ブレイク必至! 夜の本気ダンス「今のままでシーンのど真ん中にいけるバンドに」 【インタビュー】

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京都発の4人組バンド、夜の本気ダンスのライブを見たことがあるだろうか。集まったお客さんを根こそぎロックンロール・パーティへと誘ってしまう彼らのパフォーマンスは、全国各地のフェスやイベントで熱狂を生み、すでにライブハウスシーンを中心に大きな話題になっている。

そんな夜ダンが3月9日にリリースするメジャー1stアルバム『DANCEABLE』は、バンドの代名詞である“踊れるロック”を、様々なかたちで突き詰めた全10曲を収録。ルーツミュージックへの深い敬意を表して、踊れるロックを信条としながらも、踊れるだけではないバンドの地力も発揮された今作について、メンバー4人に訊いた。(インタビュー&文:秦理絵)

 

夜の本気ダンス

夜の本気ダンス

 

──メジャーデビュー前にも関わらず、ROCK IN JAPAN FESTIVALなどでは数千人以上のお客さんを一斉に踊らせるステージが圧巻でした。今、バンドでああいった光景を作り出せるようになったことに対する率直な感想を訊かせてください。

鈴鹿秋斗(Dr):フェスなんかで大勢の人にも見てもらるのは単純に嬉しいですが、バンドの魅力というか、実力を100%見せられるのはワンマンだと思いますね。なので今はいかに自分たちのワンマンに還元していくか、というのは意識してます。メジャーに行く前の段階でたくさんのお客さんが見てくれたのは自信になりましたね。

──年明けにはワンマンツアー「G-A-SHOW!」が開催されました。東京でも渋谷クアトロが見事ソールドアウトしましたが、どのような手応えを感じましたか?

米田貴紀(Vo・G):最初のワンマンツアーなので東名阪しかやってないのですが、自分たちのここがアカンかったとか、ここが良かったというのは今でも覚えてますね。そこを次のワンマンに向けて修正していけたらなとも思ってます。

壁に貼ってあった新聞の切り抜きからバンド名が生まれた

──バンドの結成について教えてください。メンバーは高校卒業後に結成されたそうですが、そのときに「こいつと一緒にバンドをやりたい!」と思った決め手は何でしたか?

町田建人(G):高校の部室で鈴鹿くんに呼び出されて音を合わせたんですが、「こいつは上手いな」と思いましたね。鈴鹿くんは軽音楽部の部長で、部の中で一番上手かったんです。

鈴鹿:ドラム3人くらいしかおらんかったやないか(笑)。

──「夜の本気ダンス」というバンド名は、名は体を表す、わかりやすいネーミングだと思います。バンド名の由来と、このバンド名で良かったと思ったことがあれば教えてください。

鈴鹿:当時メンバーだったやつの家に「バンド名を決めよう」って集まったんですけど、いろいろ悩んでた時に、壁に貼ってあった新聞の切り抜きに「夜の本気ダンス」って書いてあって。そこから取りました。良かったと思うのはバンドの音を想像しやすいという部分ですね。

──夜ダンの根底には「ロックンロールとはダンス・ミュージックである」という想いがあるそうですが、そのように思うようになったきっかけは何でしたか?

米田:僕はロックの歴史をたどって関連することを調べたりするのが好きなんです。それで、ロックのルーツ的なものを遡っていく中で、昔のバンドの映像とかを見ると、エルヴィスでもビートルズでもみんな踊ってるんですよね。だから、ロックバンドとして自分達が何者なのかって考えることがあるんですけど、結局そういうバンドと僕らは一緒だなって思います。

──これまでどんな音楽に影響を受けましたか?

米田:メンバー全員が一番影響を受けたといえば、00年代のロックンロール・リヴァイヴァルで出てきたバンドで、それこそTHE HIVES(スウェーデンのバンド)とかJET(オーストラリアのバンド)とかですね。日本のバンドで言えば、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTとかです。

──メガネにストライプのシャツ姿という米田さんのステージ衣装も印象的ですが、そのモデルとなっているアーティストはいますか?

米田:影響を受けていると言えば、岡村靖幸さんとかFranz Ferdinandとかですかね。

僕らのロックは幅広い世代の人たちにアピールできると思う

──メジャーデビューアルバム『DANCEABLE』は、「はじめまして」の1枚にふさわしい真骨頂のダンスロックアルバムです。今作を作るにあたり、どんなアルバムにしたいと思いましたか?完成してどのような手応えを感じていますか?

