食×アートのレストラン「TREE by NAKED yoyogi park」体験レポート。代々木公園に7月28日オープン

2017.7.22 (土) 07:00

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デジタルアートを駆使したさまざまなプロジェクトで多くの人を魅了しているNAKED(ネイキッド)が、食とアートの融合に挑戦する。「ライフにクリエイティビティを」という新しいライフスタイルを提案する「TREE by NAKED yoyogi park(ツリーバイネイキッド ヨヨギパーク)」の食体験をレポートする。

NAKEDとは

東京駅3Dプロジェクションマッピング「TOKYO HIKARI VISION」、五感で楽しむ花の体験型イベント「FLOWERS by NAKED」などで話題を呼び、2017年6月からは東京ドームシティ Gallery AsMo(ギャラリーアーモ)で「TOKYO ART CITY by NAKED」を開催しているのがクリエイティブカンパニーNAKEDだ。

これまでさまざまなプロジェクトやイベントで通算140万人を動員したNAKEDが、食とアートが融合する体験型レストランを2017年7月28日(金)に東京・代々木公園にオープンする。4月に開業した東京・丸の内のホットドッグショップに続いて7月にオープンする代々木公園店はTREE by NAKEDの旗艦店で、9月には岐阜・多治見にも展開予定だ。期待度大の旗艦店・代々木公園店の詳細を紹介する。

深海に迷い込んだような異空間

代々木公園の眼前に位置する「TREE by NAKED yoyogi park」は、一歩足を踏み入れた瞬間からアートと食を全身で堪能する仕掛けが凝らされた体験型レストラン。それだけに、扉を開けたその時からNAKEDの世界観に惹きこまれる。

1階のカウンターで体験前のウェルカムタイムを楽しんだ後、地下1階へと歩を進める。真っ暗なフロアには水に浮かんだように飛び石が配され、一歩踏み進めるごとに身も心も不思議な世界へといざなわれる。

最初に案内されるのは、離れをイメージした「Waiting zone」。ソファの前には1本の生木が凛とそびえている。ここで食前酒をいただきつつ、壁と木に投影される幻想的なシーンとともに、体験するコース料理のストーリーの説明を受ける。木の芽生えの後には魚が木を泳ぎ上ったり、桜が花開いたり。そして花が散った後にはさまざまな種類の実がなり、彩り豊かな木の人生を身にまとった気分になる。

自分でまいた種から芽が出る食アート体験

さて、ここからは場所を移して待望の食事タイム。同じ地下1階のフロアにあるMain zoneは、海底のような床面に円卓が設置され、合計8人で食卓を囲む。

最初の皿は「sprout(芽生え)」をテーマにした前菜だ。さて、何が出てくるかと期待に胸を膨らませていると、なんと、最初のアクションは食べるのではなく、「種をまく作業」!。皿に盛られた土に一粒ずつ種をまいていると、手に赤ちゃんの映像が映りこむ。木の成長と人の成長を掛け合わせた演出で、しょっぱなからその不思議なストーリー展開に目が離せなくなる。供される皿にはすべて食べられる食材が使われており、のりやココアパウダーで着色した“土”と、“種”に見立てたスペルト小麦がこの演出の小道具だ。

種をまき終わると土や種に聖なる月の光をイメージしたキラキラした光の粒が降り注ぎ、何かが起きる予兆が! そこで手渡されたVR(バーチャルリアリティ)のヘッドセットをつけると、今まいたばかりの種から芽が顔を出し、あっという間にニョキニョキと天井まで伸びていく様が目の前で展開される。

そしてヘッドセットをとると……目の前には芽吹きをイメージした前菜がサーブされていた。種まきという実体験、VRでの仮想体験、そして本物の芽吹きを思わせる一皿と、まさに五感をフルに使った食体験だ。ツブ貝、新芽のようにクルリとカールしたスライスきゅうり、種まきのあとに降り注いだ光の粒をとじこめたような粒仕立てのオリーブオイルなどが皿を飾り、芽生えの新鮮な香りと歯ごたえを口の中でも感じられる。

「TREE by NAKED yoyogi park」のメニュー写真をもっと見る

魚のウロコまで食べられる!?

そのあとに続く料理は「Growth/成長(前菜)」、「Expansion/拡張(魚料理)」「Phantasn/幻想(secret)」「Inclusion/一体(肉料理)」で、コース料理は合計5品。

「Growth」の「光り輝く茶碗蒸し」では、食べ進むうちに壺の中に組み込まれたミニプロジェクターから光が投影される。「Expansion」で水を張った皿に映し出された魚を手で逃がすと、魚がテーブルの“川”に飛び出して料理がサーブされる。魚料理は“スズキのソテー”とごく一般的なメニューに感じられるが、上に乗っている大きなうろこに驚いて口に運ぶと、うろこの正体はカブのスライスだった。

壁面にはストーリーに合わせた映像が投影され、臨場感を高めてくれる。たとえば魚料理の間は海の映像となり、食事を堪能する一方で、時おり泳いでくる熱帯魚を見つける楽しみも加わる。さまざまなアプローチでの演出が、それぞれの料理に新鮮な驚きというスパイスを加え、さらに深い味わいへといざなってくれるようだ。

2階「森の実験室」では禁断の果実を口にできる

コース料理の締めは、2階に移動して、お待ちかねのデザートタイム。果実樹がそびえ、鮮やかな実がたわわに実ったこのフロアのテーマは四季のうつろいを感じさせる「森の実験室」。フロア一角の実験スペースで色鮮やかな赤い実“禁断の果実”から赤い毒素を抽出する映像体験を楽しんだところで、デザートが運ばれてくる。

毒の抜けた白い禁断の果実をイメージした3段のデザート重は、チョコレートムースやフィナンシェ、ソルベなどがおしげなく盛り込まれた贅沢な一品だ。

スタートから終了まで2時間半、初めて体験する食アートの世界で、クリエイティビティなアート作品と食事をどっぷりと楽しむことができた。自然の恵み豊かな食材を使って美食に舌鼓を打つだけではなく、テクノロジー、映像や音響と食のコラボレーションを全身で味わい尽くせる。皿に乗って供されるのは食材なのか、はたまた芸術作品なのか――その境目に迷い込み、虚実の世界を行き来しながらリアルな食をも堪能できる。1日わずか16名限定の食アート体験。ぜひ予約して足を運んでみては。

「TREE by NAKED yoyogi park」の食アートを写真で体験する

(取材・文:加納美紀)

■店舗情報

「TREE by NAKED yoyogi park(ツリーバイネイキッド ヨヨギパーク)」

オープン/2017年7月28日(金)
営業時間/17:30~23:30
第1回 doors open 17:30 start18:00 end19:30(lounge out 20:30)
第2回 doors open 20:00 start20:30 end22:00(lounge out 23:30)
席数/8席
1回8名、1日2回転の完全予約制
※コース料理の内容は変更となる場合あり。

公式サイト(予約はコチラから)

料金/コース6皿15,000円(税・サービス料込)、ドリンクのペアリングは別途3,000円で注文可

所在地/東京都渋谷区富ヶ谷1-10-2
問い合わせ/店舗公式サイトの問い合わせフォームより


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