幕末ミステリーリサーチ File02 西郷どんのタマの痕!? #01 黒門に残る無数の穴!

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動画でBMRが演じているように、鬼謀の軍師・大村から布陣を聞かされた西郷は、多数の薩摩兵が死ぬかもしれない最激戦地を任されることに絶句したという。

あけましておめでとうございます! さあ、今年はいよいよ明治維新150周年ズバリの年! NHK大河ドラマ『西郷どん』も始まるし、昨年以上に幕末維新の話題が広がること間違いなし。【ボクらの維新通信社2018】でも、ますます幕末維新を楽しむためのおもしろアレコレを発信していきます!

初芝かやの隊員(写真左)は、幕末維新の男たちの友情話が大好物の元気っ娘。今回初めて調査ロケに出動と意気込んだのはいいのだが……。

■ 調査開始直後にトラブル発生?

そんな通信社の中でも、特に幕末維新ラブに溢れる俳優・声優・歴ドルたちが結成した幕末ミステリーリサーチ、通称BMR。【動画※1】

幕末の謎に体当たり! がモットーの彼らが今回調査するのは、東京は南千住の円通寺にある“黒門”だ。西郷隆盛を実質的総大将に、大村益次郎を総参謀に据えた東征軍が、彰義隊をはじめとする旧幕府残党が立て籠る上野のお山を攻めたのが上野戦争。その激戦の生き証人ともいえる黒門と、そこに遺された無数の弾痕を調査し、彰義隊や西郷たちの戦いに思いを馳せる、はずだったのだが……。ロバート・ウォーターマン隊長、桜丘麻衣隊員が待てど暮らせど、今回が調査初参加となる初芝かやの隊員がやって来ない。

■ いまはシャンシャン、昔はせごどんドーン!

いま、動物園のシャンシャンをひと目見ようとファミリー客で賑わい、レキシがパワープッシュソングの挨拶に訪れる西郷隆盛像がドーンと建つ上野のあの一帯は、150年前には上野戦争の戦場だった。慶応4年(1868)5月15日、西郷隆盛・大村益次郎が率いる東征軍は、上野寛永寺を拠点とする彰義隊ら旧幕府軍へ総攻撃を行なった。各所で両軍肉迫の白兵戦が繰り広げられ、本郷台からは佐賀藩のアームストロング砲弾がドドーンと降り注ぐ中、最激戦地となったのが寛永寺の黒門周辺。そして門の正面に布陣したのが、西郷さんの薩摩軍だった。

その黒門は、東征軍に睨まれながらも彰義隊士たちを弔った円通寺の和尚との縁で、南千住の同寺に移築されている。今回の調査ロケの現場も、当然円通寺なのだが、かやの隊員は黒門がもともとあった上野に向かってしまっていたのだ。

■ 無数の穴に身もだえ! これが史跡の楽しみ方

集合場所に現われないかやの隊員を待ちながら、二人の隊員は焦っていた。このままでは、前回の三鷹の二の舞になってしまう……。仕方ない。調査ロケを始めよう。

詳細はこちら↓前回の記事と動画から。https://news.walkerplus.com/article/131447/

黒門を前に、彰義隊や上野戦争について語りまくるBMR。実際には何度も撮り直しをした。フェンス越しでもハッキリと視認できる無数の弾痕に異様に圧倒されて、しばし言葉に詰まったり、逆に暴走したりしたからだ。

だって! この門も穴の一つ一つも、慶応4年5月当時のホンモノ!(修復はされているが) 幕末の志士の誰かが、実際に触り、銃に込め、撃ってえぐった弾の痕なのだ。150年前を、フィクションじゃなくリアルに伝える生き証人と思えば、とても冷静じゃいられない。

実際に西郷隆盛自身が銃を撃ったかは断定が難しいが、自ら黒門口の指揮に出向いていることは事実で、NHK大河『西郷どん』で(なぜか?)クローズアップされる有村俊斎こと後の海江田信義(演・高橋光臣)なんかがそのかたわらにいた。この無数の穴の中に、西郷どんが「撃たせた」痕があることは間違いないのであ~る。