米田:あんまり意図的にこういう作品を作ろうというのはなかったですが、1曲1曲集中して制作していきました。最後にできあがったものを曲順に並べて改めて聴くと、勢いがありつつ、流れがあるアルバムだなと自分では思いました。

──バンドの代表曲「By My Side」をはじめ、「Feel so good」など、アルバムには初めて聴いた人も踊り出したくなる楽曲が多いです。夜ダンのダンスロックが他のバンドとは違うところ、いちばんの強みは何だと思いますか?

米田:僕らのロックは幅広い世代の人たちにアピールできると思うんです。ルーツミュージック的な要素もあるし、軽やかな印象だけでない強さもあると思うので、単純に4つ打ちのリズムにギターロックを乗せているというだけの感じもない部分が強みかなと思います。

 

 

──「Crazy Dancer」などの渋いギターソロがとてもかっこよかったです。ギターの町田さんは、このプレイは注目してほしいと思うところはありますか?

町田:基本的にはギターのフレーズも(作詞・作曲をしている)米田が考えているんですけど、ギターソロは自分に任せてもらっています。「Crazy Dancer」は勢いで弾き倒してたりするので、そのあたりを聴いてもらえたら嬉しいです。

 

 

──「escape with you」では、ラップのように早口で歌うメロディと、マイケル(B)さんの存在感のあるベースのラインがとても印象的でした。

マイケル(B):「escape with you」のベースのフレーズも米田が作ってきたんですが、同じフレーズを繰り返すことで、大きなグルーヴが生まれているのがこの曲のカギだと思います。

──「Dance in the rain」はねっとりとしたブラックなグルーヴが心地好く、アルバムのなかでも独特の雰囲気を持つ1曲です。この曲はどのようにできましたか?

米田:もともと「Dance in the rain」はもっとテンポの速い曲だったんです。それが、作っていく途中で少しずつBPMを落としていったら、アダルトな雰囲気が出てきたので。夜ダンでこういうグルーヴの曲もやってみたいなと思って出来上がりました。

──アップテンポのナンバーだけでなく、「Love is always new」のような軽やかに体を揺らして聴けるような曲もありますね。

米田:「Love is always new」は、スタジオで合わせている時にドラムのリズムパターンがまず浮かんで作りはじめた曲ですね。そこからギターが2本重なり始める箇所があるのですが、そこが気に入ってどんどん作りこんでいきました。

1コーナーまるまる僕らのCDが並べてあって、チャートも1位!になれたら嬉しい

──歌詞には恋愛をモチーフにした曲が多いですが、アルバムの最後を飾る「Show down」では、《際限なんてないよって ただ正しいと思うことを 止めちゃダメだよって》と、メッセージが込められています。なぜこのようなメッセージを伝えようと思ったのですか?

米田:「Show down」の歌詞に関しては、ある意味で言うと自分に向けたメッセージでもあるんですよね。気持ち悪いですけど(笑)。自分が自分を応援していく、みたいな。でも、完成して人に聴かれることによって新しい意味が生まれるという風に思っています。歌詞に関して言えば、聴く人に委ねていくものだと思ってます。

──では、『DANCEABLE』というアルバムがどんなふうにリスナーに届くことを望みますか?

米田:単純に僕たちのライブに来てくれる人たちが“予習”のために聴いてくれるのも嬉しいですが、やっぱり音源として考えながらひとつの作品として成立するように作ったので。ひとりで聴いてもいいし、みんなで聴いても楽しいので、色んなシチュエーションで聴いてほしいですね。全曲聴かせどころは違うので、それぞれの曲に違う魅力があると思います。

──いよいよ今作『DANCEABLE』でメジャーデビューを果たす夜の本気ダンスですが、これだけは成し遂げたいと考えている野望はありますか?

町田:実は昔、地元のTSUTAYAでアルバイトしてたことがあるので、そこで1コーナーまるまる僕らのCDが並べてあって、チャートも1位!みたいな風になれたら嬉しいです(笑)。

米田:自分達らしさを失わないように、今のままでシーンのど真ん中に行けるバンドになれたら嬉しいです。

 

 

夜の本気ダンス リリース情報

DANCEABLE

3月9日発売

初回限定盤:VIZL-939 \3,200+税
通常盤:VICL-64524 \2,500+税

【収録楽曲】
1 Oh Yeah/2 Crazy Dancer/3 By My Side/4 LOVE CONNECTION/5 Love is always new/6 escape with you/7 Feel so good/8 Logical heart/9 Dance in the rain/10 Show down

【初回限定盤付属DVD収録曲】
1.WHERE?/2.Afro/3.Too young/4.Japanese Style/5.B!tch/6.By My Side/7.You & I/8.fuckin' so tired/9.戦争/10.Only Seventeen

 

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夜の本気ダンス 公式サイト

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