「京都岡崎 蔦屋書店」がオープン。生まれ変わった旧京都会館が新名所に!【最速レポート】

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京都岡崎 蔦屋書店

2016年1月10日(日)、「ロームシアター京都」(京都市)内に「京都岡崎 蔦屋書店」がオープンする。西日本では「梅田 蔦屋書店」に次ぐ2店舗目。

海外からも注目度の高い、日本を代表する観光地・京都の中でも特に文化的な地区にある「京都岡崎 蔦屋書店」のテーマは「日本文化や日本の素晴らしさを国内外に表現し、伝えること」。地元の人はもちろん、国内外からの観光客に向けて、日本の価値観や日本人の美意識を、書籍の品ぞろえ、工芸品などのプロダクトを通じて提供していくという。

具体的にどのような店舗になるのか。ひと足先に徹底レポートする。

「京都」の美を凝縮した空間づくりに注目

「京都岡崎 蔦屋書店」外観

「京都岡崎 蔦屋書店」外観

建築家・前川國男氏の名建築「京都会館」をリノベーションした建物の入り口から一歩足を踏み入れると、そこにはまさに「京都」を凝縮した空間が。京町家をイメージした路地や石畳、銘木などを各所に配し、「京都の昔からある良いものは継続し、使い続けながら、そこに新たなものを付加していく文化」を表現している。


  • 入り口を入ってすぐのところにある琳派の「洛中洛外図」をモチーフにした現代アート。箔画作家・野口琢郎氏の作。Pepperとともに。

  • スターバックスの壁面は、琳派の「洛中洛外図」をモチーフにした美術家・益永梢子氏による現代アート。

  • 縁起がよいとされている亀甲紋が店舗全体、レストラン等に活用されている。

  • スターバックスの壁面も亀甲紋。縁起のいい紋様を探してみるのも楽しい。

  • 床にも亀甲紋。ほかにも、変わり観世水、細渦などの縁起の良い日本伝統のモチーフがそこかしこに。

  • 照明は京都の老舗「唐長(からちょう)」の作。約400年の歴史をもつ日本で唯一、江戸時代から続いてきた唐紙屋で、唐長のトトアキヒコ氏は、唐紙の伝統を継承しつつ、現代アートとしての唐紙の世界を作り上げた唐紙界の異端児。写真の照明には「角つなぎ」という縁起のいい紋様が。

  • 華道家、フラワーアーティスト木村貴史氏による作。

  • 京町家色の床。床材は本来内装壁に使われる素材を使い、経年と共に擦り切れたり、変色するものを使っている。経年とともに変化していく様も、店舗の味。

「京都岡崎 蔦屋書店」をバーチャル訪問してみよう

  

空間で京都の雅を体感したら、次は書籍やアイテムを通じて、五感で京都を感じて。

100坪足らずの書籍売場で、ジャンルを特化して「京都岡崎 蔦屋書店」ならではのカラーを出している。

例えば、以下のような特徴的なスペースがある。

海外の人に向けて日本、京都の文化を伝えるスペース「ON JAPAN」では、ガイド本や日本の文化を知ることができる洋書などをそろえる。国内外の旅行客に向けて、岡崎を基点に京都の町の散策に出かけられるような情報・書籍も。「文化」「歴史」「暮らし」「食」の4コーナーで構成した「日本の暮らし」のスペースでは、日本伝統の暮らしのよさ、丁寧な暮らしの素晴らしさに思いを馳せてみたい。「日本の美」を感じられる和のアート本がそろう「アート」スペースは、一人ひとりが自分の感性と向き合える空間だ。

いかがだろうか。個性的なコンテンツにワクワクしてきたら、百聞は一見にしかず。実際の雰囲気を、写真から感じ取ってほしい。

■「ON JAPAN」


  • 「ON JAPAN」コーナーの様子

  • 「360°BOOK 富士山 / Mount FUJI」(青幻舎)はおみやげにぴったり。

  • 京都のガイドブックなども充実。

  • 「ON JAPAN」は本とギャラリーが融合した空間。伝統工芸職人の作品を展示する「GALLERY ”EN”」がある。

  • ギャラリーのテーマは1カ月ごとに変わる。1月からのテーマは「祈り」で、工芸ジャーナリストの米原有二氏、編集・著述業を行う沢田眉香子氏のプロデュースにより、普段は扱うことができない神祭具・神官御装束・神殿調度品などを見られる。「祈り」をテーマにした書籍もピックアップして掲示。

  • 貴重なヴィンテージ本も。日本文化をテーマにした機内誌「JAPANESE SCULPTURE」。

■「日本の暮らし」のコーナー


  • 「日本の暮らし」のコーナーの様子

  • 「文化」のコーナーには、「和の伝統美」と題した「歌舞伎」「茶道」などを扱った棚や、「映画」「思想」「宗教」などの棚が並ぶ。京都の花屋「みたて」によるミニ盆栽を本棚のアクセントに。

