La Festa Mille Miglia 2014開催…クラシックカーが1,200kmを駆ける!

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東京都渋谷区にある明治神宮に集合した参加者たち。今年は119台がエントリー。大盛況であった

東京都渋谷区にある明治神宮に集合した参加者たち。今年は119台がエントリー。大盛況であった

クラシックカー・イベント真っ盛りとなる秋。その中でも最も有名かつ、人気の高いイベント、「La Festa Mille Miglia(ラ・フェスタ・ミッレ・ミリア) 2014」が10月17日から20日にかけて開催された。

1927年、いまから87年前にイタリアで「ミッレ・ミリア」は誕生した。古都ブレシアをスタートしローマまで南下。その後、別ルートを辿りながらブレシアまで戻るという都市を結んだ公道レースで、この距離がほぼ1,600キロであることから、イタリア語で1,000マイルを意味するミッレ・ミリアと名付けられた。

途中第2次世界大戦をはさんで1957年まで24回にわたって開催されたこの公道レースが、1982年に当時参加していた車両とその同型車を中心にクラシックカー・ラリーとして、しかもほぼ同じコースを使って復活した。もちろん現代であるから、最短時間を競うことはなく、3日間かけて走破するものである。

2014年も本国イタリアでは5月に開催され、日本からもクラシックカー・エンスージアストが複数組参加している。

そのミッレ・ミリアの日本版がこの「ラ・フェスタ・ミッレ・ミリア」だ。参加資格は、1919年から1967年の間に生産されたオリジナルクラシックカーで、18回目となる今回は119台がエントリー。戦前のブガッティやベントレーをはじめ、バルケッタ(イタリア語で小舟の意)と呼ばれる小排気量のオープン2シーター、1960年代のヨーロッパのスポーツカーが中心である。

17日は東京の明治神宮をスタート。代官山蔦屋書店を経由し群馬県水上市のサイクルスポーツセンターへ。その後新潟県湯沢のNASPAニューオータニにゴール。翌日は群馬県嬬恋村を通り軽井沢へ。3日目である19日は河口湖、富士スピードウェイなどを経て箱根へ。そして最終日は熱海、大磯を周りスタート地点と同じ明治神宮へゴールするという、トータル1,200キロほどの長距離を走破するクラシックカー・イベントである。


  • 1930年代のレースシーンを飾ったブガッティ・T35。通称グランプリブガッティと呼ばれるレーシングモデルである

  • OSCA・MT4。イタリアのバルケッタ(小舟)と呼ばれる小排気量の2シーターモデルで、OSCAは、今年100周年を迎えるマセラティを創設した、マセラティ兄弟

  • 1,200kmの長旅に準備の余念がない参加者たち。このクルマはイギリスのジャガーXK120。最近日本でもデビューしたジャガーFタイプの始祖にあたるクルマだ

  • 大人の遊びだから、こんなウィットに富んだステッカーが貼ってあるのも微笑ましい。1926年式ベントレー3リッタースピードモデル。そこから想像して、このステッカーを解読してみては

  • 明治神宮の神職による、交通安全と、イベント成功祈願が行われた

  • 明治神宮からブガッティT35がいよいよ1200kmの旅にスタートする

  • 1934年のMG PAミジェット。群馬から参加の矢部さん親子。今回は息子さんと参加だが、お嬢さんと参加することもあるという

  • 1937年のドライエ135C。いまはなくなってしまったフランスの高級自動車メーカー、ドライエがル・マン24時間レースなどに参加するために作った1台

  • いつも仲良しの松下夫妻は1947年のスタンゲリーニ・1100Sで参加。お二人で多くのクラシックカーイベントに参加している

  • タレントの堺正章氏は、1957年のマセラティ・200SIで参加。いつでもどこでも笑顔で周囲を明るくする、さすがエンターテイナーだ

  • スターティングフラッグを振るのは、元F1パイロットの鈴木亜久里氏。何度かこのイベントに参加をしたことはあるが、今回はスターター役として登場

  • 続々と明治神宮を後にする参加者たち

このイベントの魅力は多々あれど、参加者と観客の両方の視点で考えるとその間の交流が挙げられると思う。例えば、今回最初の通過ポイントである代官山蔦屋書店では、平日にもかかわらず、多くの観客が詰めかけ、参加車両に向けて声援を送り、それに参加者は手を振って応えるといった具合だ。この光景は、ここだけではなく、コースの途中でも、また、各日のゴール地点でも同様だ。


  • 代官山蔦屋に到着したのはマッチこと近藤真彦氏と1956年式アルファロメオ・ジュリエッタスパイダー

  • ゼッケン60番のフィアット・1200TVトランスフォーマビレを駆るのは、本国のミッレ・ミリアで優勝したジョルダーノ・モッツィ氏

  • 平日にもかかわらず、多くの観客が詰めかけた、代官山蔦屋書店

  • 観客の方々は、このようにして参加者に手を振って応援していた

2日目のゴール地点では、今回オースチン・ヒーレー100/4BN1で参加のミュージシャン、横山剣氏が気軽にファンとの受け答えや記念撮影に応じる姿も見られたほか、タレントの堺正章氏も、オープンモデルのマセラティ・200Sを駆り、晴天の長距離を走ったことでかなり疲れがたまっていたはずなのだが、笑顔でファンの声援に応えていた。


  • 2日目のゴール地点、軽井沢プリンスホテルに到着した1926年ブガッティ・T35。このチームは本国のミッレ・ミリアに参加し、上位に入賞する相当な猛者だ

  • 続々と軽井沢プリンスホテルに到着する参加者たち。左から1933年MG Kタイプマグナ。1948年ロゼッリ・1100スポルト。1947年スタンゲリーニ・1100S

  • 夕刻迫る並木道をゴールへ急ぐのは、1946年のMG TC。その後ろは1935年フィアット・508Sか

  • 同じく1948年チシタリア・204と1949年OSCA・MT4

  • 軽井沢プリンスホテルに無事にゴールしようとする、ミュージシャンの横山剣氏と1956年オースチン・ヒーレー100/4BN1

  • タレントの堺正章氏も、マセラティ・200SIとともに無事にゴールした

もちろん参加者は、自分の大好きなクラシックカーを思う存分走らせるのだから、楽しくないわけはない。しかし、そこだけにとどまらず、訪れた先での交流や、地域の活性化にもつながるクラシックカー・イベントがこの「ラ・フェスタ・ミッレミリア」なのだ。

(文・写真:内田俊一、写真:内田千鶴子・高橋七重)

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