムショップ

今回の展示では、その数約350点にものぼる力の入ったオリジナルグッズ展開にも注目したい。今回出品されたアート作品をプリントしたTシャツや文房具、お菓子などがずらりと並んでいる。

ドラえもんグッズも、初期のドラえもんが描かれたダイカットプレートや、コミックが印刷されたバッグ、展覧会のために特別デザインされた「ART」の文字が隠されているドラえもんなど特別珍しいものばかり。ドラえもんファンの人、アートファンの人も、それぞれ気になる商品が見つかるはず。

ミュージアムショップ「グッズ」の写真をもっと見る

「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」を楽しんだ後はドラえもんメニューでひと息

カフェ「THE SUN」、展覧会オリジナルメニュー。
左「タケコプターバーガー」(1,380円/税込)、右「ライチフローズンカクテル お空の散歩」(950円/税込)

隣接するカフェ「THE SUN」では、展覧会に合わせてコラボメニューを展開している。タケコプターが刺さったハンバーガーや、どこでもドアが詰め込まれたパフェ、しずかちゃんのお風呂を模したプリンデザートなどは、さすが現代アート展。遊び心たっぷりの、大胆なアレンジメニューが並ぶ。タイムマシンや、ドラえもんのひみつ道具“アンキパン”もメニューに登場している。展覧会の後は、カフェでもドラえもんワールドを楽しもう。

「カフェメニュー」の写真をもっと見る


なお展覧会では、アナウンサー・羽鳥慎一さんがナビゲートする音声ガイドの貸出(1台520円/税込)も行っている。また、11月15日(水)までは「#ドラえもん描いてみた」特別キャンペーンを開催中とのこと。自分だけのドラえもんを描いて、ハッシュタグをつけtwitter又はinstagramに投稿すると無料鑑賞券が抽選で2枚1組10名にプレゼントされる。詳細は公式ホームページの確認を。

誰もが知っているキャラクター“ドラえもん”を通じて現代アートの今を切り取る、刺激的な展覧会をお見逃しなく。

写真で「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」をバーチャル体験する

■開催概要

「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」
開催期間/2017年11月1日(水)~2018年1月8日(月・祝)※会期中無休
会場/六本木ヒルズ 森アーツセンターギャラリー (東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)
開館時間/10:00~20:00(火曜日は17:00まで)※入館は閉館の30分前まで

「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」のTチケット購入はこちら
ここでしか入手できない、限定マルシェバッグ付チケットも好評発売中!

【参加アーティスト(50音順)】
会田誠、梅佳代、小谷元彦、クワクボリョウタ、鴻池朋子、後藤映則、近藤智美、坂本友由、佐藤雅晴、シシヤマザキ、篠原愛、しりあがり寿、中里勇太、中塚翠涛、奈良美智、西尾康之、蜷川実花、福田美蘭、増田セバスチャン、町田久美、Mr.、村上隆、森村泰昌+コイケジュンコ、山口晃、山口英紀+伊藤航、山本竜基、れなれな、渡邊希

公式サイト


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日本を代表する漫画家藤子・F・不二雄先生の傑作作品『ドラえもん』。未来の国からやってきたごぞんじ、ネコ型ロボットのドラえもんが親友のび太とともにくりひろげる友情ファンタジー。四次元ポケットから取りだされる不思議な道具で日本じゅうを笑いに包みこむ。しずちゃんやスネ夫、それにジャイアンも元気いっぱい。大きな夢をあたえてくれるワクワクドキドキ素敵な道具でキミを心温まるドラえもんワールドにご案内。

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STAND BY ME ドラえもん

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藤子・F・不二雄原作の国民的TVアニメを、「friends もののけ島のナキ」を手がけた八木竜一、山崎貴監督が、3DCGで制作したハートフル・アニメ。ドラえもんとのび太のそもそもの出会いを軸に、2人の絆をエモーショナルに綴る。何をやらせても冴えない少年、のび太。ある日、彼の前に22世紀から来た彼の孫の孫セワシと、ネコ型ロボット“ドラえもん”が現われる。のび太は未来でも不幸を重ね、莫大な借金を作って子孫たちを困らせていた。そんなのび太の未来を変えるため、ドラえもんを世話係として置いていくというのだ。ところが、当のドラえもんはまるで乗り気でない。そこでセワシは、ドラえもんに“成し遂げプログラム”をセットして、のび太を幸せにしない限り、22世紀に帰れなくしてしまうが…。

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