伝説の雑誌『Olive(オリーブ)』102号分が読める! Oliveカフェに行ってきた

2015.3.15 (日) 10:06

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ずっと読みたかった、伝説の「リセエンヌ特集」! ようやく読めて感激……!

『GINZA』3月12日発売号

かつてガールズカルチャーを牽引した伝説の雑誌『Olive(オリーブ)』が3月12日に雑誌『GINZA』(マガジンハウス)の付録として1号限りの復活を果たした。もう読んだ……いや、ゲットしただろうか?

読んでいて『Olive』が恋しくなった、もしくは興味が湧いた人に朗報。2015年3月29日(日)までオープンしている「Oliveカフェ」(原宿)では、1981年~2003年のバックナンバー102号分が読めてしまうのだ。気になるシステムや様子は? オープン日のレポートをお届けする。


復活した『おとなのオリーブ』の内容は?

  

レポートの前に、『Olive』の説明をさせていただく。

こちら<雑誌『Olive』が巻き起こした、ガールズカルチャーがよみがえる!>にも書かせていただいた通り、『Olive』は、80~90年代の雑誌最盛期に、少女たちのバイブルとして愛されていた伝説の雑誌。マガジンハウス70周年を記念した「オリーブプロジェクト」の一環として、1号限りで『おとなのオリーブ』として復活を果たした。こちらのコンセプトは「もし、2015年にOliveがあったなら」。

現代の若者にも新鮮に映るビジュアルと切り口で攻めつつ、小沢健二さんの「DOOWUTCHYALiKE」や堀井和子さんの「Eating」、藤坂のりこさんの「わたしだけのお人形」、山崎まどかさんの「BOOK」といったなつかしの連載や、エッセイストの酒井順子さんやしまおまほさん、専属モデルだった市川実日子さんをはじめとする『Olive』を愛する人々が「『オリーブ』精神(スピリット)」を考察するページなど、まさに「『Olive』へのリスペクトと愛」がたっぷり詰まった内容。かつての「オリーブ少女」は感涙間違いなし、現代の若者は『Olive』精神に感動を禁じ得ない内容になっているのだ。

記者は『Olive』と同い年であり、創刊当時は赤ん坊。お恥ずかしながら『Olive』を読み始めたのは途中からである……。『おとなのオリーブ』を読んでいたら、バックナンバーを読みたくなるのは必然というもの! しかし残念ながら、「伝説」ゆえにバックナンバーの入手は困難。人気の号ならなおさら……。


「Oliveカフェ」に行ったらすること

20代からオリーブ少女世代と思われる人まで幅広く来店(男性も多かった!)。「懐かしい!」「これ新鮮だね」等、各世代ならではの会話が飛び交っていたのも興味深い

バックナンバーの表紙と目次が掲載されているカタログ

カフェでは、Tシャツ(全3種類)と、トートバッグ(1種類)を販売。アイテムは追加の予定あり

右端はOliveカフェ限定。限定Tシャツ1種を除き、代官山 蔦屋書店、湘南 蔦屋書店でも購入できるようになる予定

そこで向かったのが、「Oliveカフェ」である。コーヒーを飲みながらバックナンバー102号分が読めるのだ。なんと創刊号からそろえてあるというからうれしい限り。

まずはバックナンバーカタログから読みたい号を決める。カタログには表紙と目次が掲載されていて、創刊当時からの移り変わりや時代背景を妄想するだけでもワクワクする! 希望の号を決めたら、カウンターにいるスタッフさんに伝える。十分堪能したら、カウンターに返却。そして次の号へ……。何冊でも読めるが、貸し出しは1号ずつ。くれぐれも持ち帰らないように!

入手困難な幻の号も読める!

店内で、かつての『Olive』を牽引し『おとなのオリーブ』のために再集結した恩田義則さんをはじめとするカメラマンのみなさんや、スタイリスト近田まりこさん、大森伃佑子さん、岡尾美代子さん、飯田珠緒さんなどのサイン入り冊子を発見!

この日記者が読んだのは、「Grooming(グルーミング)」特集(創刊号)、「リセエンヌの秋、おしゃれ開始!」特集(52号)、「憧れのデザイナーがオリーブ少女につくってくれた服!」特集(69号)、「リセエンヌには、まけないよ!」特集(102号)の4冊(どれもじっくり読んでいたら2時間ほど経っていたため……他の号は日を改める予定である)。 特に心待ちにしていたのは、噂には聞いていた「リセエンヌ特集」! スタッフさんにオススメしていただいた102号はため息モノである(何を今さら当然のことを!と思われた方もおられるだろうが、ここは大目に見ていただきたい)。

「リセエンヌ」とは、『Olive』愛読者「オリーブ少女」のライバルであり、憧れであったフランスの中高生の少女たちのこと。彼女たちはおしゃれがとても上手。彼女たちに学ぶ制服×ブルージーンズ使い、ヘアアクセサリー使いやつけ毛のアレンジ法、部屋のコーディネート法……etc. 彼女たちにライフスタイルについて尋ねた、息遣いまでもを感じられるインタビュー記事は、遠くフランスに思いを馳せさせるには十分だ。パリ在住のオリーブ少女によるパリ案内にも胸躍る……。

……ハッ。気づけば大漁のノウハウメモが手元に(笑)。そうか、これが「オリーブ少女になる」ということか……(少女という歳ではないけれど(笑))。

つまり、今読んでも「新鮮」なのである。確かに当時と今では時代背景は異なるが、当時誌面の向こうにいた少女たちのワクワク感、おしゃれへの飽くなき探究心が、ひしひしと伝わってくる。


あくまで前述したのはポスト・オリーブ世代の記者の所感だ。個人的には、「紙の雑誌の絶滅」が叫ばれて久しい今だからこそ、雑誌最盛期の雑誌が伝えていたこと、熱量を感じることで考えさせられることが多かった。

もちろん、人それぞれに感じることがあるはず。今後も伝説として語り継がれていく雑誌『Olive』。実際に手に取り、歴史的雑誌を読める貴重な機会をお見逃しなく。

(文:高橋七重)


◆『Olive』トークイベント開催情報

2015年03月28日(土)湘南 蔦屋書店

出演:おとなのオリーブ編集長(GINZA編集長)・中島敏子、スタイリスト・近田まりこ
会場:湘南T-SITE 1号館2階 湘南ラウンジ(神奈川県)
時間:16:00~
参加方法:湘南蔦屋書店にて、(1)『GINZA』4月号(850円)or(2)『オリーブ』グッズor(3)『オリーブ』バックナンバーをご購入のお客様
定員:50名

3月29日(日)VACANT
4月5日(日)代官山 蔦屋書店

  

Oliveカフェ

2015年3月14日(土)~3月29日(日)
12:00~20:00
会場:VACANT(東京都渋谷区神宮前3-20-13 1F)
入場無料
Close:3月16日(月)、23日(月)
アクセス:東京メトロ千代田線、副都心線「明治神宮前」駅より徒歩4分、JR山手線「原宿」駅(竹下口)徒歩4分

詳細  「オリーブプロジェクト」公式FB 『GINZA』公式HP


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