  • 「歴史」のコーナーには、時代順にフィクション・ノンフィクション交えて歴史小説や歴史書が並ぶ。1月のフェアは「明治時代の京都」。

  • 「暮らし」のコーナーには、「手芸」「インテリア」「花のある暮らし」などをラインナップ。

  • 「食」のコーナーには、「和菓子」「調理器具」「医食同源」などのカテゴリーが。

■「アート」のコーナー

  

クラフト品で日本のものづくりを発信

「日本のものづくりでつなぐ」をテーマに、京都の伝統工芸品を中心に、職人や若手クリエイターのプロダクトを本と絡めて展開。ものづくりとの出会いの場を提案する。

売場構成は「あじわう」「くつろぐ」「しつらう」と、生活の3つのシーンで分けられている。「京都岡崎 蔦屋書店」限定のアイテムもラインナップ。


  • クラフト雑貨コーナーの様子。

  • 四季の情景を版画であしらったパッケージがかわいい「工芸離世」のくろこんぺい。

  • クラフト雑貨コーナーの様子。

  • クラフト雑貨コーナーの様子。

  • クラフト雑貨コーナーの様子。

  • 大正時代から続く懐紙専門店「尚雅堂」の御朱印帳。商品を手掛ける店や職人の紹介も一緒にされているのが粋。

  • クラフト雑貨コーナーの様子。

  • クラフト雑貨コーナーの様子。

  • 京仏壇の金箔職人によるキーケースなどは、「京都岡崎 蔦屋書店」先行販売アイテム。

  • クラフト雑貨コーナーの様子。

「京都の食」を楽しめる、心地よいカフェ&レストラン

  

「京都モダンテラス」内観

「茶美豚ロースの薪焼きグリル 香味野菜と生姜のサルサ」(2,000円・税抜)。お茶を食べた豚肉は、驚くほど旨味が凝縮している。ナラの木で薪焼きにした香ばしい香りがたまらない。自家製のピクルス、生姜、ケッパーなどで作るソースでさっぱりと。

「海の幸のリゾピラフ」(1,600円・税抜)。魚介のだしで炊いたごはんで作る、特製の海の幸たっぷり贅沢ピラフ。だしの風味が魚介の旨味を引き出している。

「食」もぜひチェックしておきたいポイントだ。

2Fにある大型カフェ&レストラン「京都モダンテラス」では、朝から夜まで、京都ならではの四季折々の風景と、旬素材を使った料理やお酒を楽しめる。

日本を代表するモダニズム建築に、陽の光が心地よい店内とテラス席を用意。芳しいスモークの香りが食欲を誘う”薪焼き”による野菜・肉・海鮮のグリル料理をはじめ、ピザやパスタ、和・洋を織り交ぜたデザートやドリンクを提供する。

176席(店内:92席 外部テラス:84席)
営業時間:8:00~23:00

「京都岡崎 蔦屋書店」内にオープンした「京都モダンテラス」ってどんな店?

  

  

スターバックスは、金沢の銀箔職人が一枚一枚貼り付けた味のあるデザインのカウンターが目を引く特別仕様。

営業時間:8:00~22:00

「京都」の町にレンタサイクルで繰り出そう

  

書店内で京都カルチャーを満喫した後は、実際に京都の町へ。

電動アシスト自転車専門店「モトベロ」によるレンタサイクルのサービスも行っているので活用を。「Hill Cheater(ヒルチーター)」「BESV PS1(ベスビー)」「YAMAHA PAS kiss」という人気・話題の車種で楽しめるのも見逃せない。利用料は、1日2,000円、半日1,200円。荷物はクロークで預かってもらえる。

  

店内に京都トラベルインフォメーション、自動外貨両替機が設置されているほか、免税サービスを行っているのも旅行者にはうれしいところ。

また、「ロームシアター京都」内パークプラザロビー3Fにある「BOOK&ART GALLERIA」にも蔦屋書店プロデュースのスペースが。京都の伝統文化・演目の知見を広める区画、京都の風土や風習について知ることができる区画、京都の著名人の「心」や「価値観」をその方が選書された本から感じ取ることができる区画(Kyoto Culture's Bookshelf )の3つを展開。あわせて楽しみたい。

  

「BOOK&ART GALLERIA」   


どんどん進化する京都に、またひとつ新しいスポットが誕生する。「日本の美」を知識とモノで持ち帰れる新感覚の試みは、本屋という領域を超えて、世界からも注目を集める「観光スポット」になりそうだ。

■あわせて読みたい

「京都岡崎 蔦屋書店」内にオープンした「京都モダンテラス」ってどんな店?

■店舗情報

「京都岡崎 蔦屋書店」
所在地/京都市左京区岡崎最勝寺町13 ロームシアター京都 パークプラザ1F
tel/075-754-0008
営業時間/8:00~22:00※レストランのみ23:00まで

京都岡崎 蔦屋書店 公式サイト

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