いま注目すべきは食! ユニークでクリエイティブな世界のフード雑誌・書籍5選

2016.11.21 (月) 07:00

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フード雑誌・書籍

代官山 蔦屋書店で人気のある雑誌のジャンルのひとつがフードだという。日本でもさまざまな視点を持った食に関する雑誌や書籍が刊行されているが、世界に目を向けるとその視点はもっと広くクリエイティブ。代官山 蔦屋書店の雑誌コンシェルジュ・尾関裕朗氏に、いま気になるフード雑誌・書籍を紹介してもらった。

ブラッド・ピットへの愛が炸裂したレシピ集『Fat Brad–The Cookbook』

『Fat Brad–The Cookbook』

半裸の男性と手に持った肉……何とも気になる表紙の一冊が『Fat Brad–The Cookbook』。一風変わったこのレシピ本の内容とは?

「表紙からしてきれいな食事の本ではないということがわかると思うのですが(笑)、タイトルにある“Brad”とは、ブラッド・ピットのことなんです。

ブラッド・ピットが好きなオーストラリアの女性2人組が作っているのですが、彼は劇中でやたら食べるシーンが多いらしいんですよ。この本では、ブラッド・ピットががむしゃらに食べているベストシーンの料理を細部にまでこだわって再現しています。こういったファン的な熱量の高いものをブログで紹介するものは日本でもあるかもしれませんが、それを還元する媒体として本を選ぶことがあまりないとおもうんですよね。

プロローグに『この本を、演技中に口にいれたものを何も飲み込んではいないであろう親愛なるブラッド・ピットに贈ります』と書いてある(笑)。こういうのを見ると、海外の雑誌はおもしろいなと思います」

この他に、ユニークでクリエイティブなフード雑誌・書籍を尾関氏に紹介してもらった。

まだまだある! 世界のフード雑誌

『GATHER Journal』

『GATHER Journal』
『GATHER Journal』
『GATHER Journal』

「これはNY発の食の雑誌なのですが、毎号のテーマに基づいたレシピを紹介しています。このissue 9は1970年代の特集。70年代の音楽、ファッション、デヴィッド・ボウイ、音楽、テレビジョンなどのキーワードからインスパイアされる配色や質感などを料理で再現しています」

『Lucky Peach』

『Lucky Peach』

「これもアメリカのフード雑誌です。『GATHER Journal』よりももう少しフードに寄ったような内容。この issue #20の表紙のバルーンは腸詰めをイメージしていると思うのですが、そのようなアート的な要素もあるし。料理雑誌には載せないような厨房の話なども載っている、見ても読んでも楽しい一冊です」

『The Gourmand』

「もっとアート色が強いものではロンドン発の雑誌『The Gourmand』があります。フードカルチャー誌という通り、いろいろなカルチャーをフードにからめて紹介しているところが雑誌っぽいですね。アーティストの写真やインタビューなども載っていて、他にはない視点をもらえる雑誌です」

『RiCE』

『RiCE』
『RiCE』
『RiCE』

「『EYESCREAM』の元編集長・稲田浩さんが立ち上げた雑誌『RiCE』が10月26日に創刊になりました。

DJみそしるとMCごはん、平野紗季子さん、蜷川実花さんなどカルチャー誌的な要素が強く、コラムも充実しています。最近では普通の雑誌のモノクロのページに載っているようなコラムを充実させたような雑誌が多いですよね。やはりコラムを執筆しているのは著名人なので、いまの雑誌は人が見えるという要素が重要なのかなとこの雑誌を見ていて思いました。雑誌はやはり今が入る媒体なので。いまをどう切り取るか、いまをどう切り取るかというのが雑誌という媒体だと思うんですよね」


あらゆる視点を提案する世界のフード雑誌・書籍。食に興味のある人はもちろん、アート、写真、カルチャー好きも参考になる要素が満載だ。

(インタビュー・文:岡崎咲子)

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雑誌コンシェルジュ 尾関裕朗 氏

【代官山 蔦屋書店】
雑誌コンシェルジュ 尾関裕朗 氏

2013年より同店の雑誌コンシェルジュに。イギリス・ロンドンへの留学経験を活かし、洋雑誌仕入れを担当。好きな雑誌は『WIRED 日本版』、『Spectator』、『STUDY』。

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