ほかにも、坂本龍馬や桂小五郎と親交が厚く、甲州勝沼では近藤勇の甲陽鎮撫隊と戦った因州の河田左久馬や、その桂と練兵館でともに汗を流し、試衛館時代の近藤さんとも仲が良かった大村藩の渡辺昇の兄・清など、けっこうな人物たちが上野戦争で戦っているんだから、隊員たちの興奮も当然だ。

■ 今年はよりディープに参ります

黒門の裏からフェンスの中に入り、円通寺のご好意で正面側から撮らせていただくことにしたBMR一行。弾痕を目の前にして興奮MAX!(主に隊長が) 至近距離で見るとよりハッキリわかるが、穴は東征軍が攻めかかった側(門の正面側)から、彰義隊たちが守っていた裏側に向かって“上る確度”で貫通している。『ブラタモリ』でおなじみの高低差じゃないが、上野のお山の下と上とで戦闘が行なわれたリアルを感じられた。本や漫画じゃわからない、これぞ史跡の楽しみ方!

この穴の向こう側には、彰義隊の実質的リーダー・天野八郎や、箱館で土方歳三と一緒に戦う春日左衛門がいたし、伝承を信じれば新選組から別れた原田左之助もいたかもしれない。門を貫通した弾が、彼らをかすめたりビビらせたかもしれないとまで思いを馳せ、思わずウレションしそうになりつつ、次回「旧幕オールスター」の回に続くのであった。

■ NHK大河をしゃぶり尽くす新コーナー『西郷どんナナメ斬りッ!』

さて、今回の調査テーマとは別に、「動画30秒あたり」から始まっている新コーナー。NHK大河『西郷どん』に注目してやまないBMRや通信社の面々が、大河ドラマファン目線であれこれ妄想を広げたり、幕末史実マニア視点でシーンを分析したり、役者の立場で演技や演出を語って参ります。

毎週大河のオンエアを観てから、撮って出しで挑む新コーナーにもご期待ください!

■ 動画の※印解説!

動画※1【BMRとは?】 今回も※1は安定のBMRの説明。俳優や声優、歴ドルたちで構成される、幕末維新のミステリーを動画で追うサークルだ。

動画※2【円通寺の黒門】 上野戦争で「賊軍」とされた彰義隊士たちは、戦後も遺骸が放置され、埋葬を許されなかった。それを処罰覚悟で弔ったのが、円通寺の佛磨大和尚。彰義隊のパトロンだった三河屋幸三郎とともに隊士たちを火葬、供養した。その縁で黒門が同寺に移設・保護され、おかげで今こうして当時のリアルに触れることができる。

動画※3【勝海舟さんとか西郷隆盛】 勝にだけさん付けし、西郷どんを呼び捨てにするのは一貫して新選組推しの真衣隊員ゆえ、その愛の強さゆえ。ご勘弁いただければ幸いです。

動画※4【下から上に向かって】 記事と動画でお伝えしているように、上野戦争では黒門を挟んでお山の下と上とで激しい戦闘が繰り広げられた。動画の弾痕をじっくり見ると、弾丸がどういう角度で撃たれたかまでハッキリわかる。その場で起きた出来事を、“事実に基づいて”想像っていうか脳内再現すると、史跡をより一層楽しめるってことを言いたい。

動画※5【前から弾を込める】 1849年にフランスのクロード・エティエンヌ・ミニエー大尉によって開発されたミニエー銃は、幕末維新期の日本でも倒幕佐幕を問わず諸勢力に配備されたスタンダードな銃だった。銃のバレル部分のライフリング(施条)によって、旧来の日本の火縄銃より飛距離が長く、弾道も安定したが、複雑な手順でいちいち前(銃口)から弾と火薬を込めなければならず、次第に後装銃(手元側で弾丸を装填できる)にとってかわられた。

【ボクらの維新通信社2018/ロバート・ウォーターマン(KUROFUNE-United)】(東京ウォーカー・ロバート・ウォーターマン)

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