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ライフスタイルは旅をする。“移動主義者”の新雑誌『ムーヴィリスト』

2015.3.10 (火) 12:15

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『Movilist(ムーヴィリスト)』

ご存知の通り、インターネットの普及、テクノロジーの発達以降、私たちの生活はそれ以前とはがらりと変わった。

世界中どこにいてもメールの送受信もできるし、クラウドサービスを使ってファイルも簡単に共有できる。ビデオチャットだって会議もできる。つまりは、世界中どこにいても仕事ができる。そのような環境は、私たちを“場所”という縛りから開放してくれ、“移動する自由”を与えてくれた。そんな世の中の流れを反映した雑誌が創刊された。その名も『Movilist(ムーヴィリスト)』だ。

“移動生活”は特別ではない

“移動主義者”というコンセプトを持つ『Movilist(ムーヴィリスト)』。本誌について、代官山 蔦屋書店の雑誌コンシェルジュ・谷口貴美代氏は「このようなテーマの雑誌は今までにはなかった」と語る。

「いままでの旅は現実とはちょっと別の意味を持っていたけれど、最近はテクノロジーの発達で世界中どこにいても仕事ができますよね。日常があって旅があるのではなく、移動自体が日常っていうライフスタイルを提唱したい雑誌です。表紙の佐野元春さんは20年か30年前のとても売れていた時期にニューヨークに1年間住んで、そこでのいろいろな人との交流を作品にして仕事にした、言わば『Movilist(ムーヴィリスト)』の走りのような人です」


情報の逆流

本誌は「Thinking Global, Acting Local」という、近年話題のキーワードが表紙に書かれている。

「常に視点は世界に向いているんだけどローカルに根付いた暮らし。東京にいることの利点は情報が溢れていること、最新のものに触れられることでしたが、いまはネットが発達しているから場所がどこであれ触れることができる。編集長の山崎二郎さんは元『BARFOUT!(バァフアウト!)』の編集長だった人ですが、いままでは地方や世界に向けて東京を紹介している雑誌を作ってきたけれども、いまは地方で起こっているおもしろいことを東京や世界の人たちに紹介していきたいと思っているようです。地方で生活をしたい、移動しながら生活をするにはお金を稼がないといけないから、鍵となってくるのは仕事。だからこそ、これからの時代、そういう選択ができる個のスキルを持っている人は強いと思います」


  • 『Movilist(ムーヴィリスト)』

  • 『Movilist(ムーヴィリスト)』

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  • 『Movilist(ムーヴィリスト)』

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“移動主義”を深めるための2冊

谷口氏に、より“移動主義”を知るための2冊を教えてもらった。

“移動主義者”と聞けば、高城剛氏の名前も思い浮かべる人も多いだろう。本書は、日々移動を続ける高城氏の必要最低限のリアルツールを集約した一冊。

「この本は発売以来ずっと売れ続けています。日本人の定住思想に一石を投じている本ですよね。世の中がどんどんシンプルになっていくと、“移動主義者”はどんどん増える気がしますね。それっておもしろいし、ワクワクしますよね」

『LESS IS MORE』

(本田直之 著、ダイヤモンド社 刊)

『Movilist(ムーヴィリスト)』にも登場するデュアルライフの提唱者・本田直之氏の著書。

「本田さんの生活はサラリーマンがすごく憧れるけどなかなかできない生活ですよね。本田さんの本が人気ということは、独立指向が強かったり働き方を変えたいと思っている人がすごく多いけど、そういうことができる人は限られているから彼の生活により憧れるんでしょうね。このようになったほうが社会もよくなる気がしますね」


人はふと旅に出たくなる。それは、移動への憧れのあらわれだろう。移動しながら暮らすというかつては絵空事であったかもしれないことも、いまでは可能になった。ただ、それには個の力が必要だ。“移動主義”は、個のあるべき姿を見直すきっかけとなってくれるかもしれない。

(文:岡崎咲子)

【代官山 蔦屋書店】
雑誌コンシェルジュ 谷口貴美代 氏

六本木ヒルズのTSUTAYA TOKYO ROPPONGIのオープンに携わり、その後、代官山 蔦屋書店の企画段階から関わる。現在は同店のチーフコンシェルジュ兼雑誌コンシェルジュ。国内外の雑誌2,300タイトルが55mに及び並ぶマガジンストリートを統括している。

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