第30回モーニングクルーズ開催…自動車界の頂点降臨

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毎月第2日曜日の早朝に代官山T-SITEにて開催されているモーニングクルーズ。今回のテーマはロールス・ロイス&ベントレーだった。朝7時の開始時間前には、ほとんどの参加者が集合。トータル20台強が駐車場を埋め尽くした。

泣く子も黙るロールス&ベントレー

ロールス・ロイスは1904年、ベントレーは1919年に設立されているので、両社とも100年に喃々とする“老舗”だ。

本来別会社である両社が今回のように一緒に紹介される機会が多いのはなぜか。それは、1931年、ロールス・ロイスがベントレーを傘下にしたことに由来する。

とくに1970年代以降、ロールス・ロイスとベントレーはほぼ共通の仕様になったことから、その傾向は強くなった。しかし、ただのバッヂエンジニアリング(エンブレム違い)では終わらなかった。全く同じ仕様であったとしても、ロールス・ロイスはよりショーファーカーとしての性格を、ベントレーはドライバーズカーとしての性格を強めるような味付けがなされていた。

現在、この両社は1931年以前と同じように、ライバル関係にある。1998年前後に、ロールス・ロイスはBMWに、ベントレーはフォルクスワーゲンの傘下に入ったからだ。それでもやはり両社の性格は大幅に変わってはいない。実際にドライブすると、ロールス・ロイスよりも、ベントレーの方がはるかにハンドリングが鋭敏で、自然と運転を楽しみたくなる。翻ってロールス・ロイスはというと、ゆったりとハンドルに手を添えながら、他の乗員(特に後席)がいかに快適に過ごすことが出来るかを考えながら運転するようになるものだ。

モーニングクルーズには20台以上が集合

朝7時から9時ごろまで開催されるモーニングクルーズ。その会場に日本ロールス・ロイス&ベントレーオーナーズクラブの声掛けもあり、20台以上が集まった。その傾向は90年代のロールス・ロイス「シルバースパー」などが中心となったが、中には1960年代から1970年代初期のベントレーS2 コンチネンタル by H.J.Mulliner や、チャイニーズアイと呼ばれるコンチネンタルS3、そしてS3コンチネンタルフライングスパーなどの姿も見せ、注目を集めていた。

また、最新のモデルとしてロールス・ロイスはファントムシリーズ2を、ベントレーはミュルザンヌをインポーターが展示。こちらは最新ということで見学者が引きも切らない状態であった。

では、今回参加された方々に、ご自身のクルマの魅力を聞いてみよう。最初は各インポーターの担当者から。

ロールス・ロイス・モーター・カーズアジア太平洋 北部地域広報の倉橋竜太さん

ロールス・ロイスの魅力を聞いてみると、「一言でいうと“優雅さ”です。スピードが出るとか高出力というのではなく、一緒に乗る人を優しく包み込むような、優雅な移動する手段がロールス・ロイスなのです」とコメントしてくれた。

そして、展示したファントムシリーズ2について倉橋さんは、「コーチドア(観音開きのドア)を開き、後席にいざなうような後部座席のためのクルマです。実際に乗ると、外の音も入ってこない代わりに中の音も外に漏れないので、スピードを競うのではなく、優雅に移動しながらおしゃべりを楽しんだり、音楽を聴いたり、映画を見たりしながら使ってほしいですね」という。因みにロールス・ロイスのフラッグシップとなるこのファントム、価格は5000万円ほどである。


ベントレーモーターズジャパンマーケティング・PR・アカデミーの横倉典さん

横倉さんは、ベントレーの魅力について、「デザインやクルマのポリシーが一貫していることでしょう。例えばこういった集まりでは古いモデルから最新までを歴史として一つの流れを見ることが出来ます。それがクルマとしての魅力につながっていると思います」と話す。

今回展示したミュルザンヌは、威風堂々という言葉がぴったりの風格に、6.7リッターV8ツインターボエンジンを搭載した、まぎれもないドライバーズサルーンといえるだろう。


遠藤一義さん ロールス・ロイス シルバースパー(1990年)

洗車用品を扱う株式会社プレステージという会社を経営する遠藤さんは、このシルバースパーを普段の仕事の足として使っており、年間3万キロは走るという。「例えば青森や高知などどこにでも行きます。そのため、トランクには自社商品で一杯です。ボディサイズも大きいので移動も楽ですし、沢山荷物も積めるのでとても便利ですね」と積極的に乗っていることを語る。

そして、「自動車の世界に燦然と輝くロールス・ロイスは、最高級車です。そういうクルマに乗ることが出来るのは、クルマ好きにとってはとても嬉しいことですから、大事にずっと乗って行きたいと思っています。スピードを求めればフェラーリやポルシェがありますし、乗り心地を求めればもしかしたらメルセデスやレクサスの方がいいかもしれません。しかし、このクルマにはそれらを超越したところがあるのです。内装の革やウッドの何ともいえない雰囲気が好きなのです」と魅力を教えてくれた。


涌井清春さん ベントレーS2コンチネンタルマリナー(1960年)

涌井さんは、ロールス・ロイスとベントレーを主に取り扱う涌井商会と、ご自身のコレクションを展示したワク井ミュージアムを主宰するエンスージアストだ。そのミュージアムには白洲次郎の愛車だったベントレー3リッターや、吉田茂元首相のロールス・ロイス25/30HPをはじめとした素晴らしいクルマたちが展示されている。

その涌井さんの日常の足はベントレーS2コンチネンタルby H.J.Mullinerだ。その魅力は、「日常の足になること。そして、デザインがクラシックさとともにモダンさも感じさせるところでしょう。ベントレーは新しいモデルを出したのかと間違われるくらい、モダンさを感じるデザインがとても魅力的ですね」と満足げだ。

内装に目をやると、クーラーが取り付けられていることから、まさに普段の足としてもお使いのようだ。


ロールス・ロイスとベントレー、前述のとおり現在はドイツの資本が入っているが、それでも、両社はイギリスが誇る、そして、自動車の世界が誇るトップブランドであることには変わりはないし、そのオーナーはそうしたクルマを保有するというプライドを持って接していることが伺われた。

(文:内田俊一)

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