'15年本屋大賞ノミネート、一気読み必至の問題作『土漠の花』

2015.4.20 (月) 10:00

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「土漠の花」 (文芸書)月村了衛/著 幻冬舎 1,600円(税抜)

「土漠の花」
月村了衛/著 幻冬舎 1,600円(税抜)

毎年その受賞作が大きな話題になる「本屋大賞」が、今年も間もなく発表になる。今年のノミネート10作品も力作揃いだが、なかでも特に「問題作」として注目されているのが、月村了衛の『土漠の花』だ。

ソマリア国境付近という紛争地に物語の舞台を据え、孤立無援の自衛隊員の闘いを描くミリタリーアクションだ。

墜落ヘリの捜索救助にあたる陸上自衛隊の野営地に、一人の現地人の女性が駆け込んできた。敵の容赦ない襲撃、荒れ狂う自然の猛威、武装解除後で武器もなく、通信手段さえもない…そんな極限状態の中で、男たちは女を守れるか。

そう遠くない未来に、現実にこの国が経験するかもしれない危機をリアルな筆致で活写する。物語は冒頭からアクセル全開で展開し、トップスピードのままラストまで駆け抜ける。一気読み必至のため、徹夜覚悟でページを開くべし!(文:松本理惠子)


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土漠の花

土漠の花

ソマリアの国境付近で、墜落ヘリの捜索救助にあたっていた陸上自衛隊第一空挺団の精鋭たち。その野営地に、氏族間抗争で命を狙われている女性が駆け込んだとき、壮絶な撤退戦の幕があがった。圧倒的な数的不利。武器も、土地鑑もない。通信手段も皆無。自然の猛威も牙を剥く。最悪の状況のなか、仲間内での疑心暗鬼まで湧き起こる。なぜここまで激しく攻撃されるのか?なぜ救援が来ないのか?自衛官は人を殺せるのか?最注目の作家が、日本の眼前に迫りくる危機を活写しつつ謳いあげる壮大な人間讃歌。男たちの絆と献身を描く超弩級エンターテインメント!

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