三浦大知「音楽が日常の救いや希望になれば…」 ニューアルバム『HIT』インタビュー

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三浦大知は「孤高の」とか、「唯一無二の」という言葉が似合う人だ。常に時代の先にいる。ソロのボーカリストとしの実力はもちろん、そのダンスは、見る人をくぎ付けにする。歌もダンスも、世界水準。
そんな三浦大知がデビュー20年にしてシングル「EXCITE」でオリコン1位を獲得。シーンのカリスマの彼が、オーバーグラウンドに急浮上。ついに時代が三浦大知に追いついたのか⁈ ニューアルバム『HIT』を中心に話を聞いた。(インタビュー&文:坂本ゆかり 撮影:宮田浩史)

三浦大知

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「仮面ライダーと友達なの?!」って、僕に対するリスペクトがハンパない(笑)

─2017年は、「EXCITE」でデビュー以来初のオリコン1位を獲得。素晴らしいスタートを切りましたね。

「自分の初めての1位もだけど、歴代仮面ライダー主題歌の1位というのも初めてで。むしろそちらの方が嬉しかったかも。実は、ダンスの道に入るきっかけが「仮面ライダー」なんですよ。子どものころ主題歌に合わせて踊っているのを見て、親がダンススクールに通わせてくれて。マイケル・ジャクソンに出逢う前のことなんですけど、感慨深いですよね」

─仮面ライダー主題歌とはいえバリバリのダンスチューンで、子どもに容赦ない曲ですよね(笑)。

「そうですね(笑)。でも番組サイドから、“主題歌ということを気にせず、今の三浦さんの一番カッコいい曲を作ってください”というオファーをいただいて。甥っ子に“三浦大知の曲で何が好き?”ってリサーチしたら、「Unlock」「I'm On Fire」「Cry & Fight」を挙げてきたんですよ。ちょっと意外ですよね? 大人が思っている子どもらしさと、今の子どもの子どもらしさって違うと思うんですよ。大人側のイメージを押し付けるのではなく、自分らしい曲を作ることにしました」

─子どもたちの反応はいかがでしたか。

「ハナモゲラ語で歌ってくれてますよね(笑)。甥っ子は“大知兄ちゃん、仮面ライダーと友達なの?!”って、僕に対するリスペクトがハンパないんですよ。ヒーローになれました(笑)」

アルバムタイトルの理由のひとつは、自分で大風呂敷広げちゃうって面白いじゃないですか

 

 

─『HIT』というアルバムタイトルは、初の1位が影響しているのかと思ったのですが。

「このタイトルにした理由は2つあるんです。『The Entertainer』ってアルバムを作ったこともあったけど、自分で大風呂敷広げちゃうって面白いじゃないですか。それに、僕のことを新たに知ってくれる方も増えたので、コンセプチュアルなものにするより、僕が自分の心に“いいな”ってヒットしたものをたくさん詰め込んだアルバムが、皆さんの心にもヒットしてほしい、というのがまず1つ」

─もう1つは?

「アルバムの最後に入っている『Hang In There』の頭文字です。僕は、音楽が日常の救いや希望、きっかけや気づきになれれば…、ということを常日頃思っているんです。『Hang In There』って、“厳しい状態を打破する時の励ましの「頑張って」”という意味なんですけど、そういう状況で三浦大知の曲が励ましや救いになるといいな、って思ったからなんです」

─リード曲『Darkest Before Dawn』のメッセージも、似ていますよね。

「同じ作家さんの曲なんです。僕は作家のNao’ymtさんの表裏一体というか、黒があるから白が引き立つ、プラスがあるからマイナスがあるみたいな、そういう世界観がすごく好きで。Nao’ymtさんの曲って、前後に影響されたくないんです。だから、アルバムの最初と最後におきました」

─応援ソングということでしょうか?

