プロが選ぶ、遊べる&ハマる!カメラ3選

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デジカメが普及し、日々最新機種が登場している。ハイテクな機種は多々あれど、「使っていて楽しい!」というカメラになると話は別。代官山 北村写真機店のフォトライフコンシェルジュで、自身も写真家の安井麻実氏に、新旧問わず、楽しくて遊べるカメラを3台紹介してもらった。

最新=最高とは限らない! 個性的な“遊べる”カメラ

“色”で遊べる!
『OLYMPUS PEN E-P5』

女子に圧倒的人気だというこのカメラ。理由は、デザインと対応レンズの多さ、そして”色で遊べる”機能だ。

緑がかった幻想的な雰囲気に。使用レンズ:17mm F2.8 撮影環境:シャッタースピード…1/250秒 絞り:F2.8 ISO感度:…320 自然光

レトロでおしゃれなデザイン

「クラシックなデザインですが、機能は最新。『ISO感度』『F値』などを操作するダイヤルが絶妙な位置が2つ付いていて、操作がしやすいのにマニュアル操作をしているような操作感も同時に楽しめます。また、小さいながらある程度の重みがあるのも重要な点です。『軽い一眼レフがほしい』とオーダーされる方も少なくないんですが、重みがある方が重心がぶれなくてオススメ」

豊富に選べるレンズ

「初めて一眼レフカメラを購入する方には、機種はレンズで選んでください、と申し上げています。結局、長く付き合うのって、レンズなんです。ボディは使うごとに傷む、消耗品。通常ですとレンズは、ボディと同じメーカーのものに対応していることが多いんですね。ところがこのカメラは、他メーカーのレンズにも対応しているだけでなく、対応数がミラーレス一眼で一番多いんです。ですから、初心者からカメラにはまっていったときにも柔軟に対応してくれる。初心者向けと思われながらも、すごく深みのあるカメラです」

自分好みにアレンジできる、色づくり機能

「『アートフィルター』という機能が内蔵されていて、ボタン一つで簡単に『トイカメラ風』『モノクロ』など、好みの風合いにアレンジできるんです。見たままの色を忠実に再現してもいいですが、この色づくりがすごく楽しいんです。私はよくこの機能を使って、展示用の写真を撮ったりもします。また、Wifi対応していてスマートフォンにもデータを簡単に転送できるという点も、個人的に大好きなポイントです」

描写力で遊べる!
『SONY α7』

フルサイズセンサーが美しい描写を可能にする。使用レンズ:14-24mm F2.8  撮影環境:シャッタースピード…1/500秒 絞り:…F3.5 ISO感度:…100 露出補正:…+0.7 自然光

フルサイズセンサーが美しい描写を可能にする。
使用レンズ:14-24mm F2.8 撮影環境:シャッタースピード1/500秒 絞り:F3.5 ISO感度:100 露出補正:+0.7 自然光

初心者よりも、ある程度ハマってきた人向けというのがこちら。被写体を光として取り込んで画像情報にするカメラの目や脳とも言えるセンサーは、大きいほど高画質にできる。このカメラはコンパクトながら大型の「フルサイズセンサー」を搭載し、細かく繊細で、ダイナミックな描写が可能だ。

小さいボディにフルサイズセンサー

「通常ですと、大きくて重いプロ仕様のカメラでしか搭載されていなかったような大きさの、35mmフルサイズセンサーが採用されているんです。これが小さいボディに入っているっていうのが驚き。革新的です。でも重すぎず、持ちやすいです。これくらいのセンサーを入れたものって、安くても30万円くらいするものなんですが、これはその半額くらい(ボディのみ)です」

計算されたダイヤル配置による操作感

「ハイアマチュアやプロの方でも愛用者がいるカメラですが、ある程度一眼レフを使ってきた人であれば、操作は難しくありません。細かくユーザーの声を取り入れて調整された、ダイヤルの位置が絶妙で快適。ファインダーをのぞいたままでも、二つのダイヤルを使って簡単に絞りやシャッタースピードを変えられるほどです。フルサイズの入門としては最適ですね」

世界的ブランドメーカーが手がけるレンズ

「『カール・ツァイス』というメーカーがSONY用にもレンズを出してるんですけど、これがまたすばらしいんです。立体感や実在感といった、その描写力は、写真を撮る人にとって憧れの存在なんです。世界的にファンがいて、『カール・ツァイス』のレンズを使いたくてSONYを買う人もいるくらいです」


操作感で遊べる!
『二眼レフ』

あまりお目にかかれない二眼レフのフィルムカメラ。これは1945年製のアンティークだ。独特の操作感ながら、描写力はデジタル一眼レフよりも優れ、今でも愛用者は多いとか。

美しいぼけ味が被写体の立体感を際立たせる。

クセになる操作感

「とにかくフィルムの二眼レフは、撮っていて楽しいんです。『撮ってる!』とすごく実感できる。フルマニュアルなので、難しそうという印象を持つ人もいらっしゃると思いますが、慣れればクセになりますよ。撮れるのが正方形のみなのですが、それも味、ですよね」

優れたぼけ味が演出する描写力

「フィルムカメラでは、デジカメで言うセンサーがフィルムに当たるんですが、このカメラは上記の35mmフルサイズセンサーよりもさらに大きいフィルムを搭載しています。120mmブローニーフィルムは、繊細さ、立体感、ダイナミックさは35mmフルサイズの比ではありません。ぼけ味がすごく大きく、フィルム独特の空気感を含んだ写真が撮れます」

一枚一枚に思い出を…大切なシーンで活躍する存在感

「スタッフみんなで『二眼レフで何を撮る?』って話し合って、出た結論が、家族写真。これです。レンズや焦点距離、大きなぼけ味も、人を撮るのにとても適しています。デジカメは何枚でも撮れますが、ブローニーフィルムは1フィルムで12枚しか撮れないんです。何を撮るかと言ったら、本当に大切なものになるわけで。 12枚ですから、家族写真を毎月1枚撮ったら、一年間の思い出になる。素敵ですよね」

ただカメラで「記録する」だけではなく、何をどのように「表現」し「思い出に残したい」と思うか。それぞれが個性は異なるが、写真で“遊べる”この3台なら、どれを選んでもカメラで撮影する魅力や楽しさをもっと体感できるはずだ。

(文:高橋七重)

【代官山 北村写真機店】
フォトライフコンシェルジュ 安井麻実 氏

2012年から同店のコンシェルジュへ。毎月、カメラの初心者に向けた「代官山カメラ講座」を開催し、講師として活躍。カメラは、Nikon D800、Nikon F3、OLYMPUS PEN E-P3、SONY α77の4台を撮影内容で使い分けている。写真家としても作品を展示。特に好きなジャンルは風景写真で、東ヨーロッパの田舎やオーロラを撮りに旅に出ることも。

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