「すごい本に出会ってしまった!」と驚愕必至 読者を翻弄する大逆転サスペンス『その女アレックス』

2015.1.21 (水) 20:16

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「その女アレックス」 ピエール・ルメートル/著 文藝春秋 860円(税抜)

「その女アレックス」
ピエール・ルメートル/著 文藝春秋 860円(税抜)

英国推理作家協会賞受賞の『その女アレックス』が日本語版で登場。国内でも「このミステリーがすごい!」2015年海外編1位ほか4冠に輝き、国内外トータルで史上初6冠を総なめにした。

 ストーリーは、パリで起きたアレックスという女性の誘拐事件で幕を開ける。捜査が進むにつれて事件の真相は明らかになっていくが…。この作品のすごいところは、1章2章3章と読み進むうち、アレックスの印象がどんどん変わっていく不気味さ。そして、誘拐事件で始まった物語がいつしか全く別の事件へと展開し、想像もしない結末へと連れて行かれるところだ。ラストで物語全体に光が当たるとき、初めて浮かび上がる〝真実″に誰もが驚愕し、「今まで見ていたものは何だったのか」と自問するに違いない。

一度読み始めると途中でやめるのは至難の業だ。かつてない読書体験にしばらく放心状態になるかもしれない。たっぷり時間のある休日にページを開くことをお勧めする。(文:松本理惠子)


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その女アレックス

その女アレックス

おまえが死ぬのを見たい―男はそう言ってアレックスを監禁した。檻に幽閉され、衰弱した彼女は、死を目前に脱出を図るが…しかし、ここまでは序章にすぎない。孤独な女アレックスの壮絶なる秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進するのだ。イギリス推理作家協会賞受賞作。

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