「応援というより、“そういうこともあるよね”って感じ。『Cry & Fight』でも“うまくいかない時は もっと遠くに行ける気がした”って書いたんだけど、そういう気持ちです」

─ミュージックビデオは、大自然と三浦大知だけというすごくシンプルな作品ですね。

「歌詞に“一人でも一人じゃない”っていうところがあるので、“じゃあ一人がいいんじゃない?”ってなって。『Cry & Fight』が難易度の高いダンス、『(RE)PLAY』でダンス界のヒーローたちを集めて、『EXCITE』では、自分とのシンクロというダンスの流れもあったから、一人で、振付ナシで全部即興でやってみるのも面白いだろうって思ったんです」

─見ている方が、足がすくんじゃう場所で踊っていますが(笑)。

「思ったより高い場所だし、足場も悪くて、怖かったですけど、気合でなんとか(笑)。1か所、足場が悪くてハズしてるところがあるんですけど、そういうギリギリのところで踊って来たヤツなので、そこはワザと残しました。三浦大知らしくていいかなと思って」

ハイカロリーの料理じゃなくて、丁寧なものをちょっとずつ楽しめる感じにしたかった

─アルバム全体に湿っぽさがないというか、カラっとした雰囲気を感じました。バラードが1曲だけっていうのが大きいのでしょうか。

「今回はバラードが2曲だと重たいなと思って。1曲だけズバッとくるやつを入れたんです。サウンド的には“欲張らない”というテーマがありました。ブルーノ・マーズとか、クリス・ブラウンとか肩の力の抜けた心地よさがあるじゃないですか。そういうところを目指して。ハイカロリーの料理じゃなくて、丁寧なものをちょっとずつ楽しめる感じにしたかったんです。もちろん、タイアップありきの作品は別なんですけど」

─LDN Noise(クリス・ブラウンからK-POPのSHINeeまでを手掛けるプロデュースチーム)との仕事は初めてですよね。

「そうですね。興味があって、コンタクトを取ってみました。バランス感覚がよいのに押し付けがましくなくて、抜け感みたいなものがある。そこが今っぽいし、すごく器用なイメージがするチームですね」

─「Rise Up feat. SOIL&”PIMP”SESSIONS」で、SOIL&”PIMP”SESSIONSとラテンをやっているのも新鮮で。

「昨夏のリオオリンピックが開催される少し前に作っていたので、“ブラジリアンがいいんじゃない?”ってなって(笑)。僕の場合、打ち込みが多いので、こうやって1個ずつ楽器を録音する機会が少ないので、すごく貴重な体験でした」

─さまざまなアーティストとのコラボを経験してきましたが、『三浦大知フェス』をやるとしたら、誰を呼びますか?

「KREVAさんは絶対ですよね。福原美穂ちゃん、RHYMESTERの宇多丸さんとか、いっぱいいます。そんなことができたら最高ですね(笑)」

すごく根本的なこと。“歌とダンスが好き!”ってこと。それに尽きますね

 

 

─歌だけじゃなくて、ダンスもスゴイ。こういうソロアーティストって日本ではすごく少ない。そこで勝負している三浦さんの“モチベーションの源”って何ですか。

「すごく根本的なことですよ。“歌とダンスが好き!”ってこと。それに尽きますね。“やりたいことをやる”というか。歌とダンスをやってない自分は、想像できない。5年くらい休業してる時期があったんですけど、この時にも迷いはなかったし、音楽をやっていくって自信がありました」

─あえて、自分のダンスを評価してみると?

