名店出身の看板に偽りなし!絶対美味しいに決まっている新店3選

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世界的に見ても飲食店の開店と閉店のサイクルが短い街が「東京」。裏を返せば本当に良い店しか残らないわけだから、コンサバな我々はいつも同じ店ばかり行ってしまう。

しかし、今回紹介するコチラの3件は、どれも食べる前から“美味しい”ことが決まっている。中華の名門を出自とするシェフのお店から、本格懐石料理を手掛ける会社の新業態まで、背景がしっかりしているお店を厳選。
新店ラッシュが激しい東京にハズレ無しのお店はそうそうありませんぞ!



伊達鶏の泥包み焼き(要予約)は3~4人で楽しめる。鶏肉は山椒塩と日本酒、中国醤油で下味をつけてある。左上はラディッシュの黒酢漬け。5日間干して黒酢につけたラディッシュはふわふわサクサクの新食感だ
憧れの街で挑戦した若きシェフの伝統中華『Mimosa』

流行の先端をいくお洒落な街でありながら、閑静な住宅街が後ろに控え、緑も豊か。表通りから一歩入れば、洒脱なカフェや小粋なレストランが点在する。そんな高感度な街歩きを楽しめるのも、ここ青山の魅力だろう。その、まさに路地裏。人目につかぬビルの2階に中華期待の新星が現れた。

名前は『mimosa』。目印は入り口横に掲げた目立たぬ看板のみだ。果たしてここはレストランなのだろうか……。恐る恐る中を覗けば、店内はまるで高層マンションの一室のようだ。

「独立を考えた時、銀座や赤坂はちょっと畏まりすぎているような気がして。もう少しカジュアルでいてスタイリッシュな場所がいい、そう考えた時、思い浮かんだのが青山だったんです。徳島生まれの僕にとって、青山は学生時代からの憧れの街でしたから(笑)」

こう語るのは南 俊郎シェフ。食通にはつとに知られた名店『シェフス』で6年半修業。うち4年半は、シェフとして腕を振るった実力の持ち主だ。その『シェフス』で培った〝素材の持ち味をシンプルに引き出す〞の信条を旨として、ここでは上海の古典的な料理をひもときながら紹介していきたいとか。



下味をつけた鶏肉は、網脂で包んだ後、蓮の葉でくるみ、更にセロファンで巻いてから粘土で包む。ご覧の状態のまま130℃のオーブンで約4時間半ゆっくりと蒸し焼きにしていく

なるほど、メニューを開けば〝りんご入り上海紅焼肉〞や〝イシモチの中国醤油煮込み〞など上海伝統の味がズラリと並ぶ。中でも、スペシャリテとして力を入れているのが、江南地方の代表的な一品〝乞食鶏〞こと〝伊達鶏の泥包み焼き〞だ。お腹に詰め物をした鶏を蓮の葉でくるみ、更に泥で包み蒸し焼きにした料理で、間接的に火が入る分、旨味を逃さずしっとりと柔らかに仕上がるわけだ。

親鳥を丸ごと使うため本来は8人程の大人数でなければ食べられなかったこの料理を、南シェフは3〜4人でも楽しめるよう雛鳥で代用。詰め物も、豚肉と筍の炒め物のみとシンプルにしている。

「古い料理は簡潔でいて無駄がない。全て理にかなっているところが魅力」とは南シェフ。

こちらに行けば、古くて新しい味に出合えること請合いだ。


モダンな空間で提供されるランチも絶品



厨房カウンターの前でカチカチの粘土をハンマーで叩き割る
オーナーシェフ 南 俊郎さん

徳島県出身の32歳。大阪の中国料理店で修業中、食べ歩きで訪れた『シェフス』の料理にひと目惚れ。弟子入りする。同店のシェフを6年半務めた後、晴れて独立。上海の古い家庭料理にひと手間かけ、レストランの一皿として昇華させている



左からニュイ・サンジョルジュ2011。レ・クーポレ・ディ・トリノーロ2012。シャトー・ラネッサン2007
シェフオススメの軽めのワインでシンプルな料理を堪能

シンプルな味付けの中華の味を引き出す南さんオススメの軽めのワイン。価格設定もリーズナブルでワインと中華のマリアージュを存分に堪能できる



ランチ時は自然光が気持ちいい窓際の4名席
モダンな雰囲気はデートにも最適

どこかモダンで落ち着いた店内。厨房で腕を振るうのは南シェフひとり。調理場から、全席が見渡せるこぢんまりとした雰囲気は、密室感あり


食べる前から絶品決定!な和食店の2トップ



鰻や鱧の卵などを使った夏らしい八寸。写真はコース料理の一例
経験を重ねた職人技が織り成す“純粋な美味”『乃木坂 しん』

乃木坂


乃木神社に程近い赤坂にオープンした一軒。『銀座小十』や『銀座奥田』の料理長として腕を振るってきた石田伸二氏が、共に『奥田パリ』の礎を築いた支配人兼ソムリエの飛田泰秀氏ともてなす。

互いの料理と酒、そして気心知れた間柄で、既に落ち着いた安定感があり、貫禄すら感じる。



藁で炙り、皮目に塩と山葵を添えた鳴門の鯛のたたき。写真はコース料理の一例

「考えるのではなく、ストレートに感じる純粋な美味しさを届けたい」と語る石田氏。

思い入れのある鯛料理をはじめ、徳島県の食材を基軸に優美で繊細な会席料理を展開する。カウンター席のほか個室もあり、接待にも最適だ。



産地にはこだわらず、料理に合う瑞々しいワインと日本酒を多彩に用意



この道20年の石田伸二氏と、『ランベリー』開業にも携わった飛田泰秀氏




「ボラメの唐揚げ」。テイクアウトも可能な「トリュフお稲荷さん」。仕入れ状況などによりメニューは異なる。写真は一例
『食幹』の和食を味わい、カジュアルに鮨で〆る『いいと 麻布十番』

『食幹』や『小野木』を手掛けるディスカバリーによる新業態。

「話題の鮨屋に行くと、2〜3万円かかってしまう。もっと気軽に、本格的な鮨をつまめる店があったらいいのに」という願いを叶えてくれる一軒だ。



天然の本鮪や宇和島から直送する魚など鮨種にもこだわる

麻布十番商店街のメイン通りから少し入った場所の地下に広がる空間は、壁一面に設置された冷蔵庫が印象的な昔の飲み屋を彷彿させる雰囲気。厨房を挟むように2列のカウンター席が連なる。

通常の握りのほか、香り高い「トリュフお稲荷さん」なども用意。地方の珍しい食材も積極的に使用する。



カウンターの奥は、向き合えるスタイルになっているので3~4名でも使い勝手がいい



8名がゆったり座れる個室も完備。ナチュラルなウッド調が落ち着く


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東京カレンダー

世界でも有数の成熟都市、東京。
この大都市で仕事をしているのだから、センス良くこの街を使い倒さないのはもったいない。
いいものを食べつくした30代半ばのビジネスエリートも納得の厳選したファインダイニングや、旬を重視するクリエイティブクラスの女性たちの琴線に触れるレストランの紹介、そしてその晴れの場にふさわしいファッションの提案など、幅広いジャンルで構成される月刊誌「東京カレンダー」から記事を抜粋してお届けいたします。

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