「僕のダンスのジャンルをきかれるといつも困るんだけど、スタイルは無いと思います。いろんなものが混ざってるし、その時々によって取り入れるものが違うんですよね」

─三浦大知スタイルですね。だからこそ、テレビで初めて三浦さんのパフォーマンスを見た人たちのSNSでのザワつきがスゴイんだと思います。あれは、衝撃ですよ。「三浦大知、スゴイ」、「こんなの見たことない」って。

「ありがたいし、うれしいですよね。親戚からも“見たよ”って言われるし、街で気づかれる回数も増えたし、テレビのパワーってすごい(笑)」

─アーティストとしての夢や目標は何でしょう。

「一番大きい目標は、1秒でも長く歌うこと。あとは、ずっと言ってることだけど、日本語の曲が海外で普通に流れるようになったらいいなってこと。それが三浦大知の音楽だったら、最高だし、三浦大知に影響を受けた人たちが世界に出て行ければ。そのためにも、一回やってダメだったら撤退じゃなくて、継続が大事だと思います。途中で止めないのも、三浦大知スタイルだと思っています」

─三浦さんに憧れてダンスを始める人も多いと思います。下の世代のためにしたいことは?

「まずは、ダンサーという仕事が社会的に認められるようにしたいですね。間口は広くなったけど、職業としてやっていける出口が少ないじゃないですか。世界的に見ても、日本のダンサーのレベルはすごく高いんです。三浦大知のバックダンサーとして紅白に出られたっていうのでも、親御さんに認められるわけで。そういうテレビに出るとか、わかりやすく身内を説得できるものがないと、才能があるのに続けていけない。そういう状況がどんどん増えるといいなと思っています」

─アルバムにリリースのたびにTSUTAYAでは、購入者特典としてアコースティックライブをやっていただいてます。今回もよろしくお願いします!

「いつもの感じを今回のアルバムでもできれば。今、“「EXCITE」とかどうやろうかな?”って考えているところです。仕上がりはなんとなくイメージできているので、アコースティックにしてもカッコよくなると思います。むしろ、アコースティックだからこそ面白くなるんじゃないかな? こういう企画じゃないとできない事がたくさんあるので、 僕もいつも楽しみにしています」

三浦大知 リリース情報

CD+DVD盤

CD+Blu-ray盤

CD ONLY盤

大知識盤

HIT

2017年3月22日発売

CD+DVD盤:AVCD-16752/B ¥3,900(税抜)
CD+Blu-ray盤:AVCD-16753/B ¥4,300(税抜)
CD ONLY盤:AVCD-16754 ¥3,100(税抜)
大知識盤(FC限定):AVC1-16755/B ¥4,600(税抜)

CD収録曲(全形態共通)
01. Darkest Before Dawn 02. EXCITE 03. (RE)PLAY 04. Neon Dive 05. Body Kills 06. Darkroom 07. Can’t Stop Won’t Stop Loving You 08. Rise Up feat. SOIL&”PIMP”SESSIONS 09. Star 10. 誰もがダンサー 11. Cry & Fight 12. Hang In There

DVD、Blu-ray収録内容
Darkest Before Dawn -Music Video-/EXCITE -Music Video-/(RE)PLAY -Music Video-/Cry & Fight -Music Video- [BONUS]
Darkest Before Dawn -Making-/Hang In There -Dance Edit Video from DAICHI MIURA LIVE TOUR (RE)PLAY FINAL-

大知識盤DVD収録内容
DAICHI MIURA LIVE TOUR 2016 (RE)PLAY at 東京国際フォーラム ホールA -Digest-

全形態、スマプラムービー+スマプラミュージック対応

DAICHI MIURA LIVE TOUR (RE)PLAY FINAL at 国立代々木競技場第一体育館

2017年3月22日発売

DVD(2枚組):AVBD-16756~7 ¥5,500(税抜)
Blu-ray:AVXD-16758 ¥6,400(税抜)

両形態、スマプラ対応

>TSUTAYA購入者特典詳細はこちら http://top.tsite.jp/entertainment/j-pop/campaign/34424139/

>フォトギャラリーで三浦大知の写真をもっと見る

>三浦大知 オフィシャルウェブサイト

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アーティスト情報

三浦大知

生年月日1987年8月24日(29歳)
星座おとめ座
出生地沖縄県

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